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新月の運命
縛られた心・2
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「よいか、キール。我々の目的は、氷晶国を復興させることだ」
男は、目の前でちょこんと座る幼い男の子に言い聞かせた。
言われた男の子は、真っ直ぐと男を見て、「はい、おじいさま」と素直に答える。
藤色の髪をした男の子は、行儀よく椅子に座っており、質の良い服をみても、彼がちゃんとした教育を受けているのが伺える。
ただ、きっちりした服装に似合わず、前髪は長く、左目は見えない状態になっており、影のある印象を持たせていた。
前に立っていた男は、その前髪を触れ、左目を覗いた。
「お前は、氷晶国最後の王の生まれ変わりなのだから」
期待を込めた表情で言う男をじっと見ていた男の子だが、その顔に子供らしい表情はなかった。
男の子――キール=サファイアは、生まれつき左目の視力が極端に弱かった。光が何となく感じられるぐらいだったため、それを隠すために前髪を長くしていた。
滅びた氷晶国の王族の末裔であるサファイア家。その世継ぎとして生まれ、氷晶国最後の王が聖界との戦いの末に左目を失ったため、同じ左目の視力がない状態で生まれたキールは、生まれ変わりとして大切に、そして厳しく育てられた。
特に、当時サファイア家の当主だった祖父からは、「生まれ変わりだ」「お前が氷晶国を復興させるんだ」と云い聞かせられてきた。
そんな厳しい祖父から守るように、両親は優しく接してくれていたが、その両親もキールが七つを迎える前に、事故で亡くなった。
それからは、祖父母の元で英才教育を受ける形で育てられた。
「氷晶国こそが世界を治められるのだ!」
野心ばかりの祖父にも、大人しく「そうですね、おじいさま」と返事をする。
「氷晶国を滅ぼした聖界には復讐を!同じように滅ぼすか、属国にして奴隷にしてやりましょう!」
ヒステリック気味の祖母にも、大人しく「はい、おばあさま」と返す。
幼いキールは、ただただそれを受け入れていたし、全てを諦めていた。
そして、その英才教育の賜物か、十歳を迎える頃にはサファイア家が使えるという“晶術”を完璧に使いこなし、更には氷晶国の守護神だったと言われる“水精”と契約したことで、彼は氷晶国最後の王の“生まれ変わり”として更に崇められた。
この頃には、他人を顎で使えるという立場に快感を覚えるぐらいには歪んでいたが、「両親はなぜ自分を置いて逝ったのか」という虚しさも心の奥底に残っていた。
手に入らないものはないはずなのに、常に孤独だった。
「……様……ル様。……キール様」
突然、女性の声で呼ばれて、キールはハッとした。
驚いた顔で前を向けば、メサイアが立っていた。
「キール様。疲れているなら、少し休まれては?」
メサイアは、真面目な表情のままキールに問う。
「い、いや……大丈夫だ」
何とか返事をするキールに、メサイアは眉を顰めた。
「しかし、あまり顔色が良くないのでは?」
「あ、ああ……すまない。夢見があまり良くなかった」
キールは思わず頭を振って、無理矢理頭を覚醒させる。
「夢、ですか?珍しいですね。キール様が居眠りするだけでも珍しいのに、夢まで見るなんて」
メサイアはそう言いながら、キールの机周りを片付ける。
その机の上は、ナギサの資料やら、計画やらが散らかっており、寝る間も惜しんで計略していたのが伺える。
「ナギサの……聖界のことを考えすぎたのか、昔の夢をな」
メサイアが片付けているのを見つめ、夢を思い出しながら答えれば、メサイアはふと手を止めた。
「昔、ですか?」
「ああ……おじい様がいた頃の夢をな」
キールは、「はあ」と深い溜め息を零し、そのまま椅子に沈み込めば、メサイアは「ああ、あの方の」と察したように答えた。
メサイアも、キールとの付き合いが長く、彼の祖父である先代はもちろん、その祖父からキール自身がどう扱われていたかも知っていた。
「……深夜まで考え事をしているから、夢見が悪くなるんです」
そんなメサイアだからこそ、ピシャリと言い放つ。
キールは一瞬眉を顰めたが、すぐに口角を上げた。
「まるで親だな」
「私の方が年下ですので、せめて妹とかにしていただけないですか?」
