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(16)SIDE:奏太
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先輩の逞しい胸板に背中を預け、僕は後孔に与えられる弱い刺激に悶えていた。
体内に渦巻く熱を吐き出してしまえば楽になることは、同じ男であり、そしてオメガの特性を知る先輩も分かっているはず。
それなのに、先輩は頑なに僕のペニスを触ってくれない。
僕を手に入れたいとか、乱暴したくないとか、先輩はそればかりを繰り返すけれど、飽和した頭では、その言葉をよく理解できない。
「うぅ、せんぱい、いじわる……」
さらに頬を膨らませてみせると、先輩は僕の耳もとに口を寄せ「ごめん」と謝罪の言葉を口にした。
僕は謝ってほしいわけではない。今にもはち切れそうになっているペニスを、その大きくて温かい手で扱き上げてほしいのだ。
先輩の手で陰茎部分を擦ってもらったら、指先で先端を弄ってもらったら、どんなに気持ちがいいだろうか。
想像するだけで全身が小刻みに震え、勃っているペニスも物欲しげにプルンと揺れる。
先輩にも僕のペニスの状態が見えているはずなのに、彼の右手は後孔付近を丁寧にマッサージするばかり。
――ぼくがホントの番じゃないから、おねがいを聞いてくれないのかな?
そうなのかもしれない。だから、何度お願いしても、先輩は触ってくれないのだ。
そう考えた途端、膨れていた頬から空気が抜け、しょんぼりとうなだれる。
名前のごとき輝かしい先輩の番が僕ではないことは最初から分かっていたのに、改めて認識すると、胸が締め付けられたように苦しい。
「奏太、どうした?」
しょぼくれている僕の顔に、先輩が唇をやんわりと押し付けてきた。
無言で首を横に振ると、その拍子にボロリと大粒の涙が零れる。
「イケなくて、つらいのか?」
そう問われて、どうなのだろうかと考える。
確かに、射精できない苦しさはずっと続いていた。だけど、この苦しみは精神的なものように思える。
ボロボロと涙を零す僕の頬に、先輩は何度もキスをする。
「泣いている奏太も可愛いけど、泣き止んでくれ」
僕だって、泣きたくない。ただでさえみっともない僕が、しゃくりあげている姿なんて、さらにみっともないはずだ。
先輩は優しいから泣いていても可愛いと言ってくれるけれど、中途半端なオメガの僕が可愛いはずはないから。
だけど、泣き止もうとするほどに、涙が溢れてしまう。
先輩が僕の頬をペロリと舐め、そして微かに苦笑した。
「泣くと体に余計な力が入るから、せっかく解した入り口が少し硬くなってるな」
そう言って、先輩は指で後孔をツン、と突っつく。
「ご、ごめ……、な、さい……」
泣きながら謝ると、先輩はまた僕の頬を舐めた。
「奏太が謝ることなんてないんだ。ほら、もっと俺に体を預けてごらん」
僕はヒック、ヒックとしゃくりあげながら、先輩の胸に背中をもたれさせる。僕よりも少しだけ体温が低くて筋肉質で広い胸にもたれかかると、その安定感にホッとした。
おかげで、ちょっとだけ涙が収まる。
先輩の左肩に後頭部を乗せて短く息を吐けば、先輩がスリスリと頬を寄せてきた。
「ああ、その調子だ。そろそろ、一本ぐらいは大丈夫か」
先輩は優しい声でそう呟くと、中指の先をクプリと後孔に差し入れてくる。粘液のおかげで、指先は難なく埋まった。
