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時すでに遅しとはこういう事だね!!
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「って?倒された!?」
「はい。ちょうど、先ほどにアメリカのトップヒーロー。シャイニーによって討伐されました。」
私と同じようにドレスを身に纏ったVさん。
私たち魔法少女の役割は主にヒーローのサポートなど主流で、ここでは秩序保安委員会の一つの組織、特対捕獲分析連合のサポートをしているらしい。
特対捕獲分析連合とは、秩序保安委員会の組織の一つで、主に怪獣の分析などを取り行う組織の一つ。
「ちょっと、そこの魔法少女くん。少し良いかい?」
「あ、すいません。少し呼ばれました。行ってきますね。」
「あ…はい…行ってらっしゃい。」
夜にギラギラと輝く掲示看板。
大きな交差点の真ん中で、怪獣は真っ二つに斬られて倒されていた。
「どうやって…こんなこと…」
「やあ、お嬢ちゃん。君は魔法少女の人かな?」
「えっと…」
私は後ろを振り返り、声のした方向を向くと、そこにはゴーグルをつけて、体にパワードスーツのような物を見にまとい、まるでサイボーグかと思うかのような金属の体をした男の人が居た。
「もしかして、最近噂の死刑執行人って君のこと?」
そう言いながら男の人は、ゴーグルを外す。
ゴーグルの下には明らかに外国人のような深い堀の刻まれた目が露わになる。
何処か優しそうで、それで居て、強そうなイメージを纏う、男性に私は…「えっと…あなたは?」と質問する。
男性は、ポカンと鉄砲玉を喰らったような顔をすると、苦笑いをした後「こっちでは有名じゃないのかな?」とつぶやいた後
「アメリカでトップヒーローをやってるシャイニーという男だ。よろしく」
と言いながら手を目の前に出す。
「え!?あ、あなたがシャイニー!?」
なんとなく名前はニュースで聞いたことがある、その名前に私は少したじろぐと、それを察したシャイニーさんは、またもや苦笑いをして、「そ、そんなに驚かなくても…ヒーローをやっていれば一度は俺と会うよ。」
と落ち着いた様子で言った。
「そ…そうなんですか…?」
「まあ、俺はいろんな国を飛んでいるからね。」
「じゃあ、これをやったのも…」と言いながらブラックモンスターの死体を指さす。
「ああ。これも俺がやったね。」
「す、すごい…こんな巨大な怪獣を真っ二つになんて…」
すると、シャイニーさんは大袈裟に手を叩きながら「君こそ、この怪獣のオリジンの頭をぶっ飛ばしたって聞いたけど?単なる噂だったかな?」
「あ…そういえばそうだった…」
またもや、シャイニーさんはアメリカ人らしい笑い声を夜に響かせる。
「ていうか…オリジンってのは…?」
「君が初めて倒した怪獣ってさ、ブラックモンスターっていう怪獣だろ?この怪獣はその改造版のような存在らしいよ?さっき分析連合の人たちが言っていた。」
「それって…双子…とかっていうことですか」
「ふふ、君は考え方が面白いね!そうじゃないんだ。怪獣が意図的に作られた恐れがあるってことさ。」
「え!?そ、それって…」
「感染ウイルスや放射線、色々な手があるが、今のところ人間による故意的な物だと捉えて良い。」
「それってどういうことですか…?」
「怪獣が突発的に現れた。それが2回もだ。」
そういえば…私が初めてブラックモンスターに遭遇した時も…ブラックモンスターはビルの中から現れていた…
ビルを突き破ってきたのかと思えば、ビルの奥の道は特に攻撃された気配もなかったし…
「今回の場合、この交差点の真ん中に突如として現れたんだ。おかげで死人がわんさか出たよ…」
「そ…そんな…」
「ま、この御時世、死人が出ることなんて普通だよ。それに今回は12人ほどで止められたんだ。まだ良い方さ。」
それで良いのだろうか…
そんな脇役みたいな扱いをしていて…
死んだ人を大切にしていた大切していた人が居るだろうに…
「仕方ないことなんだよ…」
「そうなんでしょうか…」
「もしかしたらヒーローとか…いや、人類に人類の裏切り者がいるかもね…」