「はっ。良く言う」
「確かに、あなたの面倒を見るように“父”から仰せつかってますから、似たようなものかもしれないですが」
キールの横柄な態度にも、メサイアは怯まずに淡々と言い放つ。
「はいはい。先生からの頼みなら仕方がないか」
「それよりもキール様。本当に休まれますか?」
メサイアがじっとキールを見つめて、改めて問う。「え?」と思わず素っ頓狂な声を上げてしまったキールに、メサイアは溜め息を吐いた。
「この後、幹部全員揃っての会議ですが……休まれるようなら、少し時間をずらしますよ」
メサイアの言葉に、キールは慌てて時計に目をやる。
「こんな時間だったのか。いや、大丈夫だ。メサイア、使う資料を渡しておくから準備をしておいてくれ」
「かしこまりました」
メサイアは資料を受け取ると、準備のために部屋を後にした。
その様子をぼんやりと眺めたキールは、再び溜め息を吐きながらも、机の上に置かれたナギサの資料に手を取った。
『最後の王の生まれ変わりだ!』
『お前が復興をさせるのだ』
『聖界に復讐を!』
夢の内容がぐるぐると蘇り、キールは陰鬱な表情を浮かべた。
「何が、生まれ変わりだ。自分に力がなかったから、押し付けただけではないか」
今は亡き、祖父母に言うように吐き捨てる。が、すぐに口角を上げた。
「とは言え、周りが勝手に動いてくれるなら、利用はさせてもらうがな」
そう楽しそうに言い放ち、資料に貼られたナギサの写真をそっと撫でた。
ナギサさえ懐柔できれば、復興も復讐も面白いぐらい進むと考えただけで、笑いが止まらない。
「くっ。あのお姫様は優しいから、私の過去でも話せば同情してくれるだろうな」
ナギサの王族として民を思う気持ちは、優しさであり、正義感の強さに現れると同時に、弱点でもあるのだ。
「まずは、お手並み拝見といこうか。ナギサ」
「くしゅっ!」
ナギサはくしゃみをすると、思わず身震いをした。
「ナギサさん、大丈夫ですか?」
ピアラに問われ、ナギサは首を傾げた。
「何かしら?一瞬、悪寒がしたのだけど。体調が悪い訳ではないから、噂でもされてるのかしら?」
「天気が良いとは言え、屋外だからね。屋内に行こうか」
ナギサの言葉に、ルシフはそう返しながら、さっと自分が着ていた上着を脱ぎ、ナギサの肩にかけた。
「え?」
「冷えるから、少し羽織っていなさい。ピアラ、ナギサを連れて先に屋内に行ってなさい」
ルシフはピアラにそう言うと、「はい。ナギサさん、行きましょう」とナギサの手を握って屋内へと向かった。
それを見送りつつ、ルシフはダークに声をかけて、二人で机の上のお茶類を片付ける。
「関係ない二人に任せるとか申し訳ないわ」
「お父さんとお兄ちゃんだから、気にしないでください。いつもあんな感じです」
ナギサがぽつりと言えば、ピアラはさらっと答えた。
それにはナギサも苦笑いを浮かべるが、ちらりと肩にかけられた上着を見た。
「ほんと、こういうことさらっとするんだから」
「お父さん、女性には優しいから。ただ、お兄ちゃんたちにはすごい厳しいんですよ!」
ピアラの言葉に、ナギサは納得したように遠い目をした。
「それはそうだろ。男にはどれだけ厳しくしたって許されるし、何なら息子たちなら厳しく教育するだろ」
さっさと片付けたルシフが、突然会話に入って来て、「わっ!」とピアラが声を上げた。
「いや、親父は厳しすぎ……んんっ、なんでもない。で、ピアラとナギサはお茶会を続けるのか?それならこのまま室内に移動させるが」
ルシフの後ろを歩いてきたダークは思わず本音を言いそうになったが、慌てて誤魔化した。
「そうね。まだ残っているし。折角だから、ダーちゃんも魔王も一緒にお茶しましょう?いいわよね?ピアラちゃん」
ナギサの提案に、ピアラは嬉しそうに「はい!」と返事をする。
「じゃあ、カイに伝えて部屋借りてくる」
ダークはそう言うと、その場を後にした。
「ダーちゃんってば、頼もしい……っくしゅ!」
ナギサは再びくしゃみをし、ルシフが苦笑いを零した。
「大丈夫か?もう少し、その羽織をかけておきなさい」
「大丈夫よ。風邪とかじゃないと思うし。どうせ、誰かが噂をして……くしゅっ!」
「ナギサさん、行きましょう!お部屋暖かくしてもらわなきゃ!」
ナギサのくしゃみ連発に、ピアラはナギサの手を引いて部屋へと向かった。
