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日本編
正義争奪戦 武士 戦闘1
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「ふぅ……」
一息つき再び歩き出す。滴る血は次第に止まっていき傷が閉じていく。
森を抜ける為黙々と歩いていると、正面からシャラン、シャランっと音を立てながら甲冑を着た男が向かってきた。
腰に二本の刀。赤を基調とした甲冑を纏い鼻から下を隠すような仮面をしている。
俺と武士の距離が一メートル程となり、同時に立ち止まる。
「戦え」
仮面から漏れる声はたくましい声だった。武士は二つの刀を鞘ありで抜き一本を俺に投げた。
「なんの真似だ?」
俺は刀をしっかりと受け取り疑問を投げかける。
「平等を測っている」
「そうかい」
鞘から剣を抜く。
「名は伊藤一刀材。いくぞ!」
伊藤も刀抜き一気に距離を詰めてきた。
伊藤は突きをする。俺はそのまま喰らおうとする。
「ふん!」
しかし、突きの動作が
ピタッ
と止まり刃を真上の向け俺の頭を狙い振り上げた。
スウェーで避ける。
同時に刀を持っていない手を伊藤に向けエネルギー波を放出する。
「はあ!!」
伊藤は振り上げた刀をそのまま振り下ろしエネルギー波を斬る。
切られたエネルギー波は二つに分かれ伊藤の左右の甲冑に擦り傷を付け後ろの木へと当たった。
これだ。
両手を伸ばし木に向かってもう一度エネルギー波を放出。
再び追突した木は、大き揺れ伊藤に向かって倒れていく。
すぐさま伊藤を置いて下がる。
伊藤は刀木に向かって一振り。木はバラバラとなり伊藤の周りに落ちていく。
「エネルギー波だな。似たようなことならできるぞ」
伊藤は一旦刀を鞘にしまう。姿勢を低くし再び刀を抜こうとする。
「【居合斬り】」
刀をその場で超スピードで空振りさせる。
何してんだ?
突っ立ていると体に刀の刃の跡が刻まれた。瞬時に体からエネルギー波を出し体を貫通する前に相殺させた。
体の半分で止まった。
久々に悲鳴をあげるとこだったな。
一息つき再び歩き出す。滴る血は次第に止まっていき傷が閉じていく。
森を抜ける為黙々と歩いていると、正面からシャラン、シャランっと音を立てながら甲冑を着た男が向かってきた。
腰に二本の刀。赤を基調とした甲冑を纏い鼻から下を隠すような仮面をしている。
俺と武士の距離が一メートル程となり、同時に立ち止まる。
「戦え」
仮面から漏れる声はたくましい声だった。武士は二つの刀を鞘ありで抜き一本を俺に投げた。
「なんの真似だ?」
俺は刀をしっかりと受け取り疑問を投げかける。
「平等を測っている」
「そうかい」
鞘から剣を抜く。
「名は伊藤一刀材。いくぞ!」
伊藤も刀抜き一気に距離を詰めてきた。
伊藤は突きをする。俺はそのまま喰らおうとする。
「ふん!」
しかし、突きの動作が
ピタッ
と止まり刃を真上の向け俺の頭を狙い振り上げた。
スウェーで避ける。
同時に刀を持っていない手を伊藤に向けエネルギー波を放出する。
「はあ!!」
伊藤は振り上げた刀をそのまま振り下ろしエネルギー波を斬る。
切られたエネルギー波は二つに分かれ伊藤の左右の甲冑に擦り傷を付け後ろの木へと当たった。
これだ。
両手を伸ばし木に向かってもう一度エネルギー波を放出。
再び追突した木は、大き揺れ伊藤に向かって倒れていく。
すぐさま伊藤を置いて下がる。
伊藤は刀木に向かって一振り。木はバラバラとなり伊藤の周りに落ちていく。
「エネルギー波だな。似たようなことならできるぞ」
伊藤は一旦刀を鞘にしまう。姿勢を低くし再び刀を抜こうとする。
「【居合斬り】」
刀をその場で超スピードで空振りさせる。
何してんだ?
突っ立ていると体に刀の刃の跡が刻まれた。瞬時に体からエネルギー波を出し体を貫通する前に相殺させた。
体の半分で止まった。
久々に悲鳴をあげるとこだったな。
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