「そんな…!!!」
人類の裏切り者…それは、人間を辞めて怪人として悪行を働こうとする者。
もしかしたら…霧矢くんだって…
「まあ、まだ可能性の話だし。ウイルス感染の恐れだってある。君は戦闘に特化した魔法少女だろ?見るからに未成年だ。そろそろ家に帰ったほうが良さそうだぞ?なんせ今は8時だからな。」
「あ…そうですね…」
「早く帰った方が良い。家の人が心配_」
「私に家の人は居ません」
シャイニーさんが言い切るよりも先にそう告げた。
「おっと…すまなかったな…」
「いえ良いんです。慣れてますんで。」
霧矢くんによって新たに作られた新しい感情と、今までにあったどうしても埋まらない空っぽの感情。
その空っぽの感情を抱えながら、物足りなさを感じながら私は夜の道を歩く。
家に帰ったとしても、この物足りなさが埋まることは無い。
「悲しい…のかな?」
改めて実感する。
死者12人の内、私のようになってしまう人がいるかもしれない。
やっぱり守れなかったのかな…
「仕方ないことなんだよ…」
そう…あの事は仕方なかったし…
「あ!そうだ!良いこと思いついちゃった!!」
________________________________
「ふわぁ…良くねたぁ…」
片足の失われた新鮮な感覚と共に、俺はあくびをして朝を起きる。
目をこすり、また二度寝しようと布団をかぶ…
「ん!?」
朝6時。
俺のベッドの側に、奏音は居た。
「な、なんで…奏音が寝てるんだ…?」
まるでお姫様かのように目を瞑りながら俺のベッドに寄り掛かる奏音は、白い肌が朝日によって白く輝き、とても綺麗に思えた。
「か、可愛い…」
これは惚れるしかないだろ…と思いながら、俺は奏音がねているのを良いことに頭を撫でる。
昔飼っていた猫を撫でる感覚によく似ていると、思いつつ、俺は奏音が目を開いて顔を赤くするまで、俺は奏音の頭を撫で続けた。
ブラックモンスター改
死者:12名
怪我人:25人
戦死者:0人
少し前に現れたブラックモンスターのよく似た怪獣。
主な攻撃はビーム光線などがあったようだが、そんな事をする暇も与えずにシャイニーが討伐し、被害は最小限に抑えられた。
「はい。ちょうど、先ほどにアメリカのトップヒーロー。シャイニーによって討伐されました。」
私と同じようにドレスを身に纏ったVさん。
私たち魔法少女の役割は主にヒーローのサポートなど主流で、ここでは秩序保安委員会の一つの組織、特対捕獲分析連合のサポートをしているらしい。
特対捕獲分析連合とは、秩序保安委員会の組織の一つで、主に怪獣の分析などを取り行う組織の一つ。
「ちょっと、そこの魔法少女くん。少し良いかい?」
「あ、すいません。少し呼ばれました。行ってきますね。」
「あ…はい…行ってらっしゃい。」
夜にギラギラと輝く掲示看板。
大きな交差点の真ん中で、怪獣は真っ二つに斬られて倒されていた。
「どうやって…こんなこと…」
「やあ、お嬢ちゃん。君は魔法少女の人かな?」
「えっと…」
私は後ろを振り返り、声のした方向を向くと、そこにはゴーグルをつけて、体にパワードスーツのような物を見にまとい、まるでサイボーグかと思うかのような金属の体をした男の人が居た。
「もしかして、最近噂の死刑執行人って君のこと?」
そう言いながら男の人は、ゴーグルを外す。
ゴーグルの下には明らかに外国人のような深い堀の刻まれた目が露わになる。
何処か優しそうで、それで居て、強そうなイメージを纏う、男性に私は…「えっと…あなたは?」と質問する。
男性は、ポカンと鉄砲玉を喰らったような顔をすると、苦笑いをした後「こっちでは有名じゃないのかな?」とつぶやいた後
「アメリカでトップヒーローをやってるシャイニーという男だ。よろしく」
と言いながら手を目の前に出す。
「え!?あ、あなたがシャイニー!?」
なんとなく名前はニュースで聞いたことがある、その名前に私は少したじろぐと、それを察したシャイニーさんは、またもや苦笑いをして、「そ、そんなに驚かなくても…ヒーローをやっていれば一度は俺と会うよ。」
と落ち着いた様子で言った。