そんな女子二人の後ろ姿を微笑ましく見たルシフは、「噂で済めばいいんだがな」とぼやいた。
男は、目の前でちょこんと座る幼い男の子に言い聞かせた。
言われた男の子は、真っ直ぐと男を見て、「はい、おじいさま」と素直に答える。
藤色の髪をした男の子は、行儀よく椅子に座っており、質の良い服をみても、彼がちゃんとした教育を受けているのが伺える。
ただ、きっちりした服装に似合わず、前髪は長く、左目は見えない状態になっており、影のある印象を持たせていた。
前に立っていた男は、その前髪を触れ、左目を覗いた。
「お前は、氷晶国最後の王の生まれ変わりなのだから」
期待を込めた表情で言う男をじっと見ていた男の子だが、その顔に子供らしい表情はなかった。
男の子――キール=サファイアは、生まれつき左目の視力が極端に弱かった。光が何となく感じられるぐらいだったため、それを隠すために前髪を長くしていた。
滅びた氷晶国の王族の末裔であるサファイア家。その世継ぎとして生まれ、氷晶国最後の王が聖界との戦いの末に左目を失ったため、同じ左目の視力がない状態で生まれたキールは、生まれ変わりとして大切に、そして厳しく育てられた。
特に、当時サファイア家の当主だった祖父からは、「生まれ変わりだ」「お前が氷晶国を復興させるんだ」と云い聞かせられてきた。
そんな厳しい祖父から守るように、両親は優しく接してくれていたが、その両親もキールが七つを迎える前に、事故で亡くなった。
それからは、祖父母の元で英才教育を受ける形で育てられた。
「氷晶国こそが世界を治められるのだ!」
野心ばかりの祖父にも、大人しく「そうですね、おじいさま」と返事をする。
「氷晶国を滅ぼした聖界には復讐を!同じように滅ぼすか、属国にして奴隷にしてやりましょう!」
ヒステリック気味の祖母にも、大人しく「はい、おばあさま」と返す。
幼いキールは、ただただそれを受け入れていたし、全てを諦めていた。
そして、その英才教育の賜物か、十歳を迎える頃にはサファイア家が使えるという“晶術”を完璧に使いこなし、更には氷晶国の守護神だったと言われる“水精”と契約したことで、彼は氷晶国最後の王の“生まれ変わり”として更に崇められた。
この頃には、他人を顎で使えるという立場に快感を覚えるぐらいには歪んでいたが、「両親はなぜ自分を置いて逝ったのか」という虚しさも心の奥底に残っていた。
手に入らないものはないはずなのに、常に孤独だった。
「……様……ル様。……キール様」
突然、女性の声で呼ばれて、キールはハッとした。
驚いた顔で前を向けば、メサイアが立っていた。
「キール様。疲れているなら、少し休まれては?」
メサイアは、真面目な表情のままキールに問う。
「い、いや……大丈夫だ」
何とか返事をするキールに、メサイアは眉を顰めた。
「しかし、あまり顔色が良くないのでは?」
「あ、ああ……すまない。夢見があまり良くなかった」
キールは思わず頭を振って、無理矢理頭を覚醒させる。
「夢、ですか?珍しいですね。キール様が居眠りするだけでも珍しいのに、夢まで見るなんて」
メサイアはそう言いながら、キールの机周りを片付ける。
その机の上は、ナギサの資料やら、計画やらが散らかっており、寝る間も惜しんで計略していたのが伺える。
「ナギサの……聖界のことを考えすぎたのか、昔の夢をな」
メサイアが片付けているのを見つめ、夢を思い出しながら答えれば、メサイアはふと手を止めた。
「昔、ですか?」
「ああ……おじい様がいた頃の夢をな」
キールは、「はあ」と深い溜め息を零し、そのまま椅子に沈み込めば、メサイアは「ああ、あの方の」と察したように答えた。
メサイアも、キールとの付き合いが長く、彼の祖父である先代はもちろん、その祖父からキール自身がどう扱われていたかも知っていた。
「……深夜まで考え事をしているから、夢見が悪くなるんです」
そんなメサイアだからこそ、ピシャリと言い放つ。
キールは一瞬眉を顰めたが、すぐに口角を上げた。
「まるで親だな」
「私の方が年下ですので、せめて妹とかにしていただけないですか?」
「はっ。良く言う」
「確かに、あなたの面倒を見るように“父”から仰せつかってますから、似たようなものかもしれないですが」
キールの横柄な態度にも、メサイアは怯まずに淡々と言い放つ。
