ユニ子と人間

えば

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宝箱

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虹の根本には宝物があるという。
「どっちに行く?」
「右」
俺は、短く答えた。
ユニ子に乗って右に行くと、
本当に宝箱が眠っていた。
宝箱は眠い目をこすりながら言った。
「なんだ、いいきもちでねてたのにいいいい」
寝起きが悪い。
「はっ、これはこれは、ユニ子の旦那」
「旦那、言うな!」
「へい、すみません」
「え?旦那って、ユニ子、お前、男なのか?」
「なわけないでしよ」
ユニ子は笑ってごまかした。
「馬の、オストメスなんて、俺、区別できないからなあ」
変な沈黙がながれた。
「馬言うな」
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