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Ⅴ 救済の魔女
第91話 ブリュンヒルデ
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わたしの目の前には、ワルキューレの代表的ブリュンヒルデ様がいる。長い剣と盾を持っている。
黒いマントに黒い帽子。まるで魔女みたいな風格だ。首から下に着ている分厚い甲冑。肌をあまり露出していない。
甲冑を着ていない顔の部分は、雪のような白い肌だった。姿形をとっても、まるで人間。
ブリュンヒルデと自分から名乗ってきた。どうしよう。どう対処しよう。対面から流れ込まれる殺気に、自然と体が後ずさりしていた。
だめだ。逃げるな。戦え。
そう心の中で思っていても、体は正直だ。今まで会ったノルンと全然違う。それでも、刃を持っている手に力をこめた。汗をびっしょりかいている。
思いだせ、守るんだろ。
孤児院の子供たちの顔、近所にいるおばさんおじさんたち、研究所の社長、駄菓子屋のおばあちゃんの顔が、瞼の裏に次々と現れた。みんなして、幸せそうに笑っている。
この笑みを絶対守るんだ。
後退していたのに、前に構えたわたしを見てブリュンヒルデ様が「ほぉ」と関心した息がこぼれた。
「わたしはユナ。あなたを倒しにきた」
わたしも自己紹介をした。相手もせっかく名を名乗ったのだから、自分も名乗らないと。剣を構えた突然――風を切る音とともにブリュンヒルデ様がわたしの背後に。
その刃が首に振り落とされる。
わたしは屈んで、聖剣でお腹あたりを斬った。甲冑で防いだようだけど、分厚い甲冑が真っ二つに。雪のような白い肌が露わに。
ブリュンヒルデ様は斬られたことに、驚いて目を見開いた。その隙に、わたしは二歩後退し、もう一度聖剣を構えた。
わたしも内心びっくりしている。
襲いかかってきたあの瞬間、全く見えなかった。目にも止まらない速さ。背後に回られた気配だけ察知して、攻撃したけど、たまたま当たっただけ。ほんの偶然だ。
すぅ、と息を吸った。
少し動いただけで、息が荒れている。大粒の汗が額からツゥと頬を伝った。
もう一度、すぅと息を吸った。呼吸を整えろ。目の前の相手はまだ、本気じゃない。
非常に重たい空気。
息を吸うのも、酷な空気。
ブリュンヒルデ様がまた動いた。片足がこちらに動いたのを微かに見えて、聖剣を胸の前に防御の構えをした。
目にも止まらなぬ速さで風を振り切って、やってきた。ブリュンヒルデ様の剣が防御した刃に。やはり、胸を狙ってくるのは当然か。振り払えない。押し倒される。
フェイシングのような構えをしている。軽く押し当てているように見えるけど、実際は吹き飛ばされそうな力。
刃どうしがぶつかって、キィンと甲高い乾いた音が響いた。そこから、バチバチと火花が散る。
近くにやってきて、黒い帽子が揺れた。微かに見える、真っ赤な瞳。真紅のようで綺麗だけど、鋭い眼光だ。
双方の剣がぶつかり合うと、どちらかの弱い力が負ける。
ブリュンヒルデ様の力は、人間の領域を超えた神にも等しい力。そんなのに、勝てるはずもなく、ぐっと押し倒されていき、そのまま風のように吹っ飛ばされた。
コンクリートの建物にあたり、遠くには行かなかったものの、危うく失神しかけた。頭から血は流れていないものの、目の前がクラクラする。
視界がユラユラ揺れている。ブリュンヒルデ様が二体だったり、三体だったり、こんな数いないでしょ。しっかりしろ。
わたしは腰をうかした。もう力が、殆ど残っていない。やりきれるか。いや、やらなければ。
わたしの手には、聖剣が握られている。どんなに汗でぬかるんでても、風で吹っ飛ばされても、聖剣を捨てることはなかった。大丈夫。意識とは裏腹に、まだ心があつく燃えている。
松明につい火は、決して消えていない。
ブリュンヒルデ様が静かにやってきた。
盾を構えていることは、まだ警戒している。そのほうがいい。わたしは簡単に、やられないのだから。
腰をうかしたわたしを見て、びっくりして固まっている。
『人間はすぐ死ぬ。脆い。だが、違うようだな』
切なく言った。
どんな表情しているのか分からないけど。視界のユラユラが収まった。コンクリートに激突して、背中と頭部が激しく痛い。
その痛みが目まぐるしく体に襲ってきた。腹の底から叫びたい。
わたしは剣を持ち構えた。相手は、少し離れた場所にいる。痛みに耐えろ。呼吸を整えろ。すぅ、と大きく息を吸った。
不思議と最初感じてた恐怖心がない。痛みが加われば、恐怖も憂慮も消し飛び、変わりに燃え盛る炎が生まれる。
わたしにはまだ切り札がある。古の魔法だ。10年間やっていないけど、その魔法の合言葉を覚えている。
でもこの切り札は、ほんとの最後の最後の瞬間。古の魔法は、どれも負担が大きすぎて仕留め損なったら、もう動けない。ほんとの最後の瞬間まで、一対一で戦う。
少し離れた場所にいるけど、どんな動きをしてもまたたく間に、至近距離にくる。人間には目にも止まらない速さだ。
このスピードに勝てない。さっきわたしがお腹あたりを斬ったとき、驚いていた。わたしが腰をうかしたときだって。
そして極めつけはあの言葉。
〝人間はすぐ死ぬ。脆い。だが、違うようだ〟
ブリュンヒルデ様は、人間のことをすぐに死ぬ。脆い生物だと認識している。確かにそうなのだけど。
わたしが攻撃してくるのを、読めていない。自分が仕掛ければ、すぐに死ぬだろうと。その油断を取る。
人間の強さを見せてやる。
荒々しかった呼吸が次第に穏やかになり、はっきりと意識が現実に。心の中の炎は増えて、燃え盛っている。
風が静かになびいた。
風が冷たい。凍りそうなほど。
風の方向も変わると、黒煙が伸びていく方向も変わる。モクモクと黒い綿菓子みたいな雲がユグドラシルの樹がある西側に。だんだん鼻がなれて、煙の臭いと血の匂いがわからなくなってきた。
すると、何かを察知したのだろう。
わたしの目を見て、ふっと笑ったように見えた。それは一瞬で、またたく間に消えた。風を切って、音を消して、気配を殺して、至近距離に。
低い位置からの態勢。わたしの腰の位置から攻めてきた。
――低い!
わたしは息を呑んで、再びガード。また、バチバチと火花が散る。押し倒される。
でも、大丈夫。心がまだ諦めていないならば、自然と力が湧いてくるもの。底しれぬ力て振り払った。
ブリュンヒルデ様の剣が、乾いた音とともに遠くに飛ぶ。
グサと剣が地面に刺さったのは、ここから遠い場所。
剣が飛ばされたことに、ブリュンヒルデ様は驚いて、宙を見上げた。わたしはその隙を見過ごさなかった。
聖剣に力を込めて、がら空きの脇に刃を突き刺した。しかし、相手の隙を狙ったのが計算間違い。
相手はワルキューレ。戦場に赴く〝戦う乙女〟。主神オーディンをも信頼する女神様。その実力を侮っていた。
わたしの刃が届く前に、相手の反射神経のほうが速かった。片方に持っている盾でその身をガード。しかも。
その盾は、どんな頑丈なものでも絶対に通らない。完璧無敵な武器。突きの力を受け止め、そしてその刃を真っ二つに別けた。
わたしの魔女具が、聖剣が、簡単に真っ二つに。
こんな至近距離じゃまずい。二歩、三歩離れた。相手は剣を持っていないとしても、腕を伸ばせば届く距離。剣どうしじゃなくても、戦う方法はあるから。
だから離れた。
聖剣を真っ二つにさせるなんて。なんて硬い盾。刀身は半分より短い。これでは、古の魔法は使えるだろうか。
いや、やってみないと分からない。
相手は盾に身を潜めている。わたしがまだ何かをするのを分かっている。じっと様子をうかがっている。
わたしは一か八か成功に賭けた。
剣を胸の前にかかげ、瞳を閉じた。
「聖剣よ! 主の名のもとにその刃を振り落とせ!」
魔法陣が足元から出現。
今まで唱えた中で、一番大きく感じる。神々しい光とともに現れ、ブリュンヒルデ様の頭上に、千ほどの刃が。
光の粒みたいな剣。
そして、意思を持ったように勝手に動いた。ブリュンヒルデ様にめがけて振り落とされる。剣の雨だ。それが五分位続いた。
やがて、雨はやみ、辺りは埃が舞った。ブリュンヒルデ様が何処にいるのかさえ分からない。もしかしたら、あの盾で全部やり切っているかもしれない。油断しちゃいけない。
刀身の折れた刀を持ち構えた。
埃がやがて、風によってすぅと消えていった。だんだんと薄れていき、埃の中から巨大な影が。盾をもっている女性の形。やはり、生きている。
わたしはぎゅと聖剣を握った。
だんだんと埃が薄れ、その姿は明るみに出る。全身盾で身を潜めて、丸くなっていた。盾は壊れていない。
辺りには、大地に刺さった刃と真っ二つに折れた刀身のみ。盾は傷一つついていない。当然、盾の持ち主も怪我をしていない。
これに賭けたのに。
一気に絶望感が押し寄せた。ゴォゴオと燃えていた炎が急激に冷めていく。
そのとき、盾に亀裂が走った。卵のようなヒビ。そして、ピキピキと亀裂で別れ、真っ二つに。ブリュンヒルデ様が姿を出した。
黒いマントに黒い帽子。まるで魔女みたいな風格だ。首から下に着ている分厚い甲冑。肌をあまり露出していない。
甲冑を着ていない顔の部分は、雪のような白い肌だった。姿形をとっても、まるで人間。
ブリュンヒルデと自分から名乗ってきた。どうしよう。どう対処しよう。対面から流れ込まれる殺気に、自然と体が後ずさりしていた。
だめだ。逃げるな。戦え。
そう心の中で思っていても、体は正直だ。今まで会ったノルンと全然違う。それでも、刃を持っている手に力をこめた。汗をびっしょりかいている。
思いだせ、守るんだろ。
孤児院の子供たちの顔、近所にいるおばさんおじさんたち、研究所の社長、駄菓子屋のおばあちゃんの顔が、瞼の裏に次々と現れた。みんなして、幸せそうに笑っている。
この笑みを絶対守るんだ。
後退していたのに、前に構えたわたしを見てブリュンヒルデ様が「ほぉ」と関心した息がこぼれた。
「わたしはユナ。あなたを倒しにきた」
わたしも自己紹介をした。相手もせっかく名を名乗ったのだから、自分も名乗らないと。剣を構えた突然――風を切る音とともにブリュンヒルデ様がわたしの背後に。
その刃が首に振り落とされる。
わたしは屈んで、聖剣でお腹あたりを斬った。甲冑で防いだようだけど、分厚い甲冑が真っ二つに。雪のような白い肌が露わに。
ブリュンヒルデ様は斬られたことに、驚いて目を見開いた。その隙に、わたしは二歩後退し、もう一度聖剣を構えた。
わたしも内心びっくりしている。
襲いかかってきたあの瞬間、全く見えなかった。目にも止まらない速さ。背後に回られた気配だけ察知して、攻撃したけど、たまたま当たっただけ。ほんの偶然だ。
すぅ、と息を吸った。
少し動いただけで、息が荒れている。大粒の汗が額からツゥと頬を伝った。
もう一度、すぅと息を吸った。呼吸を整えろ。目の前の相手はまだ、本気じゃない。
非常に重たい空気。
息を吸うのも、酷な空気。
ブリュンヒルデ様がまた動いた。片足がこちらに動いたのを微かに見えて、聖剣を胸の前に防御の構えをした。
目にも止まらなぬ速さで風を振り切って、やってきた。ブリュンヒルデ様の剣が防御した刃に。やはり、胸を狙ってくるのは当然か。振り払えない。押し倒される。
フェイシングのような構えをしている。軽く押し当てているように見えるけど、実際は吹き飛ばされそうな力。
刃どうしがぶつかって、キィンと甲高い乾いた音が響いた。そこから、バチバチと火花が散る。
近くにやってきて、黒い帽子が揺れた。微かに見える、真っ赤な瞳。真紅のようで綺麗だけど、鋭い眼光だ。
双方の剣がぶつかり合うと、どちらかの弱い力が負ける。
ブリュンヒルデ様の力は、人間の領域を超えた神にも等しい力。そんなのに、勝てるはずもなく、ぐっと押し倒されていき、そのまま風のように吹っ飛ばされた。
コンクリートの建物にあたり、遠くには行かなかったものの、危うく失神しかけた。頭から血は流れていないものの、目の前がクラクラする。
視界がユラユラ揺れている。ブリュンヒルデ様が二体だったり、三体だったり、こんな数いないでしょ。しっかりしろ。
わたしは腰をうかした。もう力が、殆ど残っていない。やりきれるか。いや、やらなければ。
わたしの手には、聖剣が握られている。どんなに汗でぬかるんでても、風で吹っ飛ばされても、聖剣を捨てることはなかった。大丈夫。意識とは裏腹に、まだ心があつく燃えている。
松明につい火は、決して消えていない。
ブリュンヒルデ様が静かにやってきた。
盾を構えていることは、まだ警戒している。そのほうがいい。わたしは簡単に、やられないのだから。
腰をうかしたわたしを見て、びっくりして固まっている。
『人間はすぐ死ぬ。脆い。だが、違うようだな』
切なく言った。
どんな表情しているのか分からないけど。視界のユラユラが収まった。コンクリートに激突して、背中と頭部が激しく痛い。
その痛みが目まぐるしく体に襲ってきた。腹の底から叫びたい。
わたしは剣を持ち構えた。相手は、少し離れた場所にいる。痛みに耐えろ。呼吸を整えろ。すぅ、と大きく息を吸った。
不思議と最初感じてた恐怖心がない。痛みが加われば、恐怖も憂慮も消し飛び、変わりに燃え盛る炎が生まれる。
わたしにはまだ切り札がある。古の魔法だ。10年間やっていないけど、その魔法の合言葉を覚えている。
でもこの切り札は、ほんとの最後の最後の瞬間。古の魔法は、どれも負担が大きすぎて仕留め損なったら、もう動けない。ほんとの最後の瞬間まで、一対一で戦う。
少し離れた場所にいるけど、どんな動きをしてもまたたく間に、至近距離にくる。人間には目にも止まらない速さだ。
このスピードに勝てない。さっきわたしがお腹あたりを斬ったとき、驚いていた。わたしが腰をうかしたときだって。
そして極めつけはあの言葉。
〝人間はすぐ死ぬ。脆い。だが、違うようだ〟
ブリュンヒルデ様は、人間のことをすぐに死ぬ。脆い生物だと認識している。確かにそうなのだけど。
わたしが攻撃してくるのを、読めていない。自分が仕掛ければ、すぐに死ぬだろうと。その油断を取る。
人間の強さを見せてやる。
荒々しかった呼吸が次第に穏やかになり、はっきりと意識が現実に。心の中の炎は増えて、燃え盛っている。
風が静かになびいた。
風が冷たい。凍りそうなほど。
風の方向も変わると、黒煙が伸びていく方向も変わる。モクモクと黒い綿菓子みたいな雲がユグドラシルの樹がある西側に。だんだん鼻がなれて、煙の臭いと血の匂いがわからなくなってきた。
すると、何かを察知したのだろう。
わたしの目を見て、ふっと笑ったように見えた。それは一瞬で、またたく間に消えた。風を切って、音を消して、気配を殺して、至近距離に。
低い位置からの態勢。わたしの腰の位置から攻めてきた。
――低い!
わたしは息を呑んで、再びガード。また、バチバチと火花が散る。押し倒される。
でも、大丈夫。心がまだ諦めていないならば、自然と力が湧いてくるもの。底しれぬ力て振り払った。
ブリュンヒルデ様の剣が、乾いた音とともに遠くに飛ぶ。
グサと剣が地面に刺さったのは、ここから遠い場所。
剣が飛ばされたことに、ブリュンヒルデ様は驚いて、宙を見上げた。わたしはその隙を見過ごさなかった。
聖剣に力を込めて、がら空きの脇に刃を突き刺した。しかし、相手の隙を狙ったのが計算間違い。
相手はワルキューレ。戦場に赴く〝戦う乙女〟。主神オーディンをも信頼する女神様。その実力を侮っていた。
わたしの刃が届く前に、相手の反射神経のほうが速かった。片方に持っている盾でその身をガード。しかも。
その盾は、どんな頑丈なものでも絶対に通らない。完璧無敵な武器。突きの力を受け止め、そしてその刃を真っ二つに別けた。
わたしの魔女具が、聖剣が、簡単に真っ二つに。
こんな至近距離じゃまずい。二歩、三歩離れた。相手は剣を持っていないとしても、腕を伸ばせば届く距離。剣どうしじゃなくても、戦う方法はあるから。
だから離れた。
聖剣を真っ二つにさせるなんて。なんて硬い盾。刀身は半分より短い。これでは、古の魔法は使えるだろうか。
いや、やってみないと分からない。
相手は盾に身を潜めている。わたしがまだ何かをするのを分かっている。じっと様子をうかがっている。
わたしは一か八か成功に賭けた。
剣を胸の前にかかげ、瞳を閉じた。
「聖剣よ! 主の名のもとにその刃を振り落とせ!」
魔法陣が足元から出現。
今まで唱えた中で、一番大きく感じる。神々しい光とともに現れ、ブリュンヒルデ様の頭上に、千ほどの刃が。
光の粒みたいな剣。
そして、意思を持ったように勝手に動いた。ブリュンヒルデ様にめがけて振り落とされる。剣の雨だ。それが五分位続いた。
やがて、雨はやみ、辺りは埃が舞った。ブリュンヒルデ様が何処にいるのかさえ分からない。もしかしたら、あの盾で全部やり切っているかもしれない。油断しちゃいけない。
刀身の折れた刀を持ち構えた。
埃がやがて、風によってすぅと消えていった。だんだんと薄れていき、埃の中から巨大な影が。盾をもっている女性の形。やはり、生きている。
わたしはぎゅと聖剣を握った。
だんだんと埃が薄れ、その姿は明るみに出る。全身盾で身を潜めて、丸くなっていた。盾は壊れていない。
辺りには、大地に刺さった刃と真っ二つに折れた刀身のみ。盾は傷一つついていない。当然、盾の持ち主も怪我をしていない。
これに賭けたのに。
一気に絶望感が押し寄せた。ゴォゴオと燃えていた炎が急激に冷めていく。
そのとき、盾に亀裂が走った。卵のようなヒビ。そして、ピキピキと亀裂で別れ、真っ二つに。ブリュンヒルデ様が姿を出した。
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