1 / 18
不細工な太郎と健一と順一
しおりを挟む
【太郎】
今日も不細工だ。
びっくりするぐらい不細工だ。
彼女いない歴イコール年齢の高校生だ。
でも友達には恵まれている。
不細工だけどみんないいやつだ。
みんなといっても二人しかいないが。
最近は彼女が欲しいと言うよりか
美人に生まれ変わりたいと思うようになった。
すっごい美人になって、俺たちを馬鹿にした
男どもをひれ伏せてやる!!
という妄想をしているかわいそうな男だ。
【健一】
今日も不細工だ。
びっくりするぐらい不細工だ。
彼女いない歴イコール年齢の高校生だ。
でも友達には恵まれている。
不細工だけどみんないいやつだ。
みんなといっても二人しかいないが。
最近は彼女が欲しいと言うよりか
めっちゃ男前生まれ変わって、俺たちを馬鹿にした女どもを遊んで捨ててやる!!
という妄想をしているかわいそうな男だ。
【順一】
今日も不細工だ。
びっくりするぐらい不細工だ。
彼女いない歴イコール年齢の高校生だ。
でも友達には恵まれている。
不細工だけどみんないいやつだ。
みんなといっても二人しかいないが。
最近は彼女が欲しいと言うよりか
普通の男に生まれ変わって
顔で馬鹿にされない、普通の人生を歩みたい。
という妄想をしているかわいそうな男だ。
【太郎】
今日から夏休みか。しかし不細工で金のない高校生は行くあてもなく、俺の家に友達と集まってダラダラするしかない。
しかしこれが結構心地よい。やはり無理せず
付き合える友達というのはとても大事だと思う。
それよりアイスが食べたい。
今からコンビニでも行こうか。
【健一】
今日も暑い一日になりそうだ。
太郎からコンビニに行かないかと言われた。
俺もアイスが食べたいし暑いけど行くか。
【順一】
アイスか。
あんまり食べたくないけど、
一人で待ってるのは寂しいし一緒に行くか。
【太郎】
コンビニまで以外に遠いな。
結構しんどい。不細工なんだからせめて体力はないと人間としての価値がゼロになる。
明日から筋トレして腹筋でも割るか。
それよりあの赤い車どうしたんだ。
さっきから蛇行運転してるけど危なくないか。
えっちょっと待て。歩道に向かってきてる。
逃げないと、でも足がもつれて逃げ切れない。
やばい。そんな、このまま死ぬのか。
【健一】
太郎が何か叫んだ。
振り返ると赤い車が太郎を跳ね飛ばした。
そしておれに向かってきている。
えっ俺死ぬの?マジで。ちょっと待って。
【順一】
太郎が何か叫んだ。
暑さで無視していたら、何か硬いものが背中に当たった。
そして気がついた時には俺の体は宙に舞っていた。宙に舞いながら太郎と健一が血を流しながら倒れてるのが見えた。
あぁ、そっか車にはねられたんだ。
俺、これから死ぬんだ。
【太郎】
ここはどこだ。
そうだ。赤い車にはねられたんだ。
だったらここは病院か。そうだ病院だ。
俺は助かったんだ。ありがとう神様!!
それより健一と順一はどこだ。あいつらは助かったよな?
隣にびっくりするぐらいの男前が
寝ている。こいつもあの車の事故に巻き込まれたのか。あ、目を覚ました。
うぁ~男の俺から見ても
見惚れてしまうぐらいの男前だ。
むかつくな~。ああいう奴は男の敵だ!!
【健一】
ここはどこだ。
そうだ。赤い車にはねられたんだ。
だったらここは病院か。そうだ病院だ。
俺は助かったんだ。ありがとう神様!!
それより太郎と順一はどこだ。あいつらは助かったよな?
ん、なんか視線を感じる。えっ何?何で?
すっごい美人が俺のことガン見してるんですけど。えっえっなんで。やばい!緊張してきた。
この娘もあの事故に巻き込まれて
ここに入院してるのかな。でもなんで不細工の俺をそんなに見てくるわけ???
【順一】
ここはどこだ。
そうだ。赤い車にはねられたんだ。
だったらここは病院か。そうだ病院だ。
俺は助かったんだ。ありがとう神様!!
それより健一と太郎はどこだ。あいつらは助かったよな?
隣に寝てる二人はすっごい美男美女だな。
なんか見つめあってるし、恋人同士なのか。
あの車の事故にこの人達も巻き込まれたのだろうか。
今日も不細工だ。
びっくりするぐらい不細工だ。
彼女いない歴イコール年齢の高校生だ。
でも友達には恵まれている。
不細工だけどみんないいやつだ。
みんなといっても二人しかいないが。
最近は彼女が欲しいと言うよりか
美人に生まれ変わりたいと思うようになった。
すっごい美人になって、俺たちを馬鹿にした
男どもをひれ伏せてやる!!
