こねこの詩

夢乃音

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一章 詩声にのせて

響く歌声

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  『 詩声~うたごえ~ 』
 私は自らのうたにリズムをつけて感情をのせて詩いました。

 音として耳に入り、音楽を紡ぎます。

 それはとても気持ちの良いものなのです。

 そうして私は生まれた詩声うたごえを動画サイトに投稿しました。

 しかしなかなか動画は思うように伸びません。

 ですので、SNSの相互さんたちに私の詩を広めてもらいました。

 数日後、私の詩動画は100,000再生され、SNSで私の詩を見てくれる人も増えました。

 そうしてネット上でほんのささやかに有名人になり、私の詩を曲にしてくれる人も増えてきた頃のことです。

 SNSの通知にDMが表示されているのです。

 誰が応援メッセージを送ってくれたのかなと思いながら私は開きました。

 しかし、ネットの中に引きずり込まれてしまいました。

 ……これは比喩表現ではありませんよ?

 文字通り・・・・、私はインターネットの空間の中に引きずり込まれてしまったのです。

 困りましたね……どうやって帰りましょうか。

 サイバーでエレクトリックな世界。

 私はせめてもの手がかりを探すために耳を澄ましました。

 「~♪」

 遠くからかすかに綺麗な歌声が聴こえてきます。

 歌詞は私が今までに紡いだ詩でした。

 どうなっているのかが気になったので私はその歌声の主の方へと歩き出しました。

 そしてその歌声の主と一緒に詩いたいと思っていました。

 私は希望を抱いて進みます。
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