再会

ノッチ

文字の大きさ
上 下
3 / 8

夢 そして孤立無援のおはなし

しおりを挟む
こんな夢を見ました。反抗期で精神のおかしくなった僕は家中のものを壊し両親を困らせます。両親はあたふたとするだけでどうすることもできない。精神をやられた僕はガムシャラにoverdoseしています。リスペリドンが主だったようです。母は迷惑をかけた人に「あなたに○○円、あなたに○○円からができた」と言いながら嘆いています。病床の父は先祖の話をします。かなりの分限者だったんだ、オレの先祖はとこれも嘆きます。
 そこで僕は夢から目を覚まします。まるで夢の続きをするからなように僕は無性にある行いをします。
 何故かしら
 僕は冷蔵庫から2リットルのコーラを取り出し腐った不良のようにがぶ飲みします。昔なら酒をがぶ飲みしながら精神薬をオーバードーズしてしまいます。そして結局はりょうしん、親戚縁者に大迷惑をかけてしまうところです。
 でもコーラだけなのです。僕は妄想の中にいる自分を観ています。それは唯の夢だった事を。そしてYouTube をつけ森田童子の『たとえばぼくが死んだなら』をかけます。そんな時間が過ぎていきました。コーラが無くなるまで。無くなった後でも森田童子の歌を聴いています。

 一度森田童子の曲たちを聴いてください。こんな歌手が居たんだ。死にたくなるよ~、と呟く君の姿が見えます。でも心が無機質な安らぎを覚えるのです。

 如何でしたか?君はどんな感想を抱くでしょうか?
 あの頃僕は名画座でポルノばかりを見てました。自暴自棄になって。別にエロい訳でもな買ったんです。精神がやられていたのかもしれません。
 悲しい、苦しい日々でした。悶々としながらも。
 父さん、母さん、ゴメンね。御免なさい。こんな不肖な息子が生まれて。ろくでなし、それが僕でした。
父さん、母さん   ゴメン
 僕は大泣きします。号泣というやつらしいです。
 僕は一人で行きます。
しおりを挟む

処理中です...