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死の大陸編 青年期
第49話. アンフィス
しおりを挟む個体名はアンフィス!
しかも頭が2つあり、双頭の蛇!
僕はすこぶる興味が湧き、是非ともあと1つある頭を早く見てみたいと思う気持ちと好奇心でいっぱいだ
しかもこのサイズでまだ子供と来たもんだから、頭が2つもあり、それが成長して大人サイズの個体になれば、神獣クラスじゃないのかとアースに聞いてみると、僕の予想が外れてしまう
しかし、更なる僕の探究心をくすぐる答えが帰ってきた
なんと神獣クラスともなると頭が8つもあると聞かされてしまえば、僕の好奇心は更に激上がりで心惹かれてしまった
そんな事を今この場で聞いてしまったら、ここにいるアンフィスの存在が一気に薄れてしまったではないか
そんな僕の残念がる気持ちが気に食わなかったのか、アンフィスが動き出す
どうやら僕が心の中で思っていた事を、蛇が読み取り癇に障ったのか、急に滝の中からワニ軍団に狙いを定め、凄い勢いで一直線に獲物を捕食し始める
この時、滝の中から飛び出た蛇の頭は確かに双頭だった!
滝から勢いよく飛び出たアンフィスは虫の居所が悪かったのか、それともただ単にお腹が空いていたのか電光石火のごとし、ワニを1匹ずつ口に咥えてはすぐに丸呑みして、次から次へとワニ軍団を捕食し続け、その数を減らしていく
逃げ惑っていたワニ軍団もあっという間に双頭の蛇に丸呑みされ捕食されてしまい、最初にいたワニ軍団総勢100体以上の数が瞬く間にいなくなってしまった
短時間でこれだけのワニ軍団を食べた事で、アンフィスの身体のサイズもひと回り大きくなり、遠目で見ても激太りしているのが分かる
とにかくデカイ!
全長でどのくらいあるのだろうか?
ざっと見る限りでは40mから50mはありそうだ
本当にこのサイズで子供なのか?
これで成長半ばと言うのだから将来が末恐ろしいのだが、この子の親はいったいどれ位の大きさなんだろうと、別の疑問が浮かぶ
それより気になるのは、やはり頭が8つある蛇の方だ
地球では神話にもなっているオロチの事だと思い、アースに名前を聞いたら、残念、全く違っていた
8つの頭がある蛇は、神獣クラスで個体名はアンデスと言うらしい
そこはオロチであって欲しかったので、ちょっと残念だ
しかしながら名前は違えど是非とも見て見たいので、今度はそのオロ、じゃなくてアンデスについて父さんに尋ねてみることにする
どうやら双頭の蛇の頭1号(僕から観て左側)が、僕達の存在に気付いたようで、チロチロ舌を出しながら此方を品定めでもするかのように、じっと見ている
間違いなく僕達はアンフィスにロックオンされているので、このまま蛇が僕達に攻撃を仕掛けて来たら、どうするかをアースに聞いてみると、な、なんと自分が戦うと答えたのにビックリさせられる
なので戦闘が開始すれば、アース君にお任せする事にした
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