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~ベテラン記者と新人記者の会話~
「先輩!エリィさんていつもダサい眼鏡かけてますよね・・・でもスタイルめっちゃ良くないですか?」
「ああ、あの下には絶対上品な顔が隠れてるからよぉ。おい小僧、絶対に手を出すなよ。記者の勘だ。手を出したらえらい目に合うぞ」
「は、はい!先輩」
「お前もそういう勘を養って立派な記者になるんだぞ!」
「はい!」
中堅記者ベンはイライラしていた。仕事の失敗が続き、女であるエリザベスのコラムが好評なのが鼻についていた。
「おい、女!早くコーヒー注いでこいよ!乳だけ無駄に成長しやがって、そこだけに栄養取られて脳ミソスカスカなんじゃねーのか?」
「っ・・・」
その様子を出資者であるフィルがじっと見睨んでいた。
ー数分後
「ベンさん、編集長室まで来てください」
編集長がベンを呼び出した。数分後ベンが部屋から出てきて、自分の荷物をまとめていた。彼はクビになったのだ。彼の唇の端が切れており、誰かに殴られた形跡があった。ベンは挨拶もなしに静かに去っていった。
+
+
+
「せ、先輩!!先輩の言うこと本当でしたね!!」
「ああ、ベンの奴見事に破滅してったな・・・まああいつは記者として才能がなかった。これでよかったんだよ」
優秀な記者と無能な記者が、エリザベスへの対応により決定されていった。その後エリザベスに暴言やセクハラ発言をする同僚はすっかりいなくなり、女性の記者も増えていった。数年後女性がが働きやすい職場No.1の称号もいただくこととなる。
~フィル視点~
(ああ、姉上・・・ちょこまか動いてて可愛い・・・)
視察に来ているという体で今日も働くエリザベス観察だ。無表情で威圧的な顔をしているフィルだが、脳内はお花畑であった。
(可愛い可愛い可愛い可愛い)
気づかれないようにエリザベスを目で追う。するとベンという男がエリザベスにパワハラ・セクハラ発言を浴びせていた。
(あの野郎、クビだ・・・)
編集長はその光景を目にし、「ああ~新しく職員一人探さなくちゃ~」と頭を悩ませている。編集長がクビ宣告をし、フィルもその男に一発殴るのを忘れない。
(姉上にセクハラしていいのは僕だけだ)
フィルは上司と部下というシチュエーションでエリザベスとの逢い引きを楽しんでいた。会議室で仕事中に手を出して申し訳ないという気持ちも少しあるが、家では使用人の目が光っているので手を出せない。
(しばらくは・・・会議室を利用させてもらおう。お詫びに予算もう少し上げといたら文句ないだろう)
新人記者が一人フィルの前を通ったが、フィルが悪人のような表情をしていたのか「ひっ!」と言ってそそくさと前を通っていった。
(今度はストッキング履いてもらおう、うん、そうしよう)
フィルが何を考えているか分からないとよく皆が言うが、第三王子のシュバルツや、昔からの知り合いであるスコットは知っている。
ー彼がむっつりスケベだということを。
~編集長の苦悩、今日こそは!!~
エリィ・ベーカーは只者ではないと感じていた。隠してはいるが良いとこの御嬢さんのようで、むさ苦しい男の多い新聞社で働けるか心配であった。しかし彼女は元々才能はあったのであろうが先輩からの助言もすぐに吸収し、めきめきと才能を伸ばしていった。
(商家かどっかのお嬢さんが家出したんじゃないかと思ってたけど、まさか伯爵家のご令嬢だったなんてなぁ~)
エリィ・ベイカーの弟で伯爵家のフィルが新聞社を訪れ、その後出資してくれると言うので喜びで舞い上がった。
(でも、僕の編集長室って、会議室の隣なんだよな~)
『ほら、上司に向かって抵抗するのか』
『ぁああん、ああああ』
「・・・」
フィルが視察に訪れるとき、時々隣の部屋から艶かしい声が聞こえてくるのだ。
(きょ、今日こそ注意しないと・・・)
編集者はそう決心をしてフィルを編集者室呼び出した。
「フィル様、お伝えしたいことがあります!!」
「ん?」
「その、か、会議室で・・・」
「ああ、そういえば編集長。南地区だけでなく北地区にも編集社のブランチオフィスをつくりたいと言ってましたねぇ」
「ええ・・・」
フィルは胸元から地図を取り出した。
「ここの土地を買い取っておきますので、北地区のブランチオフィスの開設準備を初めておいて下さい」
「っ・・・!!」
「で、何かご用でしたか」
「いえ!何も!!」
編集者は目の前に吊られた餌に屈してしまったのだった。
(つ、次こそは・・・)
