上 下
16 / 24

異臭

しおりを挟む
しばらくの間
瑠花の遺体を家に置いておくと
異臭が放った

「保冷剤を置いていたが限界か。」

そういうと佐藤はホームセンターへ行き
ノコギリやハンマーを買い
家の中で瑠花の遺体を解体しだした

「休日の今日に済まさねば。」

ギコギコ

グロテスクにも腕を切り落とし
足を切り落とし解体し
それをラップや新聞紙で巻いて
冷蔵庫へ保管する

「これで落ち着く。」

全てを終えると
椅子に座りコーヒーを飲みくつろぐ佐藤
最初は達成感や解放感があったが
次第に虚しくなった
しおりを挟む

処理中です...