「はいはい。先生からの頼みなら仕方がないか」
「それよりもキール様。本当に休まれますか?」
メサイアがじっとキールを見つめて、改めて問う。「え?」と思わず素っ頓狂な声を上げてしまったキールに、メサイアは溜め息を吐いた。
「この後、幹部全員揃っての会議ですが……休まれるようなら、少し時間をずらしますよ」
メサイアの言葉に、キールは慌てて時計に目をやる。
「こんな時間だったのか。いや、大丈夫だ。メサイア、使う資料を渡しておくから準備をしておいてくれ」
「かしこまりました」
メサイアは資料を受け取ると、準備のために部屋を後にした。
その様子をぼんやりと眺めたキールは、再び溜め息を吐きながらも、机の上に置かれたナギサの資料に手を取った。
『最後の王の生まれ変わりだ!』
『お前が復興をさせるのだ』
『聖界に復讐を!』
夢の内容がぐるぐると蘇り、キールは陰鬱な表情を浮かべた。
「何が、生まれ変わりだ。自分に力がなかったから、押し付けただけではないか」
今は亡き、祖父母に言うように吐き捨てる。が、すぐに口角を上げた。
「とは言え、周りが勝手に動いてくれるなら、利用はさせてもらうがな」
そう楽しそうに言い放ち、資料に貼られたナギサの写真をそっと撫でた。
ナギサさえ懐柔できれば、復興も復讐も面白いぐらい進むと考えただけで、笑いが止まらない。
「くっ。あのお姫様は優しいから、私の過去でも話せば同情してくれるだろうな」
ナギサの王族として民を思う気持ちは、優しさであり、正義感の強さに現れると同時に、弱点でもあるのだ。
「まずは、お手並み拝見といこうか。ナギサ」
「くしゅっ!」
ナギサはくしゃみをすると、思わず身震いをした。
「ナギサさん、大丈夫ですか?」
ピアラに問われ、ナギサは首を傾げた。
「何かしら?一瞬、悪寒がしたのだけど。体調が悪い訳ではないから、噂でもされてるのかしら?」
「天気が良いとは言え、屋外だからね。屋内に行こうか」
ナギサの言葉に、ルシフはそう返しながら、さっと自分が着ていた上着を脱ぎ、ナギサの肩にかけた。
「え?」
「冷えるから、少し羽織っていなさい。ピアラ、ナギサを連れて先に屋内に行ってなさい」
ルシフはピアラにそう言うと、「はい。ナギサさん、行きましょう」とナギサの手を握って屋内へと向かった。
それを見送りつつ、ルシフはダークに声をかけて、二人で机の上のお茶類を片付ける。
「関係ない二人に任せるとか申し訳ないわ」
「お父さんとお兄ちゃんだから、気にしないでください。いつもあんな感じです」
ナギサがぽつりと言えば、ピアラはさらっと答えた。
それにはナギサも苦笑いを浮かべるが、ちらりと肩にかけられた上着を見た。
「ほんと、こういうことさらっとするんだから」
「お父さん、女性には優しいから。ただ、お兄ちゃんたちにはすごい厳しいんですよ!」
ピアラの言葉に、ナギサは納得したように遠い目をした。
「それはそうだろ。男にはどれだけ厳しくしたって許されるし、何なら息子たちなら厳しく教育するだろ」
さっさと片付けたルシフが、突然会話に入って来て、「わっ!」とピアラが声を上げた。
「いや、親父は厳しすぎ……んんっ、なんでもない。で、ピアラとナギサはお茶会を続けるのか?それならこのまま室内に移動させるが」
ルシフの後ろを歩いてきたダークは思わず本音を言いそうになったが、慌てて誤魔化した。
「そうね。まだ残っているし。折角だから、ダーちゃんも魔王も一緒にお茶しましょう?いいわよね?ピアラちゃん」
ナギサの提案に、ピアラは嬉しそうに「はい!」と返事をする。
「じゃあ、カイに伝えて部屋借りてくる」
ダークはそう言うと、その場を後にした。
「ダーちゃんってば、頼もしい……っくしゅ!」
ナギサは再びくしゃみをし、ルシフが苦笑いを零した。
「大丈夫か?もう少し、その羽織をかけておきなさい」
「大丈夫よ。風邪とかじゃないと思うし。どうせ、誰かが噂をして……くしゅっ!」
「ナギサさん、行きましょう!お部屋暖かくしてもらわなきゃ!」
ナギサのくしゃみ連発に、ピアラはナギサの手を引いて部屋へと向かった。
そんな女子二人の後ろ姿を微笑ましく見たルシフは、「噂で済めばいいんだがな」とぼやいた。
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