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始まり〜シイ村
子ども部屋改造
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「どんな感じにしたい?
こーんな感じにもできるし~
こんな感じにもできるよ。
好きな色や形はある?
なんでもいいよ、言ってみて!
言ってくれなきゃわからないよー」
魔法で部屋の壁をいろんな色、いろんな柄に変えていく。
黄色、ピンク、青、黄緑、金色、天井には太陽と月と星、それからたくさんのモビールをぶらさげた。
壁いっぱいのドラゴン、反対にはフェンリルと追いかけっこするグリフォン、下の方には緑の草の隙間にホーンラビットの群れ。
異世界の子ども達が好きなもの、憧れるものってなんだろう。
大剣を振りかざす勇者、白馬にのり、マントを翻してやってくる王子様、煌びやかなティアラを頭にのせて長いヴェールと豪華なドラスを着たお姫様。
あとは、偉大なる魔法使いかな?
立派なロープを着こなして、大きな杖を掲げて極限魔法を展開する大魔法使い。
ベッドは女の子の憧れ、天蓋付きのベッドに羽毛たっぷりのふかふかあったか布団。
男の子は、ドラゴンの背に乗って寝る形にしたフレームベッドを2つ。
部屋の照明も可愛くした。
カーテンも星空柄でヒラヒラレースをつけたり、タンスもピンク、青、黄緑にしてみた。
タンスの中には魔法で出したお洋服。
女の子にはワンピースと、外で遊べるような服も。
男の子にはヒラヒラブラウスと短パン。
幼い男の子は短パンと決まっているのです!
肌着や帽子、靴、バッグなども入れてあげた。
あと、女の子にはドレッサーにカチューシャとか、髪飾りもね。
お部屋の至る所に私の大好きなぬいぐるみ、大小様々な動物を置いて、背の低い本棚には絵本をたくさん差し込んだ。
あ!ハンモックもあったら楽しいかも!
部屋の角を使ってハンモックを設置。
あと、子どもが好きそうなものっていったら、テントだよねー!
こういう狭くて薄暗いところに隠れたりするのって、母親のお腹にいた時の安心感を思い出すのか、それこそ本能的に入りたがるよね!
ケンカしないように小さめを3個出してあげた。
それから玩具。
柔らか素材の特大ブロックはいかがでしょう?
この世界の貴族の家にだってこんなにデカいブロックはないはずだ。
あと、私が好きなロバァちゃん!
ロバに跨って、耳を掴んでボヨンボヨンと跳ねて遊ぶやつ。
ロバのロバァちゃんだよ。
黄色で可愛いね!
大中小とサイズの違うものを出して、私も跨ってみる。
ボヨンボヨン
わぁー!
おもしろいなぁー!
建物内はこれで移動してみようかな。
誰かとめて
さすがに享年87歳のおばあちゃんがすることじゃないよね。
妖精だからなんでも好きなことしてもいいんだよって、わかっちゃいるけど、なんか違うんだよなー
なんて考えていたけど、ちょっとボヨンボヨンしたらすぐに満足しちゃったよ。
ロバァちゃんから降りたら、マルコが貸してくれって!
大の大人がロバァちゃんの耳を掴んでボヨンボヨンしている・・・・・・
に、にあわない!!!!!
キモい!!!!!
キモいけど、マルコは童心に還ったかのように夢の世界を突っ走る少年の顔をしていた。
そんな顔、見たくなかった・・・・・・
キモいぜ・・・・・・
気を取り直して、ドアから部屋を一望するととても賑やかな子どもらしいお部屋になっていた。
私きっとこんな子ども部屋が欲しかったんだと思う。
とてもワクワクするよ。
まるで貴族の子ども部屋?
見たことないからわからないけど、きっとそれくらい凄いと思う。
3人とも大興奮で、めちゃくちゃ喜んでくれた。
キャーキャーワーワーいって大騒ぎ。
マルコも、俺もこんな部屋が良い、ロバァちゃんが欲しいと呟いていた。
優しい妖精がいたら、きっとマルコの部屋に特大ロバァちゃん黄色を送っていると思うよ。
「で、どうする?
何かご希望は?」
部屋の全てに夢中になってもはや私の声が届かないようだった。
視界に入るもの全てに興奮して止まらない。
毛足の長い絨毯にダイブしてまで喜びを表現していた。
落ち着けーい!
希望はー???
要望はー???
・・・・・・ま、いっか。
このまま自由にさせておこう。
好みや要望はまた今度、聞いたら都度模様替えをしてあげよう。
んー、子どもの面倒を見る大人が必要だな。
教育もしたい。
よし、私の希望を取り入れた幼児教育をしてくれるナニーと家庭教師を雇おう!
