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和子のバイト
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【和子】
俺たちの高校はバイトが許されている。
今の生活にも多少慣れたし、何か新しい事を始めたいと思っていた。そんな時クラスの女子からカフェのバイトを紹介された。
このカフェはパンケーキがオススメで雑誌に何度か取り上げられた人気店だ。店員の制服も可愛くて自分の姿を見て情けない事に興奮してしまった.......。
あと、ここは女性客をターゲットにしており働いている人も女性限定らしい。
男のいない環境は今の俺にとっては都合が良い。接客業なんて、不細工の時は考えもしなかったがせっかく美人に生まれたんだし、こういうのやってみたかった。
という訳で今日から働いているのだが.........。
なんで客に《斎藤浩二》がいるんだよ!!!
おかしいだろ。どう考えたってお前みたいなのが1人で来るようなカフェじゃねーだろう!!!ていうか遠くからでもスッゲー目立ってるじゃん。みんな見てるよ。周りがザワザワしちゃってるよ。
携帯で写真撮られてるし。毎日見てるから忘れてたけどアイツってやっぱり男前なんだな。ああいうの見るとイケメンに生まれ変わりたかったと思っちゃうよな~。
「お待たせしました。何になさいますか?
オススメはこちらのパンケーキになります。」
お、おーい!無視かい!!なんなんだ。
コイツまじでムカつくな。学校では嫌味ばっか言われるしバイト先では遭遇するし、
そして無視かい。
え?え?あぁ~コーヒーね。外国人じゃないんだから指差すんじゃなくて声に出してオーダーしろよ!!
俺と話しするのも嫌なんかい!
今までこいつを警戒してたけど、マジで俺の事が嫌いみたいだな。こいつに告白されたり、押し倒される事はないだろう。
コイツは安パイ決定だな!!!
ていうかこんな所で1人でコーヒー飲みに来るなんてコイツまじで変わってるな・・・。
【斎藤浩二】
たまたま廊下で和子とクラスメイトの女子が話してるのを聞いてびっくりした。
バイトをする話しをしてるじゃないか!学校の近所のカフェのようだ。
カフェのバイトなんて可愛い和子は、男の餌食になってしまう。すぐに自分もそのカフェに問い合わせ雇ってくれるように頼んでみたが、女性のみの募集しかしてないらしい。
職場には男性がいないのはホッとしたが、
居ても立っても居られず和子が働く初日を調べ店に向かった。
しかし1人で行った事を後悔した。
客層も女ばかりで男の俺は物凄く浮いている。
気のせいかもしれなが女性達からの視線を感じ居心地が悪かった。
それに和子も見当たらないし・・・・。
「お待たせしました。何になさいますか?
オススメはこちらのパンケーキになります。」
この瞬間全身に雷が落ちたようだった。
膝丈のフリルのついたスカートにピンクのブラウスが似合いすぎて、今すぐにでも押し倒したい衝動にかられた。理性と戦っていたら声も出せなくなった。
あぁ気が狂いそうだ。
それよりも何か選ばないといけない。
コーヒーを指差すと彼女は怪訝そうな顔をして去っていった。
そんな顔も愛おしい。
あんな可愛い姿を公共の場所にだすのは余りにも危険だ。
いくら女性が多い環境だからと言っても絶対ダメだ。
このバイトは一刻も早く辞めさせなければ。
俺たちの高校はバイトが許されている。
今の生活にも多少慣れたし、何か新しい事を始めたいと思っていた。そんな時クラスの女子からカフェのバイトを紹介された。
このカフェはパンケーキがオススメで雑誌に何度か取り上げられた人気店だ。店員の制服も可愛くて自分の姿を見て情けない事に興奮してしまった.......。
あと、ここは女性客をターゲットにしており働いている人も女性限定らしい。
男のいない環境は今の俺にとっては都合が良い。接客業なんて、不細工の時は考えもしなかったがせっかく美人に生まれたんだし、こういうのやってみたかった。
という訳で今日から働いているのだが.........。
なんで客に《斎藤浩二》がいるんだよ!!!
おかしいだろ。どう考えたってお前みたいなのが1人で来るようなカフェじゃねーだろう!!!ていうか遠くからでもスッゲー目立ってるじゃん。みんな見てるよ。周りがザワザワしちゃってるよ。
携帯で写真撮られてるし。毎日見てるから忘れてたけどアイツってやっぱり男前なんだな。ああいうの見るとイケメンに生まれ変わりたかったと思っちゃうよな~。
「お待たせしました。何になさいますか?
オススメはこちらのパンケーキになります。」
お、おーい!無視かい!!なんなんだ。
コイツまじでムカつくな。学校では嫌味ばっか言われるしバイト先では遭遇するし、
そして無視かい。
え?え?あぁ~コーヒーね。外国人じゃないんだから指差すんじゃなくて声に出してオーダーしろよ!!
俺と話しするのも嫌なんかい!
今までこいつを警戒してたけど、マジで俺の事が嫌いみたいだな。こいつに告白されたり、押し倒される事はないだろう。
コイツは安パイ決定だな!!!
ていうかこんな所で1人でコーヒー飲みに来るなんてコイツまじで変わってるな・・・。
【斎藤浩二】
たまたま廊下で和子とクラスメイトの女子が話してるのを聞いてびっくりした。
バイトをする話しをしてるじゃないか!学校の近所のカフェのようだ。
カフェのバイトなんて可愛い和子は、男の餌食になってしまう。すぐに自分もそのカフェに問い合わせ雇ってくれるように頼んでみたが、女性のみの募集しかしてないらしい。
職場には男性がいないのはホッとしたが、
居ても立っても居られず和子が働く初日を調べ店に向かった。
しかし1人で行った事を後悔した。
客層も女ばかりで男の俺は物凄く浮いている。
気のせいかもしれなが女性達からの視線を感じ居心地が悪かった。
それに和子も見当たらないし・・・・。
「お待たせしました。何になさいますか?
オススメはこちらのパンケーキになります。」
この瞬間全身に雷が落ちたようだった。
膝丈のフリルのついたスカートにピンクのブラウスが似合いすぎて、今すぐにでも押し倒したい衝動にかられた。理性と戦っていたら声も出せなくなった。
あぁ気が狂いそうだ。
それよりも何か選ばないといけない。
コーヒーを指差すと彼女は怪訝そうな顔をして去っていった。
そんな顔も愛おしい。
あんな可愛い姿を公共の場所にだすのは余りにも危険だ。
いくら女性が多い環境だからと言っても絶対ダメだ。
このバイトは一刻も早く辞めさせなければ。
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