6 / 8
5日目
しおりを挟む
「忠弘、ちょっといい?」
「ああ、美咲か?どうした」
翌日、別れた元夫の忠弘に聞いてみることにした。
忠弘とは当時かなり揉めたけど、最終的には彼も謝罪してくれて、今は事務的なやり取りだけになっている。
親権はこっちとはいえ、月に1度は浩平とも会っている。
「数日前から深夜に誰かがインターホンを鳴らすんだけど。モニターに誰も映っていないの」
「なんだそれ?ピンポンダッシュ?」
「私も最初はイタズラかと思ったんだけど、昨日は入ってきてエレベーターホールのインターホンが鳴ったの」
「…何それ、不気味だね」
「前はそんなこと、なかったよね?」
「いや、そんなことは無かったけど…もしかして」
「何?」
「いや、アイツかもって思って。ほら俺の当時の相手…」
「え?」
「慰謝料取られたって、結構恨んでいたから。結局俺との関係も終わったし」
「そんな、逆恨みじゃない!」
「ちょっと確認する」
幽霊よりも生きた人間の恨みの方が現実的で、怖い。
でも対策のしようがある。
警察に相談してみよう。
「ああ、美咲か?どうした」
翌日、別れた元夫の忠弘に聞いてみることにした。
忠弘とは当時かなり揉めたけど、最終的には彼も謝罪してくれて、今は事務的なやり取りだけになっている。
親権はこっちとはいえ、月に1度は浩平とも会っている。
「数日前から深夜に誰かがインターホンを鳴らすんだけど。モニターに誰も映っていないの」
「なんだそれ?ピンポンダッシュ?」
「私も最初はイタズラかと思ったんだけど、昨日は入ってきてエレベーターホールのインターホンが鳴ったの」
「…何それ、不気味だね」
「前はそんなこと、なかったよね?」
「いや、そんなことは無かったけど…もしかして」
「何?」
「いや、アイツかもって思って。ほら俺の当時の相手…」
「え?」
「慰謝料取られたって、結構恨んでいたから。結局俺との関係も終わったし」
「そんな、逆恨みじゃない!」
「ちょっと確認する」
幽霊よりも生きた人間の恨みの方が現実的で、怖い。
でも対策のしようがある。
警察に相談してみよう。
0
あなたにおすすめの小説
それなりに怖い話。
只野誠
ホラー
これは創作です。
実際に起きた出来事はございません。創作です。事実ではございません。創作です創作です創作です。
本当に、実際に起きた話ではございません。
なので、安心して読むことができます。
オムニバス形式なので、どの章から読んでも問題ありません。
不定期に章を追加していきます。
2026/1/17:『えれべーたー』の章を追加。2026/1/24の朝8時頃より公開開始予定。
2026/1/16:『せきゆすとーぶ』の章を追加。2026/1/23の朝4時頃より公開開始予定。
2026/1/15:『しばふ』の章を追加。2026/1/22の朝4時頃より公開開始予定。
2026/1/14:『でんしれんじ』の章を追加。2026/1/21の朝4時頃より公開開始予定。
2026/1/13:『こえ』の章を追加。2026/1/20の朝4時頃より公開開始予定。
2026/1/12:『あけてはいけない』の章を追加。2026/1/19の朝4時頃より公開開始予定。
2026/1/11:『みきさー』の章を追加。2026/1/18の朝4時頃より公開開始予定。
※こちらの作品は、小説家になろう、カクヨム、アルファポリスで同時に掲載しています。
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
【完結】本当にあった怖い話 ~実話怪談集『図書館の“あれ”』・『旅先の怪』・『負のパワースポット』~
悠月
ホラー
実話怪談のショートショートを集めた短編集。
『図書館の“あれ”』
私の出身大学の図書館、閉架書庫には“あれ”がいる。私以外のほとんどの人が遭遇したという“あれ”。
しかし、“あれ”に遭遇した人たちの人生が、少しずつ壊れていく……。
『旅先の怪』
非日常の体験がしたくて、人は旅に出る。ときに、旅先では異界を覗くような恐怖を体験してしまうこともあるのです。
京都、遠野、青森……。
そんな、旅先で私が出遭ってしまった恐怖。旅先での怪異譚を集めました。
『負のパワースポット』
とある出版社からパワースポット本の取材と執筆を請け負った、フリーランスライターのN。「ここは、とてもいいスポットだから」と担当編集者から言われて行った場所には……?
この話、読んだ方に被害が及ばないかどうかの確認は取れていません。
最後まで読まれる方は、どうか自己責任でお願いいたします。
※カクヨムに掲載していたものの一部を修正して掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる