本の塔

えば

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手放す

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「cane、来い」
「なんだ元気ないなあ、珍しい」
「もう、お前だけになっちまった。すっかり断捨離して、頭からもドンドンアウトプットしてな、これが手放すってことか」
「まあ、オレがいればしにゃしないさ」
「なんだ、優しいじゃないか、気持ち悪い」
「そんだけ言えりゃ大丈夫だ」

妙齢の美女が眼鏡をクイと上げていった。
「これがここで生きていく覚悟」
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