という妄想をしているかわいそうな男だ。
【健一】
今日も不細工だ。
びっくりするぐらい不細工だ。
彼女いない歴イコール年齢の高校生だ。
でも友達には恵まれている。
不細工だけどみんないいやつだ。
みんなといっても二人しかいないが。
最近は彼女が欲しいと言うよりか
めっちゃ男前生まれ変わって、俺たちを馬鹿にした女どもを遊んで捨ててやる!!
という妄想をしているかわいそうな男だ。
【順一】
今日も不細工だ。
びっくりするぐらい不細工だ。
彼女いない歴イコール年齢の高校生だ。
でも友達には恵まれている。
不細工だけどみんないいやつだ。
みんなといっても二人しかいないが。
最近は彼女が欲しいと言うよりか
普通の男に生まれ変わって
顔で馬鹿にされない、普通の人生を歩みたい。
という妄想をしているかわいそうな男だ。
【太郎】
今日から夏休みか。しかし不細工で金のない高校生は行くあてもなく、俺の家に友達と集まってダラダラするしかない。
しかしこれが結構心地よい。やはり無理せず
付き合える友達というのはとても大事だと思う。
それよりアイスが食べたい。
今からコンビニでも行こうか。
【健一】
今日も暑い一日になりそうだ。
太郎からコンビニに行かないかと言われた。
俺もアイスが食べたいし暑いけど行くか。
【順一】
アイスか。
あんまり食べたくないけど、
一人で待ってるのは寂しいし一緒に行くか。
【太郎】
コンビニまで以外に遠いな。
結構しんどい。不細工なんだからせめて体力はないと人間としての価値がゼロになる。
明日から筋トレして腹筋でも割るか。
それよりあの赤い車どうしたんだ。
さっきから蛇行運転してるけど危なくないか。
えっちょっと待て。歩道に向かってきてる。
逃げないと、でも足がもつれて逃げ切れない。
やばい。そんな、このまま死ぬのか。
【健一】
太郎が何か叫んだ。
振り返ると赤い車が太郎を跳ね飛ばした。
そしておれに向かってきている。
えっ俺死ぬの?マジで。ちょっと待って。
【順一】
太郎が何か叫んだ。
暑さで無視していたら、何か硬いものが背中に当たった。
そして気がついた時には俺の体は宙に舞っていた。宙に舞いながら太郎と健一が血を流しながら倒れてるのが見えた。
あぁ、そっか車にはねられたんだ。
俺、これから死ぬんだ。
【太郎】
ここはどこだ。
そうだ。赤い車にはねられたんだ。
だったらここは病院か。そうだ病院だ。
俺は助かったんだ。ありがとう神様!!
それより健一と順一はどこだ。あいつらは助かったよな?
隣にびっくりするぐらいの男前が
寝ている。こいつもあの車の事故に巻き込まれたのか。あ、目を覚ました。
うぁ~男の俺から見ても
見惚れてしまうぐらいの男前だ。
むかつくな~。ああいう奴は男の敵だ!!
【健一】
ここはどこだ。
そうだ。赤い車にはねられたんだ。
だったらここは病院か。そうだ病院だ。
俺は助かったんだ。ありがとう神様!!
それより太郎と順一はどこだ。あいつらは助かったよな?
ん、なんか視線を感じる。えっ何?何で?
すっごい美人が俺のことガン見してるんですけど。えっえっなんで。やばい!緊張してきた。
この娘もあの事故に巻き込まれて
ここに入院してるのかな。でもなんで不細工の俺をそんなに見てくるわけ???
【順一】
ここはどこだ。
そうだ。赤い車にはねられたんだ。
だったらここは病院か。そうだ病院だ。
俺は助かったんだ。ありがとう神様!!
それより健一と太郎はどこだ。あいつらは助かったよな?
隣に寝てる二人はすっごい美男美女だな。
なんか見つめあってるし、恋人同士なのか。
あの車の事故にこの人達も巻き込まれたのだろうか。
0
あなたにおすすめの小説
弟がガチ勢すぎて愛が重い~魔王の座をささげられたんだけど、どうしたらいい?~
マツヲ。
BL
久しぶりに会った弟は、現魔王の長兄への謀反を企てた張本人だった。
王家を恨む弟の気持ちを知る主人公は死を覚悟するものの、なぜかその弟は王の座を捧げてきて……。
というヤンデレ弟×良識派の兄の話が読みたくて書いたものです。
この先はきっと弟にめっちゃ執着されて、おいしく食われるにちがいない。
転生DKは、オーガさんのお気に入り~姉の婚約者に嫁ぐことになったんだが、こんなに溺愛されるとは聞いてない!~
トモモト ヨシユキ
BL
魔物の国との和議の証に結ばれた公爵家同士の婚約。だが、婚約することになった姉が拒んだため6男のシャル(俺)が代わりに婚約することになった。
突然、オーガ(鬼)の嫁になることがきまった俺は、ショックで前世を思い出す。
有名進学校に通うDKだった俺は、前世の知識と根性で自分の身を守るための剣と魔法の鍛練を始める。
約束の10年後。
俺は、人類最強の魔法剣士になっていた。
どこからでもかかってこいや!
