転移失敗!!此処は何処?僕は誰?

I&Rin

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死の大陸編 青年期

第79話. ブラックドラゴン

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 この薄暗い空間の奥に、漆黒の闇よりも深いと思わせるブラックドラゴンが佇んでいた


 更に近くまで歩いて行くとビックリした事にブラックドラゴンの方から話してくるじゃないですか。

 『誰だ!それ以上こちらに立ち入る事は許さん!』

 うぅん、思いのほかこのドラゴンは社交的ではないぞ!


 このまま話さないでおくべきか、どうしたもんか考えていると………えっ?おいおいちょっと待てよ、何でブラックドラゴンとの会話が通じるんだ?

 ひょっとして、アースと一緒で神獣クラスは念話で理解しあえるのか


 『返事も返せないのか!』

 ここはちゃんとした受け応えをしておくべきだとと思いブラックドラゴンに返事する。

 「突然の来訪で申し訳ありません!」

 『ほぅ、話せるではないか!何故お前達はここに来た?』

 んっ⁉︎⁉︎ひょっとしてこの方はアースの事を感づいて含めてるいるのか!

 「この地に住む神獣と呼ばれる存在をこの眼で確認したく、やって来ました!」

 『お前が言う神獣とは私の事を言っているのか?』

 「はい、そうです。……貴方はブラックドラゴンですよね⁉︎」


 『ハッハッハッ!お前は物怖じする事もなくハッキリと言うな!それで、確認は済んだであろう!神獣に会えたのだから、もう帰るがいい!』

 ・・・何をぉー!確かに確認出来たけど、なんかめちゃくちゃ無下に扱われている気がしてならない

 「確かにそうですが、ホントにあなたは神獣なんでしょうか?」

 『何⁉︎』

 「僕はこの地にいると聞いて探していましたけど、貴方がそのブラックドラゴンにただ似ているだけなのかも知れませんからねぇ」
 
 これはちょっと刺激し過ぎたかもしれないな!

 『ほぉ、ではお前の望み通り戦ってみるか?』

 んっ⁉︎何故、僕が戦いたいのが分かった⁉︎

 「いいんですか?」

 『探しているんだろ!お前が言う神獣がいたらどうやって確認するつもりなんだ?』

 うっ、何故なぜか言い負かされているぞ!

 「そうですね、失礼しました。では貴方のチカラを見せて頂いても宜しいでしょうか?」

 『ふんっ、この子憎こにくたらしい奴め!どれ少し遊んでやるか』

 ブラックドラゴンはその場に立ち上がり、背伸びするように両翼を大きく広げる!

 翼を広げなくても、ただでさえ大きいのに翼を広げると更に2倍3倍と大きく見えてしまう!!

 あえて僕をビビらせようと自分を大きく見せて威嚇でもしてるつもりなのか

 しかし、纏ってあるオーラがドラゴン特有のモノなのか分からないが、かなり異質に感じ取れる

 確かに、恐ろしく強い!

 間違いなく本物である事は分かっていたが、やっぱりドラゴンとは戦ってみたかったので、結果的にこれで良かったと思う

 『お前の口車には乗ってやるがこの場所では狭過せますぎるので、山頂に移動するぞ!』

 僕達は山頂にある火口近くの場所へブラックドラゴンと共に移動する


 『小僧、いつでもいいぞ、かかってこい』

 遂にブラックドラゴンとの闘いが始まる!
 
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