先輩は関節一つ分だけを埋め込み、右手を静かに前後させる。小さな動きだというのに、お尻の合間を伝い落ちるほど溢れている粘液のせいで、クチュ、クチュという水音がしてしまう。
その音が恥ずかしくて、視線をオドオドと彷徨わせた。
「聞こえるか? 奏太が、俺を欲しがっている音だよ。ああ、いい音だな」
先輩の声は、とても嬉しそうだ。僕にとっては恥ずかしい音なのに、先輩にとっては嬉しいものなのだと分かると、羞恥心が徐々に和らいでゆく。
心身のこわばりが溶けると、気持ちよさを拾い上げることができるようになった。先輩の長い中指が大きく前後すると、僕のナカがジワジワと疼きだす。
与えられる動きは単調なものなのに、零れる吐息がドンドン熱を帯びてゆく。
「は、あ……」
自然と嬌声が漏れ、先輩の肩に後頭部をなすりつけるように首を振った。
「指一本は、もう大丈夫だな。そろそろ二本にしてみるか」
先輩は根元まで埋めていた中指をいったん引き抜き、人差し指を添えて後孔をソロリと撫でる。一呼吸おいてから、ズブリと押し込んできた。
先輩の指はスラリとしているものの、二本ともなると、その存在感はかなりある。
ビックリしてしまった僕は、キュッと先輩の指を締め付けてしまった。
「奏太、力を抜いてくれないか。無理に動かしたら、ナカを傷つけてしまいそうだ」
言われるままに緊張を解こうとするけれど、疼いているナカは先輩の指から快感を得ようとして、さらに締め付けを増してしまう。
無意識のうちに快感を求めてしまい、自分から腰を動かしてしまうほどだ。
「や……、できな、い……」
浅い呼吸を繰り返しつつ訴えると、耳元で先輩がクスッと笑った。
「なら、意識を分散させるか」
そう言うが早いか、僕のお腹周りに巻き付いていた先輩の左腕が解かれる。そして、彼の左手が僕の左の乳首をギュッと摘まんできた。
「あっ!」
ビクンと体が跳ね、甲高い声が飛び出す。さんざん弄られた乳首を強い力で摘ままれたせいで、一瞬で意識が乳首に集中する。
しかし刺激が強すぎたせいで、余計に力が入ってしまった。
「悪い、ちょっと力を入れ過ぎた」
苦笑した先輩は、今度は人差し指の先を乳首に当て、ゆっくりと転がし始める。
硬くしこっている乳首が、時計回りに動く指に合わせてクニクニと形を変えた。その刺激は弱いけれど、過敏になっている乳首には気持ちいい。おかげで、僕の口からはしきりに甘い吐息だけが零れていた。
「ん、んっ、きもち、い……」
乳首から生まれる快感を素直に受け止めると、先輩の指を締め付けていた後孔から力が抜けてゆく。
「奏太、いい子だ」
とびきり優しい声で囁いた先輩は、揃えた二本の指をズブズブと挿入させてくる。
粘液を纏わせた二本の指は、一本の時よりも動きが激しい。それでも、滴る粘液の助けもあり、大きく早く動いたところで、痛みはいっさいなかった。
グチュグチュと粘着質な音を立て、先輩の指がナカを解す。卑猥な水音も、今は僕の官能を高めるスパイスとなっていて、体も思考もトロトロになってゆく。
愛撫を施される前よりも二回り近く大きくなった乳首は絶えず指で転がされ、たまに弱い力で挟み込まれ、そこで生まれた快感が霞みゆく思考に拍車をかけていた。
「く、ふ……」
鼻にかかった喘ぎが漏れる。僕の口は、しばらく前から、ずっと半開きだった。
