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第6章 最後の神獣
70-戦場へ
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「ルナ、ただいま!」
「お帰りなさい!あなた、私この子の名前を考えてみたの。」
「そうなの!?」
「ええ。ドゥフディさんにもアドバイスもらったけど。」
「へえ。どんなアドバイス?」
「あなたと私の名前から一部取るのが良いんじゃないかって。」
「それは良いね。それで、ルナが考えた名前は?」
「『マモル』っていうのはどうかしら?」
「おお、良いね!かなり日本的な名前だけど、悠馬のマから来てるなら、馬を守るっていう意味にもなるし、とても良いと思う。」
確か名字では、『馬守』って書いて『マモリ』というのがあったはずだ。
「ありがとう、あなた!」
「それで決まりだね!おめでとう、マモル!」
マモルはちょうどルナのお乳を飲むのをやめて、こちらを向いたのでそう言って頭を撫でた。
気持ち良さそうにしているが、絶対僕の言っていることは理解していないな。
~~~
コリーさんから、大侵略の本陣が現れたかも知れないという連絡が入った。
「かも知れない」というのは、また先発隊の可能性もあからだ。
残っている記録を見るに、先発隊による襲撃の回数は定まっていない様だ。
なので、当然ながら前回の第三陣も最初は本陣ではないかと警戒された。
しばらくしても、他の場所に侵略者が現れないため、本陣ではないと断定できたのだ。
その後、僕はギルドマスターたちやセベスさんと話し合いの場を設けた。
実際に中心となって動いたのは、ボルムさんだけど……。
僕は三回の先発隊による襲撃の情報を提供し、各ギルドや勇者はどう動くべきかの議論を行った。
体制は、次の様な感じだ。
西はセルリアとバーン。
当然、ほとんど勇者も、こちらに配置する。
リーソンは、強い冒険者たちもいるし、天狐さん(レモンが言うには、攻撃には向いていないが、守ることは得意なようだ)もいるから大丈夫だろう。
なお、セベスさんによると、エラスは街を守るくらいは自分たちでできるとのことだった。
北はヴァミリオ。
カラドリウスの山の麓の村については、話し合いでは保留になったが、後でカラドリウスに確認しに行ったら、自分に任せてくれれば良いとのことだった。
東はジェイダ。
セラネスも、竜人パーティをはじめ強い冒険者が多いので、問題なさそうだ。
南はレモン。
レモンは幻術メインとするため、攻撃のために、西に続いて勇者を多く配置することになっている。
タルトは軍事メインの街なので、心配ないだろう。
クレアのお母さんがいた場所は、クレアがステラと共に守るらしい。
妊娠しているのに大丈夫か心配したが、魔物は妊娠中でも特に気にすることはないと言われた。
ただし、ステラはテレポートの役目があるので、皆が配置に着くまでは、クレアだけということになる。
中央に位置するワーテンはは、そもそも侵略者が辿り着ける可能性は低いし、万一の時はイリディに結界を張ってもらえば良い。
なお、僕はステラと共にそれぞれのところに赴くが、最終的にはまだ敵が未知である南に配置されることになった。
僕を乗せて飛ぶことができるセルリアとヴァミリオは別行動のため無理かと思ったのだが、ちょうどリフィが帰って来て、乗せてくれると言うのでお願いすることにしたのだ。
ちなみに、帰って来たのは、発情したからではなく、世界の異常を感じたかららしい。
こういう感覚は、グリフォンの子である事に関係しているのだろうか。
また、話し合いの時、連絡手段として各ギルドにあるらしい通信具も借りた。
第二陣、第三陣の時は、ワーテンのギルドから家に人が来てたが、極力早く対応できた方が良いという訳だ。
先程入った連絡では、最初に現れたのは西ということで、先ずはバーンに念話で伝え、そちらに向かってもらった。
そして、セルリアを連れて向かおうとしていたら、またコリーさんから連絡が入った。
「ユウマさん、今度は北に侵略者が現れた様です。今回は、本隊ということで間違い無さそうです。各地のギルドもそれに備えて動き出しました。」