こーんな感じにもできるし~
こんな感じにもできるよ。
好きな色や形はある?
なんでもいいよ、言ってみて!
言ってくれなきゃわからないよー」
魔法で部屋の壁をいろんな色、いろんな柄に変えていく。
黄色、ピンク、青、黄緑、金色、天井には太陽と月と星、それからたくさんのモビールをぶらさげた。
壁いっぱいのドラゴン、反対にはフェンリルと追いかけっこするグリフォン、下の方には緑の草の隙間にホーンラビットの群れ。
異世界の子ども達が好きなもの、憧れるものってなんだろう。
大剣を振りかざす勇者、白馬にのり、マントを翻してやってくる王子様、煌びやかなティアラを頭にのせて長いヴェールと豪華なドラスを着たお姫様。
あとは、偉大なる魔法使いかな?
立派なロープを着こなして、大きな杖を掲げて極限魔法を展開する大魔法使い。
ベッドは女の子の憧れ、天蓋付きのベッドに羽毛たっぷりのふかふかあったか布団。
男の子は、ドラゴンの背に乗って寝る形にしたフレームベッドを2つ。
部屋の照明も可愛くした。
カーテンも星空柄でヒラヒラレースをつけたり、タンスもピンク、青、黄緑にしてみた。
タンスの中には魔法で出したお洋服。
女の子にはワンピースと、外で遊べるような服も。
男の子にはヒラヒラブラウスと短パン。
幼い男の子は短パンと決まっているのです!
肌着や帽子、靴、バッグなども入れてあげた。
あと、女の子にはドレッサーにカチューシャとか、髪飾りもね。
お部屋の至る所に私の大好きなぬいぐるみ、大小様々な動物を置いて、背の低い本棚には絵本をたくさん差し込んだ。
あ!ハンモックもあったら楽しいかも!
部屋の角を使ってハンモックを設置。
あと、子どもが好きそうなものっていったら、テントだよねー!
こういう狭くて薄暗いところに隠れたりするのって、母親のお腹にいた時の安心感を思い出すのか、それこそ本能的に入りたがるよね!
ケンカしないように小さめを3個出してあげた。
それから玩具。
柔らか素材の特大ブロックはいかがでしょう?
この世界の貴族の家にだってこんなにデカいブロックはないはずだ。
あと、私が好きなロバァちゃん!
ロバに跨って、耳を掴んでボヨンボヨンと跳ねて遊ぶやつ。
ロバのロバァちゃんだよ。
黄色で可愛いね!
大中小とサイズの違うものを出して、私も跨ってみる。
ボヨンボヨン
わぁー!
おもしろいなぁー!
建物内はこれで移動してみようかな。
誰かとめて
さすがに享年87歳のおばあちゃんがすることじゃないよね。
妖精だからなんでも好きなことしてもいいんだよって、わかっちゃいるけど、なんか違うんだよなー
なんて考えていたけど、ちょっとボヨンボヨンしたらすぐに満足しちゃったよ。
ロバァちゃんから降りたら、マルコが貸してくれって!
大の大人がロバァちゃんの耳を掴んでボヨンボヨンしている・・・・・・
に、にあわない!!!!!
キモい!!!!!
キモいけど、マルコは童心に還ったかのように夢の世界を突っ走る少年の顔をしていた。
そんな顔、見たくなかった・・・・・・
キモいぜ・・・・・・
気を取り直して、ドアから部屋を一望するととても賑やかな子どもらしいお部屋になっていた。
私きっとこんな子ども部屋が欲しかったんだと思う。
とてもワクワクするよ。
まるで貴族の子ども部屋?
見たことないからわからないけど、きっとそれくらい凄いと思う。
3人とも大興奮で、めちゃくちゃ喜んでくれた。
キャーキャーワーワーいって大騒ぎ。
マルコも、俺もこんな部屋が良い、ロバァちゃんが欲しいと呟いていた。
優しい妖精がいたら、きっとマルコの部屋に特大ロバァちゃん黄色を送っていると思うよ。
「で、どうする?
何かご希望は?」
部屋の全てに夢中になってもはや私の声が届かないようだった。
視界に入るもの全てに興奮して止まらない。
毛足の長い絨毯にダイブしてまで喜びを表現していた。
落ち着けーい!
希望はー???
要望はー???
・・・・・・ま、いっか。
このまま自由にさせておこう。
好みや要望はまた今度、聞いたら都度模様替えをしてあげよう。
んー、子どもの面倒を見る大人が必要だな。
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