落ちこぼれ淫魔ですが、純愛がしたい

たまとら

文字の大きさ
1 / 8

淫夢  〜奥様〜

しおりを挟む
奥様は眠っている。
豊かな乳房は重力に負けて流れている。
ちゃんと寝化粧されている顔は、アラフォー過ぎた感じ。
寝衣は黒でセクシーで、覗いた太ももはたっぷりだ。

レムスはごくんと生唾を飲んだ。
だって一週間ぶりの食事だ。
こういうたっぷりな体は柔らかくて、温かくて、気持ちいいに決まっている。
もしかしたら淫夢からの生気じゃ無くて。
それこそ、ぼ、僕の。その、筆下ろしをしてくれちゃうかもしれない。

『年上の女性は君みたいな可愛い子をかわいがるのが大好きだよ。』
って、インキュバスの先輩が言ってたし。
しかも、彼女はチェリーハンターとして有名らしい。
ソレを期待して、本体ごと飛んで来ちゃった♡
もう、もう、大人の階段登っちゃう感じ?



女の前に少年がいる。
葡萄の房のようにくるくるとした豊かな髪は金色で。
薄いピンクに染まった頬はふっくらしている。
大きな瞳は、キラキラ光を反射して、ルビーの様に赤い。

女は百戦錬磨の猛者だから、コレが淫夢だと直ぐに察した。
少年の淫魔。
ソレも、超、超可愛い極上品♡

女はうっとりと手を伸ばした。
少年の手はすべすべで、可愛い爪が桜貝のよう。
素敵。
素敵。
女は逃げられないように、少年の手をがっしりと掴んだ。

「え?」
積極的な反応に、レムスは首を傾げる。

「貴方は淫魔よね。」

「は、はい。」

「つまり、コレはわたくしの夢の中よね。」

赤い唇がにんまり笑う。
ばさっと音を立ててレムスの衣が剥がれ落ちた。
一瞬でまっ裸になった驚きでレムスは声も出ない。
いやぁ。奥様慣れてらっしゃる。
彼女の夢の中だから、もうなんでもなすがまま。

積極的。
いや、年上の貴婦人の淫夢ってこんな感じなの?
僕、やっぱり今日で童貞卒業して、大人の階段登っちゃう感じなのぉ。
ドキドキで耳まで赤くなり、羞恥でまっ裸がピンクに染まる。

もじもじするレムスの色付いた胸の飾りも。
恥ずかしくて下生えに隠れているペニスも。
奥様はにんまりした顔でしげしげと見つめていた。

そして
「アントーニォォッ‼︎」

その声と共に、誰かの気配が背後に湧き上がりレムスの腰に大きな手が掛かる。

ひえぇぇっ!
と仰け反って振り返るそこには、日に焼けた大きなマッチョがいた。
しかもまっ裸で。
ご立派なモノが引き締まった下腹に、ぱちんとつくくらいに勃ちあがっている。

3P‼︎
3Pなのっ‼︎
初めてで3Pって、ちょっと敷居が高いんだけどっ!


「庭師のアントニオと美少年って、凄くそそられるわよねぇ。」

奥様はいつのまにかベッドの横のテーブルセットでワインを嗜んでいた。

「好い声で鳴いて、わたくしを楽しませてね」

奥様の黒いセクシーな下着が、足を組んだ事であり得ないくらいめくり上げられている。
完全なる観客モードなのね。

「う~ん♡夢って、わたくしの思うがままで素敵ねぇ♡」



ぬぁんてこったぁ‼︎
彼女はだった。
奥様の淫夢はマッチョvs美少年ってことで…。

乳首をきゅっとつねられて、ペニスを握り込まれてレムスは叫んだ。



「ねぇ様!助けてぇー‼︎」


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

同性愛者であると言った兄の為(?)の家族会議

海林檎
BL
兄が同性愛者だと家族の前でカミングアウトした。 家族会議の内容がおかしい

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

過保護な父の歪んだ愛着。旅立ちを控えた俺の身体は、夜ごとに父の形で塗り潰される

中山(ほ)
BL
「パックの中、僕の形になっちゃったね」 夢か現か。耳元で囁かれる甘い声と、内側を執拗に掻き回す熱。翌朝、自室で目覚めたパックに、昨夜の記憶はない。ただ、疼くような下腹部の熱だけが残っていた。 相談しようと向かった相手こそが、自分を侵食している張本人だとも知らずに、パックは父の部屋の扉を開く。 このお話はムーンライトでも投稿してます〜

同僚に密室に連れ込まれてイケナイ状況です

暗黒神ゼブラ
BL
今日僕は同僚にごはんに誘われました

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。 性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。 (ムーンライトノベルにも掲載しています)

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

処理中です...