「わかりました。では、こちらも予定通り配置に着きます。」
そう言って通信具を置いた僕は、集まっていた皆の方を向いた。
「いよいよか。」
セルリアの呟きに、僕は頷きで返した。
「聞いた通り、大侵略の本隊が現れたみたいだ。改めて、皆の力でこの世界を守って欲しい。」
「今更何言ってるの?当然でしょ?」
「そうよー。私たちが神獣というのを忘れてないかしらー?」
「ボクたちに任せて!」
「……皆、ありがとう。」
レモン、ジェイダ、それに、ヴァミリオが各々言葉を返した。
「あなた、気を付けてね。」
ルナがこちらに進み出て来た。
ドフディはここにいないから、恐らく部屋でマモルを見てくれているのだろう。
「大丈夫だよ。」
「この家は私たちが守るので、心配せず行って来てください。」
そう言ったのは、イリディ。
「ありがとう。じゃあ、行って来るね。ステラ、お願い。」
「わかったわ。」
~~~
南に侵略者が現れたという連絡があったのは、最後だった。
「ステラ、ありがとう!何度も申し訳なかったね。」
「問題ないわ。じゃあ、アタシはクレアの所に行くわね。」
「うん、お願いね。リフィもよろしく。」
「はーい!」
ステラと別れた僕たちは、テレポートポイントからリフィに乗って、コリーさんに指示された場所に向かった。
レモンは、相変わらず、僕に抱えられている。
「あれみたいだよ。」
リフィがいち早く、侵略者の集団を発見した。
と言っても、僕には全く見えなかったが……。
さすがに、目が良いようだ。
しばらくすると、僕にも侵略者の姿が見えてきた。
そして、その侵略者は、人に近い姿をしていた。
ただ、微妙に人と違うので、それが凄く気持ち悪かった。
「レモン、よろしくね!」
「任せて!」
「どこかへ降ろしてもらう?」
「空からの方が見通せるし、ひとまず、ここから幻術を使ってみるわ。」
レモンが幻術を使うと、侵略者たちは、仲間同士で相戦い始めた。
見事に、幻術に掛かっているようだ。
知能が高い方が幻術に掛かりやすいらしいので、この侵略者の知能はそこそこ高いのだろう。
侵略者たちは、同士討ちですぐ壊滅状態になり、そこへ勇者たちが攻め込んで行った。
え?これ、楽勝過ぎない?
「お帰りなさい!あなた、私この子の名前を考えてみたの。」
「そうなの!?」
「ええ。ドゥフディさんにもアドバイスもらったけど。」
「へえ。どんなアドバイス?」
「あなたと私の名前から一部取るのが良いんじゃないかって。」
「それは良いね。それで、ルナが考えた名前は?」
「『マモル』っていうのはどうかしら?」
「おお、良いね!かなり日本的な名前だけど、悠馬のマから来てるなら、馬を守るっていう意味にもなるし、とても良いと思う。」
確か名字では、『馬守』って書いて『マモリ』というのがあったはずだ。
「ありがとう、あなた!」
「それで決まりだね!おめでとう、マモル!」
マモルはちょうどルナのお乳を飲むのをやめて、こちらを向いたのでそう言って頭を撫でた。
気持ち良さそうにしているが、絶対僕の言っていることは理解していないな。
~~~
コリーさんから、大侵略の本陣が現れたかも知れないという連絡が入った。
「かも知れない」というのは、また先発隊の可能性もあからだ。
残っている記録を見るに、先発隊による襲撃の回数は定まっていない様だ。
なので、当然ながら前回の第三陣も最初は本陣ではないかと警戒された。
しばらくしても、他の場所に侵略者が現れないため、本陣ではないと断定できたのだ。
その後、僕はギルドマスターたちやセベスさんと話し合いの場を設けた。
実際に中心となって動いたのは、ボルムさんだけど……。
僕は三回の先発隊による襲撃の情報を提供し、各ギルドや勇者はどう動くべきかの議論を行った。
体制は、次の様な感じだ。
西はセルリアとバーン。
当然、ほとんど勇者も、こちらに配置する。
リーソンは、強い冒険者たちもいるし、天狐さん(レモンが言うには、攻撃には向いていないが、守ることは得意なようだ)もいるから大丈夫だろう。
なお、セベスさんによると、エラスは街を守るくらいは自分たちでできるとのことだった。
北はヴァミリオ。
