チロシのぼっきキャンプ~異世界エロ旅行記~

和蔵(わくら)

文字の大きさ
18 / 36
第2章

第6話

しおりを挟む
 チロシです。

 ヴィヴィとエヴァに、僕のコレクションを選ばせたとです。

 そうしたら、捨てるは、焼くは、破るはで最悪とです。

 その仕返しに、僕は彼女達に、僕の国のエッチな下着を教えたとです。

 エッチな下着が普通の下着だと、思い込ませることに成功したとです。

 これから、あの二人はエッチな下着を毎日着けるとです。

 それを考えると、僕の股間がぼっきしてしまうとです。



~*~*~*~



 ヴィヴィとエヴァが着る服を増殖させ終えると、俺は雑貨屋に買出しに行くことにする。雑貨屋で買う品物は、木製の皿とコップである。

 お店で提供する飲食類を同じ食器で提供する事で、量に違いはないと理解して貰うためだ。これで一人一人の使う食器がバラバラな品物だったら、クレームが来るのが目に見えている。人とは他人と違う物を使っているだけで、自分が差別をされているのではないかと思い込む生き物なのだ。

 だから、俺は店で出す食器を同じもので統一する事にする。

 コーヒーと紅茶は木製コップで提供する。ジュースとお酒は木製のグラスで出す事にした。ビールは木製ジョッキ(小)で出す。

 クッキーとビスケットには木製のお菓子入れを使い、ケーキには木製の皿だ。アイスとゼリーは木製の器に木製の匙を付けて提供する。

 それぞれの木製器を各50個買って帰った。(在庫である分、全て買って帰った)

 二人を見ると、早速可愛い服を着ている。ヴィヴィはゴスロリファッションに身を固めており、アヴァはセーラー服を着ている。

 二人とも可愛くて人目を引くのに、更に可愛さを爆発させており、周りを歩く男女ともに振り返り見ていたくらいだ。極めつけは彼女達の胸である。

 そろそろ、日も傾き掛けているので、ガレージに帰ってから夕飯にするとヴィヴィとエヴァに伝えると、二人は俺の両脇を固めるや腕を取り、嬉しそうに今晩の夕食は何にするのかと聞いてきた。

 俺は今晩の献立は決めていなかったから、少し考えながら歩いていたが、ヴィヴィが徐に口を開くと焼肉と言い出した。だがエヴァはカレーが食べたいと抗議を始める。俺は二人から腕を揺さぶられながら歩いていたが、二人が腕を揺すって考え事に集中できなくなってしまう。

 ちょっと落ち着け。いま考えてる最中だから。

「わたくしは焼肉がいいのです」
「駄目だよヴィヴィ、肉ばっかりだと太ってしまうよ」

 分かった。二人の意見を両方ともに採用しよう。

「「両方を採用?」」

 そうだ。カツカレーカラアゲ添えにする。

「「なにそれ」」

 この国には揚げ物料理が無い、だから二人は揚げ物を食べた事が無かったのだ。だから俺は二人に始めての体験をさせてやる事にする。

 ヴィヴィもエヴァも嬉しそうに、はしゃぎながら歩いて帰っている。



~*~*~*~



 んっ、二人ともどうした?

「何なのこれは?」
「チロシ、わたくしにカツカレーなる物を食べさせてくれるのではないのですか?」

 二人が見ているのは、皿の上に白ご飯が載っているだけの物だ。カレーはレトルトで片手鍋で温めている最中だし、カツとカラアゲをレンジで温め中だったのだ。

 因みにガレージには、簡易的なキッチンやトイレにシャワー室などもある。コンロも冷蔵庫も流し台もレンジも洗濯機でさえあるのだ。外でキャンプをしながら過ごせる設計で立てられた別荘だから、その位の設備は完備している。

 料理を作る間に、買って来た食器類を二人に洗わせて、俺は料理をしていたのだが、二人が洗い物を終わって戻ってみたら、この状況なのだ。

 ガレージに設置しているテーブルとイスに二人を座らせると、俺はレンジから温めたカツとカラアゲを取り出し、箸で取り分けてから皿に移していく。そして、温まったレトルトカレーを皿の上に掛けて出来上がり。手抜き料理だが味は保障しよう。

