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人間界への準備
特訓してます
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今日もピシリと鞭が撓った。
くっそぉ‼︎
笑顔を浮かべたまま、レムスは腹の中で毒づく。
僕のぷりけつは鞭で赤い。
猿のように。
僕の白魚の指は鞭で横縞だ。
ゴンズイのように。
「はい、背筋を伸ばしてぇ。」
情け容赦の無い教師が、うっかり丸めた背中を指摘する。
はい、僕は今。絶賛特訓中です。
人間界に来ました。
受け入れ先はベルフェゴール公爵家で。
遠縁の子弟として行儀その他を仕込まれています。
その情け無い姿を公爵夫人は、ゆったりとカウチに座ってる見ています。
そのスタールビーの様な瞳がキラキラ瞬いて。
陽に晒された事のない、白い滑らかな頬と。
ぐっとドレスで持ち上げられて寄せられた胸の谷間からは、もう、フェロモンがダダ漏れです。
はい、彼女は先輩のサキュバスです。
楽しそうに、愛おしそうに、見ている姿は聖母のようだけど、まるっきり容赦はありません。
鞭を片手の家庭教師が、さんざダメ出しをしてからお辞儀をして帰って行きました。
…‥立ち振る舞い。
食事のマナー、ダンスレッスン。
あと、歴史や経済などの座学。
言葉ずかいも。
レムスはひんひん鳴きながら勉強しています。
ダナエがお茶セットの乗ったカートを押して来ました。
うっかり座るとお猿のお尻がヒリヒリするので、レムスはそっと座ります。
でもね、ガッツリ矯正されているので背筋はピンと伸ばし、顎は引き、指先一つ一つにまで意識を巡らせてお茶を頂きました。
公爵夫人は、そのグロス強めなローズピンクの唇をフワッとゆるめて『合格♡』と笑いました。
ホッとします。
やっぱりチェックしてやがりましたね。
でもここで気を緩めると追撃が始まるので、にっこりするだけにします。
ダナエもふふふッと笑いながら椅子に腰掛けて、三人のお茶会が始まりました。
「私も留学の時にここでお世話になったのよ。お姉様に、とても良くして頂いたわ。」
つまり…夫人は、ダナエよりかなり年上。
~~見えなーい!
ダナエだって、人間年齢60間近には見えないけどね。
だって、ほら、淫魔だし。
ウラノスの住人は、人間達に妖精や妖怪。
魔族と呼ばれている。
人間は魔力を少ししか持ってなくて。
大きな魔力で好き勝手するウラノスの住人をそう呼んでいた。
側から見ても人間とウラノスの住人はあまり差は無い。
一部で耳が立ってたり、指に水掻きがあったり、指が三本だったりするくらいだけど。
そんな見た目は認識阻害で誤魔化せる。
昔から人間界に行く住人は結構いて。
そこで人間と結婚したりしていた。
なんせ大きな魔力を血筋に入れられる。
しかも見かけは美形が多い。
そんな訳で結構ウェルカムで。
働く事を理解していない住人と暮らす為か、結構貴族が多かった。
新しい血を入れようと、なんか人間界の王と何千年前に話し合いがあったみたいで。
今では時期が来たら留学という形で勉強に行く。
そこで伴侶を見つけて暮らすのも、ウラノスに帰って宮殿に仕えるのも自由だ。
そんな訳で、レムスはサキュバスのお姉様が手綱をにぎる公爵家にお世話になっている。
くっそぉ‼︎
笑顔を浮かべたまま、レムスは腹の中で毒づく。
僕のぷりけつは鞭で赤い。
猿のように。
僕の白魚の指は鞭で横縞だ。
ゴンズイのように。
「はい、背筋を伸ばしてぇ。」
情け容赦の無い教師が、うっかり丸めた背中を指摘する。
はい、僕は今。絶賛特訓中です。
人間界に来ました。
受け入れ先はベルフェゴール公爵家で。
遠縁の子弟として行儀その他を仕込まれています。
その情け無い姿を公爵夫人は、ゆったりとカウチに座ってる見ています。
そのスタールビーの様な瞳がキラキラ瞬いて。
陽に晒された事のない、白い滑らかな頬と。
ぐっとドレスで持ち上げられて寄せられた胸の谷間からは、もう、フェロモンがダダ漏れです。
はい、彼女は先輩のサキュバスです。
楽しそうに、愛おしそうに、見ている姿は聖母のようだけど、まるっきり容赦はありません。
鞭を片手の家庭教師が、さんざダメ出しをしてからお辞儀をして帰って行きました。
…‥立ち振る舞い。
食事のマナー、ダンスレッスン。
あと、歴史や経済などの座学。
言葉ずかいも。
レムスはひんひん鳴きながら勉強しています。
ダナエがお茶セットの乗ったカートを押して来ました。
うっかり座るとお猿のお尻がヒリヒリするので、レムスはそっと座ります。
でもね、ガッツリ矯正されているので背筋はピンと伸ばし、顎は引き、指先一つ一つにまで意識を巡らせてお茶を頂きました。
公爵夫人は、そのグロス強めなローズピンクの唇をフワッとゆるめて『合格♡』と笑いました。
ホッとします。
やっぱりチェックしてやがりましたね。
でもここで気を緩めると追撃が始まるので、にっこりするだけにします。
ダナエもふふふッと笑いながら椅子に腰掛けて、三人のお茶会が始まりました。
「私も留学の時にここでお世話になったのよ。お姉様に、とても良くして頂いたわ。」
つまり…夫人は、ダナエよりかなり年上。
~~見えなーい!
ダナエだって、人間年齢60間近には見えないけどね。
だって、ほら、淫魔だし。
ウラノスの住人は、人間達に妖精や妖怪。
魔族と呼ばれている。
人間は魔力を少ししか持ってなくて。
大きな魔力で好き勝手するウラノスの住人をそう呼んでいた。
側から見ても人間とウラノスの住人はあまり差は無い。
一部で耳が立ってたり、指に水掻きがあったり、指が三本だったりするくらいだけど。
そんな見た目は認識阻害で誤魔化せる。
昔から人間界に行く住人は結構いて。
そこで人間と結婚したりしていた。
なんせ大きな魔力を血筋に入れられる。
しかも見かけは美形が多い。
そんな訳で結構ウェルカムで。
働く事を理解していない住人と暮らす為か、結構貴族が多かった。
新しい血を入れようと、なんか人間界の王と何千年前に話し合いがあったみたいで。
今では時期が来たら留学という形で勉強に行く。
そこで伴侶を見つけて暮らすのも、ウラノスに帰って宮殿に仕えるのも自由だ。
そんな訳で、レムスはサキュバスのお姉様が手綱をにぎる公爵家にお世話になっている。
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