力が抜けるにつれ、僕の足が自然に開いてゆく。左右に開かれた足の間を粘液に塗れた先輩の手が忙しなく動く様子は、ある種の焦燥感を生み出す。
もっと、気持ちよくなりたい。
この手も好きだけど、もっと先輩のことを近くで感じたい。
先輩の熱を、その存在感を、もっともっと味わいたい。
罪悪感は不規則な周期を持って僕の胸に湧き上がるようで、今は快感を得たい気持ちばかりがどんどん膨らんでいった。
僕はさらに自分から足を大きく割り開き、すぐそばにある先輩の顔に自分の頬を擦り付けた。
「可愛い。俺に甘えているのか?」
先輩の声に、僕はパチリと瞬きをする。
低く響く先輩の声さえも官能を刺激して、吐息も体も温度を上げた。
「わか、ん、ない……」
熱い、苦しい。早く、楽になりたい。
そればかりが頭の中を巡り、新たな粘液がドプリと溢れた。
その感覚にフルリと体を震わせると、先輩がフッと短く息を吐く。
「そうか……。まあ、それでいい。余計なことは、なにも考えなくていいんだ。奏太は、ただ気持ちよくなってくれればいいんだよ」
最後にキュッと乳首を摘まんで、先輩の左手が離れた。その腕をふたたび僕のお腹に回し、しっかりと抱き締めてくる。
「そろそろ、最後の仕上げだな」
すっかり指二本分の太さに慣れた後孔に、先輩は薬指を添えた三本を挿入してきた。
ズブッとやや強引に押し込まれた指が、ジュプジュプとナカを掻き混ぜている。僅かに圧迫感はあるものの、息が詰まるような苦しさはない。
先輩は前後の動きに加えて、手首を捻ってきた。
内側から押し広げられる感覚は、徐々に気持ちよさへと変わっていく。
「あ、ふ……」
うっとりと目を閉じて息を吐くと、先輩はクッと指を折り曲げて、ある一点をグイッと押し上げる。
「ああっ!」
あまりの気持ちよさに、僕の甲高い嬌声が寝室に響いた。仰け反りながらも、腰を突き上げてしまう。
「や、あっ、ソコ……、んっ」
「いい反応だ」
跳ねる僕の腰を左腕一本で抑え込みながら、先輩はもう一度その場所を指先で押した。
「あうっ!」
乳首を弄られたり、ナカに指が挿入されることも気持ちよかったけれど、内部のしこりを押し上げられる気持ちよさは別格だった。
体を震わせて喘ぐ僕を抱え込み、先輩はより深く指を埋め込んでくる。
「これなら、奏太をとことん気持ちよくしてあげられそうだな」
そう言って、先輩は何度も何度もしこりに刺激を与えてきたのだった。
体内に渦巻く熱を吐き出してしまえば楽になることは、同じ男であり、そしてオメガの特性を知る先輩も分かっているはず。
それなのに、先輩は頑なに僕のペニスを触ってくれない。
僕を手に入れたいとか、乱暴したくないとか、先輩はそればかりを繰り返すけれど、飽和した頭では、その言葉をよく理解できない。
「うぅ、せんぱい、いじわる……」
さらに頬を膨らませてみせると、先輩は僕の耳もとに口を寄せ「ごめん」と謝罪の言葉を口にした。
僕は謝ってほしいわけではない。今にもはち切れそうになっているペニスを、その大きくて温かい手で扱き上げてほしいのだ。
先輩の手で陰茎部分を擦ってもらったら、指先で先端を弄ってもらったら、どんなに気持ちがいいだろうか。
想像するだけで全身が小刻みに震え、勃っているペニスも物欲しげにプルンと揺れる。
先輩にも僕のペニスの状態が見えているはずなのに、彼の右手は後孔付近を丁寧にマッサージするばかり。
――ぼくがホントの番じゃないから、おねがいを聞いてくれないのかな?