カラドリウスの山の麓の村については、話し合いでは保留になったが、後でカラドリウスに確認しに行ったら、自分に任せてくれれば良いとのことだった。
東はジェイダ。
セラネスも、竜人パーティをはじめ強い冒険者が多いので、問題なさそうだ。
南はレモン。
レモンは幻術メインとするため、攻撃のために、西に続いて勇者を多く配置することになっている。
タルトは軍事メインの街なので、心配ないだろう。
クレアのお母さんがいた場所は、クレアがステラと共に守るらしい。
妊娠しているのに大丈夫か心配したが、魔物は妊娠中でも特に気にすることはないと言われた。
ただし、ステラはテレポートの役目があるので、皆が配置に着くまでは、クレアだけということになる。
中央に位置するワーテンはは、そもそも侵略者が辿り着ける可能性は低いし、万一の時はイリディに結界を張ってもらえば良い。
なお、僕はステラと共にそれぞれのところに赴くが、最終的にはまだ敵が未知である南に配置されることになった。
僕を乗せて飛ぶことができるセルリアとヴァミリオは別行動のため無理かと思ったのだが、ちょうどリフィが帰って来て、乗せてくれると言うのでお願いすることにしたのだ。
ちなみに、帰って来たのは、発情したからではなく、世界の異常を感じたかららしい。
こういう感覚は、グリフォンの子である事に関係しているのだろうか。
また、話し合いの時、連絡手段として各ギルドにあるらしい通信具も借りた。
第二陣、第三陣の時は、ワーテンのギルドから家に人が来てたが、極力早く対応できた方が良いという訳だ。
先程入った連絡では、最初に現れたのは西ということで、先ずはバーンに念話で伝え、そちらに向かってもらった。
そして、セルリアを連れて向かおうとしていたら、またコリーさんから連絡が入った。
「ユウマさん、今度は北に侵略者が現れた様です。今回は、本隊ということで間違い無さそうです。各地のギルドもそれに備えて動き出しました。」
「わかりました。では、こちらも予定通り配置に着きます。」
そう言って通信具を置いた僕は、集まっていた皆の方を向いた。
「いよいよか。」
セルリアの呟きに、僕は頷きで返した。
「聞いた通り、大侵略の本隊が現れたみたいだ。改めて、皆の力でこの世界を守って欲しい。」
「今更何言ってるの?当然でしょ?」
「そうよー。私たちが神獣というのを忘れてないかしらー?」
「ボクたちに任せて!」
「……皆、ありがとう。」
レモン、ジェイダ、それに、ヴァミリオが各々言葉を返した。
「あなた、気を付けてね。」
ルナがこちらに進み出て来た。
ドフディはここにいないから、恐らく部屋でマモルを見てくれているのだろう。
「大丈夫だよ。」
「この家は私たちが守るので、心配せず行って来てください。」
そう言ったのは、イリディ。
「ありがとう。じゃあ、行って来るね。ステラ、お願い。」
「わかったわ。」
~~~
南に侵略者が現れたという連絡があったのは、最後だった。
「ステラ、ありがとう!何度も申し訳なかったね。」
「問題ないわ。じゃあ、アタシはクレアの所に行くわね。」
「うん、お願いね。リフィもよろしく。」
「はーい!」
ステラと別れた僕たちは、テレポートポイントからリフィに乗って、コリーさんに指示された場所に向かった。
レモンは、相変わらず、僕に抱えられている。
「あれみたいだよ。」
リフィがいち早く、侵略者の集団を発見した。
と言っても、僕には全く見えなかったが……。
さすがに、目が良いようだ。
しばらくすると、僕にも侵略者の姿が見えてきた。
そして、その侵略者は、人に近い姿をしていた。
ただ、微妙に人と違うので、それが凄く気持ち悪かった。
「レモン、よろしくね!」
「任せて!」
「どこかへ降ろしてもらう?」
「空からの方が見通せるし、ひとまず、ここから幻術を使ってみるわ。」
レモンが幻術を使うと、侵略者たちは、仲間同士で相戦い始めた。
見事に、幻術に掛かっているようだ。
知能が高い方が幻術に掛かりやすいらしいので、この侵略者の知能はそこそこ高いのだろう。
侵略者たちは、同士討ちですぐ壊滅状態になり、そこへ勇者たちが攻め込んで行った。
え?これ、楽勝過ぎない?
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