ただ愛が知りたかった

伊織

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10. 10月に

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10月、お泊まりをした。
前に母に彼とのお泊まりの許可をもらえなかったから、嘘をついた。
友達の家に泊まりに行くと。

仕事が終わったあなたと待ち合わせをして、ホテルに泊まった。

コンビニに寄ってご飯を食べて、
テレビを見ながら話をして、
お風呂に入って、
甘いえっちをした。

夜眠る時、隣にあなたがいて、
電話越しじゃない「おやすみ」に嬉しくなった。

朝おきて、またえっちをした。

直接いえる「おはよう」が嬉しくて、涙が出そうになった。

すごく、すごく幸せだった。
幸せを知った。
この幸せが続けばいいと思った。



朝、はやくに仕事に出かけたあなたを見送って、
はやくに帰る訳にも行かない華夜は親友と遊ぶ約束をしていた。

起きれない、というメッセージに、頑張ってを繰り返して。
カフェに入って時間を潰して、
カラオケに行っていつものように二人で歌った。

途中で親友はバイトに出かけていく。
2時間ほど一人で歌って、疲れた華夜は家に帰った。




この日の事を、
今後ずっと、後悔する事になるとは知らずに。
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