 二人はカレーは以前食べた事があるが、揚げ物は初めてだ。二人はカレールーが掛かったカツを、恐る恐る口に運び咀嚼すると、二人の顔に恐れが無くなっていた。

「何ですか、このサクサクした食べ物は、肉のジューシーな旨みとカレーの香ばしさが合わさり、最高の味わいになっておりますわ」
「ボクは、いままで食べてきた中で一番美味しいと思う」

 二人は美食家みたいなコメントを残しながら食べ続けているが、俺は二人の発言を無視してカツカレーを食べていた。

 夕飯を食べ終わると、流し台の洗い桶に皿を浸けて、皿に付いている汚れが落ちやすい様にしてから、二人にシャワーに入る様に促す。

 もう、この町に着てから数日は経ち、二人もシャワーの使い方には慣れている。二人はテーブルからソファに移って寛いでいたが、二人のお尻を叩いて動く様に促した。

 だが、俺はソファの上に置いている物を眼にする。

 そこにあった物は、ハッカ飴の袋詰めである。

 恐る恐る二人を見ると、ヴィヴィは獣人化をしており、エヴァは声を出さないで泣き出している。俺は、二人に気が付かれない様に後ずさりし、近くの車に逃げ込もうとするが、既に時が遅かったのだ。

 ヴィヴィはソファから飛び上がると、俺の側に着地して服を引き裂いた。俺は下着姿にされると、エヴァに助けを求めるが、エヴァは泣いているだけで何も返事もしなかった。

 俺はヴィヴィに抵抗するが、ヴィヴィの膂力には敵わずに組み伏せられてしまう。ヴィヴィは俺の背を片手で押さえたまま、もう片方の腕で俺のパンツを破り捨てる。

「クゥーン、クゥーン」

 破り捨てた下着の匂いを嗅ぎながら、ヴィヴィは甘い声をだし鳴いているが、俺にはそんな事よりも、この場から逃げ出したい気持ちで一杯だった。女性を抱くのは良いが、女性から乱暴をされるのは御免である。主導権を取られた俺は軟弱なのだ。

 ヴィヴィは俺をうつ伏せから仰向けにすると、徐に股間に顔を生めて、俺の肉棒を手で扱きながら舌を使いだしている。俺は気持ち良いのだが、こんな気持ち良さを求めてはいない。  

 俺がフェラの気持ち良さに耐えていると、ヴィヴィの股間が俺の顔に迫っている。俺は口でヴィヴィの股間を受け止めると、そのまま呼吸が出来なくなった。近くで見ると意外とヴィヴィのお尻もデカかった事に気が付く。

 最初の時は、薄暗い森の中だったから解りずらかったが、今回は明るいガレージの中である。嫌でもお互いの大事な部分は丸見えだ。

 俺は、意を決してヴィヴィの下着をずらすと、丸見えになった陰部を手で広げ陰道を舌で舐め上げ、ヴィヴィの刺激に対抗しだす。ヴィヴィは気持ちが良いのか、ビクンビクンと身体を痙攣させて答えてくれていた。

 お互いの性器を舐め合っている俺とヴィヴィに、ソファで泣いているだけのエヴァが近寄ってきて、俺に抱きつき始めた。口にキスを迫ってくるエヴァに、お尻を押し付けてくるヴィヴィ、俺は荒い息遣いで二人に答えていたが、俺の肉棒は炸裂してしまう。

 俺のミルクをヴィヴィが口に咥えたまま飲み干してしまうと、お尻を顔から俺の股間に移動させてから、俺の上に乗ると肉棒を陰道に手で導いて入れてしまう。

 エヴァはと言うと、自分の下着を脱ぐと俺の顔に股間を押し付けてきており、俺に舐めろとでも言っている様に、俺の顔の上で乱れた腰を動かしている。

 俺も男だ。ここまでされて黙って居ては男が廃る。

 俺の攻勢が始まり、激しい肉と肉が打ち合う音が、ガレージの中に木霊して鳴り響いていた。

(パン、パン、パン)


 

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

完全なる飼育

浅野浩二
恋愛
完全なる飼育です。

巨乳すぎる新入社員が社内で〇〇されちゃった件

ナッツアーモンド
恋愛
中高生の時から巨乳すぎることがコンプレックスで悩んでいる、相模S子。新入社員として入った会社でS子を待ち受ける運命とは....。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される

clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。 状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。

処理中です...