と思っていたら、婚約者のオーガ公爵は、全くの塩対応で。
そんなある日、魔王国のバーティーで絡んできた魔物を俺は、こてんぱんにのしてやったんだが、それ以来、旦那様の様子が変?
急に花とか贈ってきたり、デートに誘われたり。
慣れない溺愛にこっちまで調子が狂うし!
このまま、俺は、絆されてしまうのか!?
カイタ、エブリスタにも掲載しています。
ずっと好きだった幼馴染の結婚式に出席する話
子犬一 はぁて
BL
幼馴染の君は、7歳のとき
「大人になったら結婚してね」と僕に言って笑った。
そして──今日、君は僕じゃない別の人と結婚する。
背の低い、寝る時は親指しゃぶりが癖だった君は、いつの間にか皆に好かれて、彼女もできた。
結婚式で花束を渡す時に胸が痛いんだ。
「こいつ、幼馴染なんだ。センスいいだろ?」
誇らしげに笑う君と、その隣で微笑む綺麗な奥さん。
叶わない恋だってわかってる。
それでも、氷砂糖みたいに君との甘い思い出を、僕だけの宝箱にしまって生きていく。
君の幸せを願うことだけが、僕にできる最後の恋だから。
僕の恋人は、超イケメン!!
刃
BL
僕は、普通の高校2年生。そんな僕にある日恋人ができた!それは超イケメンのモテモテ男子、あまりにもモテるため女の子に嫌気をさして、偽者の恋人同士になってほしいとお願いされる。最初は、嘘から始まった恋人ごっこがだんだん本気になっていく。お互いに本気になっていくが・・・二人とも、どうすれば良いのかわからない。この後、僕たちはどうなって行くのかな?
【本編完結】最強魔導騎士は、騎士団長に頭を撫でて欲しい【番外編あり】
ゆらり
BL
帝国の侵略から国境を守る、レゲムアーク皇国第一魔導騎士団の駐屯地に派遣された、新人の魔導騎士ネウクレア。
着任当日に勃発した砲撃防衛戦で、彼は敵の砲撃部隊を単独で壊滅に追いやった。
凄まじい能力を持つ彼を部下として迎え入れた騎士団長セディウスは、研究機関育ちであるネウクレアの独特な言動に戸惑いながらも、全身鎧の下に隠された……どこか歪ではあるが、純粋無垢であどけない姿に触れたことで、彼に対して強い庇護欲を抱いてしまう。
撫でて、抱きしめて、甘やかしたい。
帝国との全面戦争が迫るなか、ネウクレアへの深い想いと、皇国の守護者たる騎士としての責務の間で、セディウスは葛藤する。
独身なのに父性強めな騎士団長×不憫な生い立ちで情緒薄めな甘えたがり魔導騎士+仲が良すぎる副官コンビ。
甘いだけじゃない、骨太文体でお送りする軍記物BL小説です。番外は日常エピソード中心。ややダーク・ファンタジー寄り。
※ぼかしなし、本当の意味で全年齢向け。
★お気に入りやいいね、エールをありがとうございます! お気に召しましたらぜひポチリとお願いします。凄く励みになります!
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
【完結】抱っこからはじまる恋
* ゆるゆ
BL
満員電車で、立ったまま寄りかかるように寝てしまった高校生の愛希を抱っこしてくれたのは、かっこいい社会人の真紀でした。接点なんて、まるでないふたりの、抱っこからはじまる、しあわせな恋のお話です。
ふたりの動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵もあがります。
YouTube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。
プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったら!
完結しました!
おまけのお話を時々更新しています。
BLoveさまのコンテストに応募しているお話に、真紀ちゃん(攻)視点を追加して、倍以上の字数増量でお送りする、アルファポリスさま限定版です!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
伯爵令息アルロの魔法学園生活
あさざきゆずき
BL
ハーフエルフのアルロは、人間とエルフの両方から嫌われている。だから、アルロは魔法学園へ入学しても孤独だった。そんなとき、口は悪いけれど妙に優しい優等生が現れた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる