隷属の証

Hypnos

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1年1学期

下ごしらえ

注文から配達までそれなりに時間がかかるため、三人はその合間に風呂に入ることにした。
そして暫くするとピザが届く。睡眠薬と媚薬の味を不審がらせないようにあえて頼んだ刺激的な味のするコーラも全員分ある。これから何が起こるかもわからない楓は、機嫌が良さそうに陽介ととる授業について話を咲かせており、匠は気づかれないよう楓のコップに睡眠薬と媚薬を推奨量ギリギリまで入れる。媚薬の方は自分と陽介のコップにも少し入れる、長い夜になるしねっと匠は口の端をつりあげた。これから楓に出来ることを考えるとゾクゾクして、匠は無理やり思考を切り替える。

「お待たせ~。ピザと飲み物が届いたから冷めないうちに食べちゃおう」

にこやかに笑いながら匠はピザと三人分のコップをダイニングテーブルに持っていく。

「わー美味しそう!」
「これは楓ちゃんの分のコーラね」

何食わぬ顔で楓に睡眠薬と媚薬がたっぷり入ったコーラを渡し、遅れてきた陽介にもコーラを渡す。

「じゃあ、これからの学園生活に乾杯!」
「「カンパイ!」」

グイっと一気にコーラを飲む匠と陽介を見て、楓も負けじとコーラを飲み干す。味が少し変な気がしたが、ダイエットコーラでも頼んだのだろうか?しかし、特に深く考えず楓は熱々のマルガリータを頬張り始めた。一方、味が変わった原因に気づいた陽介は眉を顰める。

(俺の分にまで媚薬入れてんじゃねーか。匠の野郎どういうつもりだよ。まさか自分の分も媚薬を入れたりして。。。いくら楓が可愛いからって流石に少し可哀想だ)

陽介の考えに気づいたのか、匠は妖艶な笑みを浮かべた。



男子校生の食事は素早く、30分もすればピザは丸ごと平らげられた。ささっと後片付けを済ませた楓は歯を磨き、ソファに座ってバラエティ番組を見始めた。そんな楓をダイニングから眺めていた匠と陽介はお互いに向かって頷き合うと、玄関扉の鍵を確かめてチェーンをかけ、楓の両隣に陣取る。匠はさらに楓の細い腰に腕を回して自分側に引き寄せ、楓が自分にもたれかかるように仕向けた。

(匠、急にどうしたんだろう?人肌が恋しいのかな?)

流石にちょっと不審に思い始めた楓だったが、暖かさも相まって、考えをさらに展開していく前に眠りに落ちてしまった。静かに寝息を立てる楓を見て、匠と陽介は舌なめずりした。

「上手くいったみたいだな。ゲスなやり方だけど。つーかお前俺のコーラにも媚薬入れたよな。まさか全員分に入れたんじゃ。。。」
「ゲスとか言いながらお前もノリノリだったじゃねえか。楓の分以外は媚薬をちょっと入れただけだぞ。そっちの方が楽しめるだろ?楓の分は限界まで入れたけど」
「ひでえwこれ輸入品のめっちゃ強いやつじゃん。流石に楓がちょっと可愛いそうなんだけど」
「最初は過剰なくらいがちょうどいいって。そろそろムラムラしてきたし、ベッドまで運ぶか」

そう言って二人は楓を匠のベッドに運び込んだ。
この時から始まっていく厳しい調教に楓はまだ気づかない。
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