「そ…そうなんですか…?」
「まあ、俺はいろんな国を飛んでいるからね。」
「じゃあ、これをやったのも…」と言いながらブラックモンスターの死体を指さす。
「ああ。これも俺がやったね。」
「す、すごい…こんな巨大な怪獣を真っ二つになんて…」
すると、シャイニーさんは大袈裟に手を叩きながら「君こそ、この怪獣のオリジンの頭をぶっ飛ばしたって聞いたけど?単なる噂だったかな?」
「あ…そういえばそうだった…」
またもや、シャイニーさんはアメリカ人らしい笑い声を夜に響かせる。
「ていうか…オリジンってのは…?」
「君が初めて倒した怪獣ってさ、ブラックモンスターっていう怪獣だろ?この怪獣はその改造版のような存在らしいよ?さっき分析連合の人たちが言っていた。」
「それって…双子…とかっていうことですか」
「ふふ、君は考え方が面白いね!そうじゃないんだ。怪獣が意図的に作られた恐れがあるってことさ。」
「え!?そ、それって…」
「感染ウイルスや放射線、色々な手があるが、今のところ人間による故意的な物だと捉えて良い。」
「それってどういうことですか…?」
「怪獣が突発的に現れた。それが2回もだ。」
そういえば…私が初めてブラックモンスターに遭遇した時も…ブラックモンスターはビルの中から現れていた…
ビルを突き破ってきたのかと思えば、ビルの奥の道は特に攻撃された気配もなかったし…
「今回の場合、この交差点の真ん中に突如として現れたんだ。おかげで死人がわんさか出たよ…」
「そ…そんな…」
「ま、この御時世、死人が出ることなんて普通だよ。それに今回は12人ほどで止められたんだ。まだ良い方さ。」
それで良いのだろうか…
そんな脇役みたいな扱いをしていて…
死んだ人を大切にしていた大切していた人が居るだろうに…
「仕方ないことなんだよ…」
「そうなんでしょうか…」
「もしかしたらヒーローとか…いや、人類に人類の裏切り者がいるかもね…」
「そんな…!!!」
人類の裏切り者…それは、人間を辞めて怪人として悪行を働こうとする者。
もしかしたら…霧矢くんだって…
「まあ、まだ可能性の話だし。ウイルス感染の恐れだってある。君は戦闘に特化した魔法少女だろ?見るからに未成年だ。そろそろ家に帰ったほうが良さそうだぞ?なんせ今は8時だからな。」
「あ…そうですね…」
「早く帰った方が良い。家の人が心配_」
「私に家の人は居ません」
シャイニーさんが言い切るよりも先にそう告げた。
「おっと…すまなかったな…」
「いえ良いんです。慣れてますんで。」
霧矢くんによって新たに作られた新しい感情と、今までにあったどうしても埋まらない空っぽの感情。
その空っぽの感情を抱えながら、物足りなさを感じながら私は夜の道を歩く。
家に帰ったとしても、この物足りなさが埋まることは無い。
「悲しい…のかな?」
改めて実感する。
死者12人の内、私のようになってしまう人がいるかもしれない。
やっぱり守れなかったのかな…
「仕方ないことなんだよ…」
そう…あの事は仕方なかったし…
「あ!そうだ!良いこと思いついちゃった!!」
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「ふわぁ…良くねたぁ…」
片足の失われた新鮮な感覚と共に、俺はあくびをして朝を起きる。
目をこすり、また二度寝しようと布団をかぶ…
「ん!?」
朝6時。
俺のベッドの側に、奏音は居た。
「な、なんで…奏音が寝てるんだ…?」
まるでお姫様かのように目を瞑りながら俺のベッドに寄り掛かる奏音は、白い肌が朝日によって白く輝き、とても綺麗に思えた。
「か、可愛い…」
これは惚れるしかないだろ…と思いながら、俺は奏音がねているのを良いことに頭を撫でる。
昔飼っていた猫を撫でる感覚によく似ていると、思いつつ、俺は奏音が目を開いて顔を赤くするまで、俺は奏音の頭を撫で続けた。
ブラックモンスター改
死者:12名
怪我人:25人
戦死者:0人
少し前に現れたブラックモンスターのよく似た怪獣。
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