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断罪イベントの黒幕
※今話と次話は胸糞注意報ですm(_ _)m本編もあと残り9話となっております!!
(痛っ・・・)
頭のズキズキとした痛みと共にフィーヌは意識を取り戻した。体は椅子に紐で縛られているようで身動きができない。目で部屋を見渡すと、この何もない陰湿で、怪しげなカーテンのある部屋に既視感を感じる。
(ここは・・・まさか・・・)
「起きたわね。フィーヌさん。いえ、性奴隷さんとお呼びした方が良いかしら」
「あなたは・・・」
フィーヌは目を見開いた。足をプラプラ揺らしながら目の前の椅子に座っているのは、ゲームの主人公であるユリだ。彼女は仮面をかぶり、顔の上半分を隠している。
「なんで・・・」
「ふふふ、驚いてるようね」
ユリは主人公の前に座り、ニコニコと笑っている。仮面の奥に見える天真爛漫な笑顔の瞳は、暗く輝いている。
「だって、フィーヌちゃん全~然イベントちゃんと発生してくれないんだもん。レオナルドだって全然ゲームと違うしぃ」
「っ・・・やっぱりあなたも転生者なのねっ」
「奴隷市に私のこと売り渡そうともしないから、私、上の人に頼んであなたを奴隷に落としてって頼んじゃった。テヘ」
「なんでそんなこと・・・」
ユリはニコリとしながらフィーヌの唇に彼女の唇をつけた。
「んんん!!」
「私フィーヌちゃんのこと、前世のときからずーっと好きだったの。強がりで傲慢で美しくて・・・そんなあなたの歪んだ顔が一番大好き!!」
ユリはフィーヌの顎を上げる。今までどうして気づかなかったのだろうか。彼女がどこか狂っているのは一目瞭然である。
「私男でも女でもどっちでもいけるのよ。ゲームのレオ君は可愛いかったけど、今のレオ君はあんま好きじゃないわね。やっぱフィーヌちゃんが一番推しだわ♪」
「っ・・・」
「一番好きなのが、最後にあなたが性奴隷に落ちるシーンね。何回も何回も何回も何回も犯されて、最後にはおちんちんなしでは生きられない体になっちゃうやつ。これから生で見るのめっちゃ楽しみ♪」
フィーヌはショックで意識が飛びそうになる。いくら足掻いても、フィーヌはゲーム通りになる運命なのだ。
(今まで準備してきたのも・・・水の泡だわ)
レイヴン王国へ持っていく予定の荷物はクロウに預かってもらっている。クロウはそろそろ自分の国と向き合わないといけないからレイヴン王国に一度戻ると決心したようで、彼も旅に同行することになったのだ。
「第二王子派の貴族の皆様があなたの悪行を暴露してくれるそうだから、安心して性奴隷堕ちしてね♪あなたがどうなったって誰も心配しないわ」
「私何もしてないっ・・・」
「ふふふ、最近は兎の耳がついたピンクの鬘被って、幼い女の子たちを誘拐してたの。女の子たちもあなたがやったって証言するわよね」
「そ、そんなっ・・・」
フィーヌは嵌められたのだ。よりにもよって、レオナルドと幸せになって欲しいと願っていた相手が、悪の張本人であったのだ。
(痛っ・・・)
頭のズキズキとした痛みと共にフィーヌは意識を取り戻した。体は椅子に紐で縛られているようで身動きができない。目で部屋を見渡すと、この何もない陰湿で、怪しげなカーテンのある部屋に既視感を感じる。
(ここは・・・まさか・・・)
「起きたわね。フィーヌさん。いえ、性奴隷さんとお呼びした方が良いかしら」
「あなたは・・・」
フィーヌは目を見開いた。足をプラプラ揺らしながら目の前の椅子に座っているのは、ゲームの主人公であるユリだ。彼女は仮面をかぶり、顔の上半分を隠している。
「なんで・・・」
「ふふふ、驚いてるようね」
ユリは主人公の前に座り、ニコニコと笑っている。仮面の奥に見える天真爛漫な笑顔の瞳は、暗く輝いている。
「だって、フィーヌちゃん全~然イベントちゃんと発生してくれないんだもん。レオナルドだって全然ゲームと違うしぃ」
「っ・・・やっぱりあなたも転生者なのねっ」
「奴隷市に私のこと売り渡そうともしないから、私、上の人に頼んであなたを奴隷に落としてって頼んじゃった。テヘ」
「なんでそんなこと・・・」
ユリはニコリとしながらフィーヌの唇に彼女の唇をつけた。
「んんん!!」
「私フィーヌちゃんのこと、前世のときからずーっと好きだったの。強がりで傲慢で美しくて・・・そんなあなたの歪んだ顔が一番大好き!!」
ユリはフィーヌの顎を上げる。今までどうして気づかなかったのだろうか。彼女がどこか狂っているのは一目瞭然である。
「私男でも女でもどっちでもいけるのよ。ゲームのレオ君は可愛いかったけど、今のレオ君はあんま好きじゃないわね。やっぱフィーヌちゃんが一番推しだわ♪」
「っ・・・」
「一番好きなのが、最後にあなたが性奴隷に落ちるシーンね。何回も何回も何回も何回も犯されて、最後にはおちんちんなしでは生きられない体になっちゃうやつ。これから生で見るのめっちゃ楽しみ♪」
フィーヌはショックで意識が飛びそうになる。いくら足掻いても、フィーヌはゲーム通りになる運命なのだ。
(今まで準備してきたのも・・・水の泡だわ)
レイヴン王国へ持っていく予定の荷物はクロウに預かってもらっている。クロウはそろそろ自分の国と向き合わないといけないからレイヴン王国に一度戻ると決心したようで、彼も旅に同行することになったのだ。
「第二王子派の貴族の皆様があなたの悪行を暴露してくれるそうだから、安心して性奴隷堕ちしてね♪あなたがどうなったって誰も心配しないわ」
「私何もしてないっ・・・」
「ふふふ、最近は兎の耳がついたピンクの鬘被って、幼い女の子たちを誘拐してたの。女の子たちもあなたがやったって証言するわよね」
「そ、そんなっ・・・」
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