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バカな義姉~レオナルド視点~
「すぅう・・・」
(やっと寝たな)
レオナルドは狸寝入りを止め、フィーヌの寝顔を見た。彼女が毎日部屋に忍び込んできていることに、この屋敷にきてすぐに気がついた。レオナルドは毎回寝たふりをしているのだが、獣人の弱点となる耳を撫でられたり甘噛みされたときに、何度彼女を襲おうと思ったか分からない。彼女は獣人に関しての知識がほぼゼロに等しいのではないだろうか。
(毎日毎日こんな無防備な格好で、危ないったら)
レオナルドは娼婦の子で、母は毎晩違う男に抱かれていた。食事もほとんど与えられないレオナルドは盗みを働きながら過ごしていた。急に父親だと現れ連れてこられた屋敷に戸惑っていると、目の前に人形のような女の子が立っていた。
(あの時は本気で動く人形が本当にあると信じたくらいだ)
しかし屋敷で生活し始め、コロコロと変わる表情の女の子は人形ではないと実感した。彼女は何故かレオナルドに対して冷たい言葉を浴びせるのだが、心が伴っていないことに、人を伺うように生きてきたレオナルドはすぐに分かった。
『このケーキ、不味いからあなたが食べなさい』
(今日はあなたの誕生日でしょ?)
『あなたが入れたての温かい風呂に入る権利はないわ。・・・私の汚い残り湯に入りなさい』
(風邪引くから温かいお風呂に入りなさい)
『頭の弱い人間ね、死ぬ気で勉強なさい』
(家庭教師と一緒に勉強しましょう)
義母が激昂し、レオナルドをお仕置き部屋に入れ殴ろうとすると義姉は「このクズは私が殴っておきますわ!!」と言って義母を部屋から出した。そして全く痛くもない鞭で遠慮がちにペチッと叩くのだ。転倒して怪我をすれば「私の下僕が怪我をするなんて許しませんからね!!」(怪我痛そうだけど大丈夫?)と言って塗り薬を塗らせるところが微笑ましくレオナルドが笑顔を見せると、彼女は頬を染め兎の右耳がくにゃりと曲がるのが可愛い。
(嬉しいと右耳が折れるのも姉上は気づいていないのだろうな)
彼女と毎日過ごし、今ではフィーヌの言葉の裏の意味を翻訳することは容易い。初めて彼女が部屋に入ってきたときは身構えたが、悪意がないことが分かり毎回寝たふりをする羽目になっている。
(この年になっても続けるなんて、バカだ)
思春期となり、フィーヌの匂いでいっぱいになった風呂を嗅いでいると下半身がむず痒くなった。獣人は嗅覚が冴えているので吸い込んだ彼女の匂いは麻薬のようにレオナルドをクラクラとさせた。はっきりと彼女に発情していると分かったのは彼女が夜中レオナルドの耳を甘噛みした時である。グンと下半身が立ち上がり、布団の中で右手でソレを擦ると一瞬で達してしまった。彼女はレオナルドの耳に夢中で気づいていないようだったが・・・。
(いっぱい匂いついてきたな、でもまだ足りない)
(やっと寝たな)
レオナルドは狸寝入りを止め、フィーヌの寝顔を見た。彼女が毎日部屋に忍び込んできていることに、この屋敷にきてすぐに気がついた。レオナルドは毎回寝たふりをしているのだが、獣人の弱点となる耳を撫でられたり甘噛みされたときに、何度彼女を襲おうと思ったか分からない。彼女は獣人に関しての知識がほぼゼロに等しいのではないだろうか。
(毎日毎日こんな無防備な格好で、危ないったら)
レオナルドは娼婦の子で、母は毎晩違う男に抱かれていた。食事もほとんど与えられないレオナルドは盗みを働きながら過ごしていた。急に父親だと現れ連れてこられた屋敷に戸惑っていると、目の前に人形のような女の子が立っていた。
(あの時は本気で動く人形が本当にあると信じたくらいだ)
しかし屋敷で生活し始め、コロコロと変わる表情の女の子は人形ではないと実感した。彼女は何故かレオナルドに対して冷たい言葉を浴びせるのだが、心が伴っていないことに、人を伺うように生きてきたレオナルドはすぐに分かった。
『このケーキ、不味いからあなたが食べなさい』
(今日はあなたの誕生日でしょ?)
『あなたが入れたての温かい風呂に入る権利はないわ。・・・私の汚い残り湯に入りなさい』
(風邪引くから温かいお風呂に入りなさい)
『頭の弱い人間ね、死ぬ気で勉強なさい』
(家庭教師と一緒に勉強しましょう)
義母が激昂し、レオナルドをお仕置き部屋に入れ殴ろうとすると義姉は「このクズは私が殴っておきますわ!!」と言って義母を部屋から出した。そして全く痛くもない鞭で遠慮がちにペチッと叩くのだ。転倒して怪我をすれば「私の下僕が怪我をするなんて許しませんからね!!」(怪我痛そうだけど大丈夫?)と言って塗り薬を塗らせるところが微笑ましくレオナルドが笑顔を見せると、彼女は頬を染め兎の右耳がくにゃりと曲がるのが可愛い。
(嬉しいと右耳が折れるのも姉上は気づいていないのだろうな)
彼女と毎日過ごし、今ではフィーヌの言葉の裏の意味を翻訳することは容易い。初めて彼女が部屋に入ってきたときは身構えたが、悪意がないことが分かり毎回寝たふりをする羽目になっている。
(この年になっても続けるなんて、バカだ)
思春期となり、フィーヌの匂いでいっぱいになった風呂を嗅いでいると下半身がむず痒くなった。獣人は嗅覚が冴えているので吸い込んだ彼女の匂いは麻薬のようにレオナルドをクラクラとさせた。はっきりと彼女に発情していると分かったのは彼女が夜中レオナルドの耳を甘噛みした時である。グンと下半身が立ち上がり、布団の中で右手でソレを擦ると一瞬で達してしまった。彼女はレオナルドの耳に夢中で気づいていないようだったが・・・。
(いっぱい匂いついてきたな、でもまだ足りない)
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