初めて地球に来た時のように

えば

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綺麗なお姉さん

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「坊や、大丈夫?
何か話しているようだが言葉がわからない。とりあえず愛嬌を振りまく。子供の特権だ。

「えへへ言葉がわからないよ」

もちろん、伝わらない。
笑顔は、友好的に伝わった。
「うーん困ったな、とりあえず、お姉さんのところに来ない?
意味はわからないまま頷いた。

「うんうん」
肯定の意味も伝わった。
順調順調。
「きれいだなあ」
見惚れていると綺麗なお姉さんにも引き寄せられ出した。
「まただ、とりあえず、物理防御!
身体が緑色にひかりだす。
「うわ、なに?
驚くお姉さん。当然だ。
ポヨーンとぶつかるがだめーじはない。
「やわらかくて良かった」


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