「先輩!エリィさんていつもダサい眼鏡かけてますよね・・・でもスタイルめっちゃ良くないですか?」
「ああ、あの下には絶対上品な顔が隠れてるからよぉ。おい小僧、絶対に手を出すなよ。記者の勘だ。手を出したらえらい目に合うぞ」
「は、はい!先輩」
「お前もそういう勘を養って立派な記者になるんだぞ!」
「はい!」
中堅記者ベンはイライラしていた。仕事の失敗が続き、女であるエリザベスのコラムが好評なのが鼻についていた。
「おい、女!早くコーヒー注いでこいよ!乳だけ無駄に成長しやがって、そこだけに栄養取られて脳ミソスカスカなんじゃねーのか?」
「っ・・・」
その様子を出資者であるフィルがじっと見睨んでいた。
ー数分後
「ベンさん、編集長室まで来てください」
編集長がベンを呼び出した。数分後ベンが部屋から出てきて、自分の荷物をまとめていた。彼はクビになったのだ。彼の唇の端が切れており、誰かに殴られた形跡があった。ベンは挨拶もなしに静かに去っていった。
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「せ、先輩!!先輩の言うこと本当でしたね!!」
「ああ、ベンの奴見事に破滅してったな・・・まああいつは記者として才能がなかった。これでよかったんだよ」
優秀な記者と無能な記者が、エリザベスへの対応により決定されていった。その後エリザベスに暴言やセクハラ発言をする同僚はすっかりいなくなり、女性の記者も増えていった。数年後女性がが働きやすい職場No.1の称号もいただくこととなる。
~フィル視点~
(ああ、姉上・・・ちょこまか動いてて可愛い・・・)
視察に来ているという体で今日も働くエリザベス観察だ。無表情で威圧的な顔をしているフィルだが、脳内はお花畑であった。
(可愛い可愛い可愛い可愛い)
気づかれないようにエリザベスを目で追う。するとベンという男がエリザベスにパワハラ・セクハラ発言を浴びせていた。
(あの野郎、クビだ・・・)
編集長はその光景を目にし、「ああ~新しく職員一人探さなくちゃ~」と頭を悩ませている。編集長がクビ宣告をし、フィルもその男に一発殴るのを忘れない。
(姉上にセクハラしていいのは僕だけだ)
フィルは上司と部下というシチュエーションでエリザベスとの逢い引きを楽しんでいた。会議室で仕事中に手を出して申し訳ないという気持ちも少しあるが、家では使用人の目が光っているので手を出せない。
(しばらくは・・・会議室を利用させてもらおう。お詫びに予算もう少し上げといたら文句ないだろう)
新人記者が一人フィルの前を通ったが、フィルが悪人のような表情をしていたのか「ひっ!」と言ってそそくさと前を通っていった。
(今度はストッキング履いてもらおう、うん、そうしよう)
フィルが何を考えているか分からないとよく皆が言うが、第三王子のシュバルツや、昔からの知り合いであるスコットは知っている。
ー彼がむっつりスケベだということを。
~編集長の苦悩、今日こそは!!~
エリィ・ベーカーは只者ではないと感じていた。隠してはいるが良いとこの御嬢さんのようで、むさ苦しい男の多い新聞社で働けるか心配であった。しかし彼女は元々才能はあったのであろうが先輩からの助言もすぐに吸収し、めきめきと才能を伸ばしていった。
(商家かどっかのお嬢さんが家出したんじゃないかと思ってたけど、まさか伯爵家のご令嬢だったなんてなぁ~)
エリィ・ベイカーの弟で伯爵家のフィルが新聞社を訪れ、その後出資してくれると言うので喜びで舞い上がった。
(でも、僕の編集長室って、会議室の隣なんだよな~)
『ほら、上司に向かって抵抗するのか』
『ぁああん、ああああ』
「・・・」
フィルが視察に訪れるとき、時々隣の部屋から艶かしい声が聞こえてくるのだ。
(きょ、今日こそ注意しないと・・・)
編集者はそう決心をしてフィルを編集者室呼び出した。
「フィル様、お伝えしたいことがあります!!」
「ん?」
「その、か、会議室で・・・」
「ああ、そういえば編集長。南地区だけでなく北地区にも編集社のブランチオフィスをつくりたいと言ってましたねぇ」
「ええ・・・」
フィルは胸元から地図を取り出した。
「ここの土地を買い取っておきますので、北地区のブランチオフィスの開設準備を初めておいて下さい」
「っ・・・!!」
「で、何かご用でしたか」
「いえ!何も!!」
編集者は目の前に吊られた餌に屈してしまったのだった。
(つ、次こそは・・・)
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