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本編まであと少し!!②
──カチャッ──
(レオ様、今日もぐっすりおやすみね)
夜中レオナルドの部屋に入り、彼を愛でるという一時のリラックスタイムの習慣は変わっていない。フィーヌは今日もそーっとベッドに近づいた。
(今日も綺麗な寝顔だわ・・・主人公もイチコロね)
この寝顔を眺める機会も、残り少ないだろう。あと三ヶ月でレオナルドは王立学園に入学して寮住まいを選択するのだ。フィーヌは実家から通っており、一足早く学園に入学している。既にフィーヌは物語のとおりに取り巻きを作っており、主人公を陥れる準備は万端だ。
(レオ様、もう少しで、私からの地獄から放たれますからね)
フィーヌはいつものようにレオナルドの頬にキスをした。大きく成長した獅子の耳に、フィーヌは時折ハムッと咥える。するとレオナルドの耳はピクピクと動き、フィーヌはとても癒されるのだ。
──ハムハムハムハム──
(うーん、癖になる)
夢中になりハムハムしていると、力強い手でベッドの中に引き込まれる。ベッドの中でレオナルドに抱きしめられる形となったフィーヌは必死に抵抗して離れようとするも、離れることができない。
「離しなさいっ・・・」
「すぅ・・・」
(ね、寝てるの!?)
レオナルドは寝ているようだ。フィーヌは力んでいた力を抜いた。
(レオ様の胸・・・こんなに広かったのね)
大きく硬い胸に抱かれ、フィーヌの心臓はドキドキとしてきた。レオナルドのムスクのような男らしい匂いが鼻を刺激する。
(レオ様の匂いに包まれて、天国みたい)
その匂いをかぎスゥーと息を吸うとなぜかフィーヌは変な気分になり、下半身がズクンとなる。
(レ、レオ様に対して邪心を持つなんて私、なんてことをっ・・・!)
あくまでフィーヌはゲームの傍観者で、レオナルドの幸せを祈るだけである。性奴隷腹ボテエンドを避けるためフィーヌは国外へと逃げる準備も着々と進めてきた。それまでフィーヌは悪役を演じ続けるのだ。
「ひゃ・・・」
そんなことを考えていると、胸の中にレオナルドが顔を埋めた。今の服装はネグリジェなので、もろにレオナルドの息が胸に当たってくすぐったい。
(やだ、レオ様は母の胸が恋しいのかしらね)
胸の中でスヤスヤ寝ているレオナルドは可愛らしい。そんな彼を見ているとフィーヌも眠くなってきた。
(ん・・・眠たい・・・)
「すぅ・・・」
フィーヌはとうとう眠気に勝てず眠ってしまった。
(レオ様、今日もぐっすりおやすみね)
夜中レオナルドの部屋に入り、彼を愛でるという一時のリラックスタイムの習慣は変わっていない。フィーヌは今日もそーっとベッドに近づいた。
(今日も綺麗な寝顔だわ・・・主人公もイチコロね)
この寝顔を眺める機会も、残り少ないだろう。あと三ヶ月でレオナルドは王立学園に入学して寮住まいを選択するのだ。フィーヌは実家から通っており、一足早く学園に入学している。既にフィーヌは物語のとおりに取り巻きを作っており、主人公を陥れる準備は万端だ。
(レオ様、もう少しで、私からの地獄から放たれますからね)
フィーヌはいつものようにレオナルドの頬にキスをした。大きく成長した獅子の耳に、フィーヌは時折ハムッと咥える。するとレオナルドの耳はピクピクと動き、フィーヌはとても癒されるのだ。
──ハムハムハムハム──
(うーん、癖になる)
夢中になりハムハムしていると、力強い手でベッドの中に引き込まれる。ベッドの中でレオナルドに抱きしめられる形となったフィーヌは必死に抵抗して離れようとするも、離れることができない。
「離しなさいっ・・・」
「すぅ・・・」
(ね、寝てるの!?)
レオナルドは寝ているようだ。フィーヌは力んでいた力を抜いた。
(レオ様の胸・・・こんなに広かったのね)
大きく硬い胸に抱かれ、フィーヌの心臓はドキドキとしてきた。レオナルドのムスクのような男らしい匂いが鼻を刺激する。
(レオ様の匂いに包まれて、天国みたい)
その匂いをかぎスゥーと息を吸うとなぜかフィーヌは変な気分になり、下半身がズクンとなる。
(レ、レオ様に対して邪心を持つなんて私、なんてことをっ・・・!)
あくまでフィーヌはゲームの傍観者で、レオナルドの幸せを祈るだけである。性奴隷腹ボテエンドを避けるためフィーヌは国外へと逃げる準備も着々と進めてきた。それまでフィーヌは悪役を演じ続けるのだ。
「ひゃ・・・」
そんなことを考えていると、胸の中にレオナルドが顔を埋めた。今の服装はネグリジェなので、もろにレオナルドの息が胸に当たってくすぐったい。
(やだ、レオ様は母の胸が恋しいのかしらね)
胸の中でスヤスヤ寝ているレオナルドは可愛らしい。そんな彼を見ているとフィーヌも眠くなってきた。
(ん・・・眠たい・・・)
「すぅ・・・」
フィーヌはとうとう眠気に勝てず眠ってしまった。
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