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第6話 日の本 美女大百科

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第6話 日の本 美女大百科

 と、柄にもなくシリアルならぬシリアスになった私でした。

かっ、勘違いしないでね!

 いつもは元気いっぱい、時々変になる、愛らしい(誰も言ってくれないから自分でいう)安藤佐紀、4月からJK だよ!

 しっかし、喋れないのは、ヤバいな。

 どのくらいヤバいかっていうと、

 親友のラインのアカウント間違えて消しちゃた時ぐらい。しかも、その親友とたまたま口喧嘩中だった時ぐらいヤバい。(なっ、ヤバいだろ。)

 更に、目の前の美少女の名前も判らない。(これ、死活問題)まだある。

 ここがどこかも実は判らない。まさに、

「ここはどこ?私は、『こと?』」状態だ。

 ん( -_・)?、なになに?

 「こと」の記憶漁ればいいだろって?

 私もそう思って調べて見たんですよ。(自分の記憶を調べるのって変な感じだなぁ)

 そ、し、た、ら!

 最近、ここ1ヶ月の記憶がないことが判ったのです!!

 (ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ(イエーイじゃないよ😠)

 そう、イエーイじゃない。


 …目の前の、美少女の名前が判らない…。(…このネタまだまだ引っ張るよ!)

 ちなみに、美少女ちゃんは本に集中しているようだ。(真剣な顔も可愛いな)

……それにしても本か。…いいね。実は私、本が大好きなんだよね。(死因も小説読んでての歩きスマホだし)

 それにしても、戦国時代の本ってどんなのがあるんだろう?(゚∀゚*)(*゚∀゚)ワクワク

 そう思って、そこら辺の本(棚に入っているのも有るが、床に散乱しているのも多い。ぶちゃけ、ぐちゃぐちゃだ)を捲ってみる。

 幸い、とくは文字が読めるらしい。

 良かった、本当に良かった。

 英語(何で使うの?日本人なら、日本語で貫き通そうよ。ってレベルで無理。)でさえ読めないんだ。ここで新しい文字とか

マジ(本当に)、

ガチ(真剣に)、勘弁してほしい。


 シカーシ!!


 此は、文字じゃあない!

 たとえ、世界中の男性諸君が明言しても信じない。

信じないぞ。(……世界中の美少女が明言したら信じるかも?)

 此は、「線」だ、「線」。もう一度言います。

 文字じゃあない!!

 なんだよこれ、まるで私が小学生の頃に…

「ママー。見てー。繋がり文字~。」

 と言いつつ見せて、母さんに、

「マー、ヨクカケタワネー。」

 超憐れみの目、超棒読みで返されたやつだよ。

 同レベルだよ!(くずし文字を使っていた全ての人、ごめんなさい。)

 どんなに格好良く書いても、所詮「線」。

…安藤佐紀の感覚で見ると、

「格好良く書こうとしたんだな。

 わかる、わかる私も小学生の頃やったー www」

 としか、感じれないよ。

 そんな風に突っ込みつつ、

「日の本 美女大百科」という本を読んだ。
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