そうなのかもしれない。だから、何度お願いしても、先輩は触ってくれないのだ。
そう考えた途端、膨れていた頬から空気が抜け、しょんぼりとうなだれる。
名前のごとき輝かしい先輩の番が僕ではないことは最初から分かっていたのに、改めて認識すると、胸が締め付けられたように苦しい。
「奏太、どうした?」
しょぼくれている僕の顔に、先輩が唇をやんわりと押し付けてきた。
無言で首を横に振ると、その拍子にボロリと大粒の涙が零れる。
「イケなくて、つらいのか?」
そう問われて、どうなのだろうかと考える。
確かに、射精できない苦しさはずっと続いていた。だけど、この苦しみは精神的なものように思える。
ボロボロと涙を零す僕の頬に、先輩は何度もキスをする。
「泣いている奏太も可愛いけど、泣き止んでくれ」
僕だって、泣きたくない。ただでさえみっともない僕が、しゃくりあげている姿なんて、さらにみっともないはずだ。
先輩は優しいから泣いていても可愛いと言ってくれるけれど、中途半端なオメガの僕が可愛いはずはないから。
だけど、泣き止もうとするほどに、涙が溢れてしまう。
先輩が僕の頬をペロリと舐め、そして微かに苦笑した。
「泣くと体に余計な力が入るから、せっかく解した入り口が少し硬くなってるな」
そう言って、先輩は指で後孔をツン、と突っつく。
「ご、ごめ……、な、さい……」
泣きながら謝ると、先輩はまた僕の頬を舐めた。
「奏太が謝ることなんてないんだ。ほら、もっと俺に体を預けてごらん」
僕はヒック、ヒックとしゃくりあげながら、先輩の胸に背中をもたれさせる。僕よりも少しだけ体温が低くて筋肉質で広い胸にもたれかかると、その安定感にホッとした。
おかげで、ちょっとだけ涙が収まる。
先輩の左肩に後頭部を乗せて短く息を吐けば、先輩がスリスリと頬を寄せてきた。
「ああ、その調子だ。そろそろ、一本ぐらいは大丈夫か」
先輩は優しい声でそう呟くと、中指の先をクプリと後孔に差し入れてくる。粘液のおかげで、指先は難なく埋まった。
先輩は関節一つ分だけを埋め込み、右手を静かに前後させる。小さな動きだというのに、お尻の合間を伝い落ちるほど溢れている粘液のせいで、クチュ、クチュという水音がしてしまう。
その音が恥ずかしくて、視線をオドオドと彷徨わせた。
「聞こえるか? 奏太が、俺を欲しがっている音だよ。ああ、いい音だな」
先輩の声は、とても嬉しそうだ。僕にとっては恥ずかしい音なのに、先輩にとっては嬉しいものなのだと分かると、羞恥心が徐々に和らいでゆく。
心身のこわばりが溶けると、気持ちよさを拾い上げることができるようになった。先輩の長い中指が大きく前後すると、僕のナカがジワジワと疼きだす。
与えられる動きは単調なものなのに、零れる吐息がドンドン熱を帯びてゆく。
「は、あ……」
自然と嬌声が漏れ、先輩の肩に後頭部をなすりつけるように首を振った。
「指一本は、もう大丈夫だな。そろそろ二本にしてみるか」
先輩は根元まで埋めていた中指をいったん引き抜き、人差し指を添えて後孔をソロリと撫でる。一呼吸おいてから、ズブリと押し込んできた。
先輩の指はスラリとしているものの、二本ともなると、その存在感はかなりある。
ビックリしてしまった僕は、キュッと先輩の指を締め付けてしまった。
「奏太、力を抜いてくれないか。無理に動かしたら、ナカを傷つけてしまいそうだ」
言われるままに緊張を解こうとするけれど、疼いているナカは先輩の指から快感を得ようとして、さらに締め付けを増してしまう。
無意識のうちに快感を求めてしまい、自分から腰を動かしてしまうほどだ。
「や……、できな、い……」
浅い呼吸を繰り返しつつ訴えると、耳元で先輩がクスッと笑った。
「なら、意識を分散させるか」
そう言うが早いか、僕のお腹周りに巻き付いていた先輩の左腕が解かれる。そして、彼の左手が僕の左の乳首をギュッと摘まんできた。
「あっ!」
