アイウエオ小説

赤い家

赤い
家の
上に
円盤が
降りてきた
かわいい
キノコ型
クリエーチャーが
けがをして
興奮していた
「逆らったら
死ぬわ
すぐに
戦争になる」
そう直感した。
タマ子は
力一杯
強く
手を
叩いた。
「父様」
懐かしい
匂いがした。
ヌードになって
寝た。
「脳がジンジンするわ」
ハムレットを読んだ。
一息ついた。
「ふう」
平衡感覚が
ほぼなくなっていた。
「ママ」
ミルクを飲んだ。
胸が少し暖かくなった。
メモをとった。
[モーリシャス、赦して]
「やっと
ゆっくりできるわ」横になった。
楽な姿勢で
リラックスして
ルビーを眺めた。
冷蔵庫から
「論破」という声がした。
「私負けましたわ」