ビクンと体が跳ね、甲高い声が飛び出す。さんざん弄られた乳首を強い力で摘ままれたせいで、一瞬で意識が乳首に集中する。
しかし刺激が強すぎたせいで、余計に力が入ってしまった。
「悪い、ちょっと力を入れ過ぎた」
苦笑した先輩は、今度は人差し指の先を乳首に当て、ゆっくりと転がし始める。
硬くしこっている乳首が、時計回りに動く指に合わせてクニクニと形を変えた。その刺激は弱いけれど、過敏になっている乳首には気持ちいい。おかげで、僕の口からはしきりに甘い吐息だけが零れていた。
「ん、んっ、きもち、い……」
乳首から生まれる快感を素直に受け止めると、先輩の指を締め付けていた後孔から力が抜けてゆく。
「奏太、いい子だ」
とびきり優しい声で囁いた先輩は、揃えた二本の指をズブズブと挿入させてくる。
粘液を纏わせた二本の指は、一本の時よりも動きが激しい。それでも、滴る粘液の助けもあり、大きく早く動いたところで、痛みはいっさいなかった。
グチュグチュと粘着質な音を立て、先輩の指がナカを解す。卑猥な水音も、今は僕の官能を高めるスパイスとなっていて、体も思考もトロトロになってゆく。
愛撫を施される前よりも二回り近く大きくなった乳首は絶えず指で転がされ、たまに弱い力で挟み込まれ、そこで生まれた快感が霞みゆく思考に拍車をかけていた。
「く、ふ……」
鼻にかかった喘ぎが漏れる。僕の口は、しばらく前から、ずっと半開きだった。
力が抜けるにつれ、僕の足が自然に開いてゆく。左右に開かれた足の間を粘液に塗れた先輩の手が忙しなく動く様子は、ある種の焦燥感を生み出す。
もっと、気持ちよくなりたい。
この手も好きだけど、もっと先輩のことを近くで感じたい。
先輩の熱を、その存在感を、もっともっと味わいたい。
罪悪感は不規則な周期を持って僕の胸に湧き上がるようで、今は快感を得たい気持ちばかりがどんどん膨らんでいった。
僕はさらに自分から足を大きく割り開き、すぐそばにある先輩の顔に自分の頬を擦り付けた。
「可愛い。俺に甘えているのか?」
先輩の声に、僕はパチリと瞬きをする。
低く響く先輩の声さえも官能を刺激して、吐息も体も温度を上げた。
「わか、ん、ない……」
熱い、苦しい。早く、楽になりたい。
そればかりが頭の中を巡り、新たな粘液がドプリと溢れた。
その感覚にフルリと体を震わせると、先輩がフッと短く息を吐く。
「そうか……。まあ、それでいい。余計なことは、なにも考えなくていいんだ。奏太は、ただ気持ちよくなってくれればいいんだよ」
最後にキュッと乳首を摘まんで、先輩の左手が離れた。その腕をふたたび僕のお腹に回し、しっかりと抱き締めてくる。
「そろそろ、最後の仕上げだな」
すっかり指二本分の太さに慣れた後孔に、先輩は薬指を添えた三本を挿入してきた。
ズブッとやや強引に押し込まれた指が、ジュプジュプとナカを掻き混ぜている。僅かに圧迫感はあるものの、息が詰まるような苦しさはない。
先輩は前後の動きに加えて、手首を捻ってきた。
内側から押し広げられる感覚は、徐々に気持ちよさへと変わっていく。
「あ、ふ……」
うっとりと目を閉じて息を吐くと、先輩はクッと指を折り曲げて、ある一点をグイッと押し上げる。
「ああっ!」
あまりの気持ちよさに、僕の甲高い嬌声が寝室に響いた。仰け反りながらも、腰を突き上げてしまう。
「や、あっ、ソコ……、んっ」
「いい反応だ」
跳ねる僕の腰を左腕一本で抑え込みながら、先輩はもう一度その場所を指先で押した。
「あうっ!」
乳首を弄られたり、ナカに指が挿入されることも気持ちよかったけれど、内部のしこりを押し上げられる気持ちよさは別格だった。
体を震わせて喘ぐ僕を抱え込み、先輩はより深く指を埋め込んでくる。
「これなら、奏太をとことん気持ちよくしてあげられそうだな」
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