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死の大陸編 青年期
第86話. ギガピクス
しおりを挟む下を確認すると確かに3体いる!
が、しかしエルフ達は2体の魔物に襲われていて、必死に逃げているではありませんか。
何何何何何何、やっぱり可笑しいでしょう
今でも僕の認識ではエルフは戦闘民族でないにしろ、種族的には強クラスに位置するはずだ!……先日からの件といい、この世界では明らかに弱クラスの部類である。
おっとぉ、そんな事を考えていたら1匹の魔物にエルフ2体が襲われてしまった
かるくゴリラの3倍位の大きさがあり、目が1つしかないものの動きがすごい俊敏だ!……個体名はギガピクスと言うらしい
すぐに僕はエルフ3体に防護シールドをを張ってあげる
ギガピクスがエルフを殴ったり噛みついているが、シールドの効果で攻撃が通らず全て弾かれている
今、起きている事にお互いが顔を合わせ、意味が分からずビックリしている
僕は刻印から剣を取り出し、炎を纏わせながら地上に降り立つ
……その瞬間、エルフはすぐに僕だと気づき、何やら喋りかけてくる!
ギガピクスが狙いを僕に変更し、すぐに襲ってきたので……炎衝破でギガピクスの首を刎ねる
もう1匹も襲ってくるが……こちらは炎衝弾でギガピクスの眉間を撃ち抜く
中距離と遠距離の敵に向けた適した剣技だ!
中距離は剣の斬撃を飛ばし、長距離では剣からのレーザー発射だ!
全く血も出ないので現場を汚す心配もなく、食材として良い状態で確保出来るメリットはデカイ!
エルフ3体がドドドッと一斉に駆け寄り、何か喋りながらジェスチャーをしている
そんな事をほっといてギガピクスを先に回収して、そのまま刻印に収納する
それからエルフの無事も確認し終えるが、エルフ3体は何やら激しく僕に言っているのだが、ボルトが理解出来ないので、とりあえず聴く素振りだけする
その後でアースに何て言っているか訳してもらうと………
内容としては………昨晩、助け人様にエルフ族を救って頂いたばかりか食事迄振る舞って貰き、本当にありがとうございます
昨夜、あの場所で一族みんながお礼をと思い、助け人様が落ち着かれるまで近くで待っていようと移動したところ、急に消えられたので、何か気を損ねてしまったのではないかと思い
………助け人様が立ち去った方向を目指してずっと追いかけて来ました……と言う事らしい
ちなみにこの3人のエルフは、最初オークによって瀕死の状態にされたものの必死に起き上がり、エルフの集落に向かった根性ある3人だった。
仕方ない、ここは1度きちんとエルフの所に行ってお礼だけはされておくか!
じゃないとこの3人、ホントに死ぬまで追いかけて来そうだ!
せっかく助かったのに、それじゃ意味ないでしょ
どうしたもんか、この3人と一緒について行っても時間がかかるだけだよなぁ
かと言って僕だけ行っても、……まぁ後から走ってくれば1日では着くだろうが
仕方ない、一緒に連れて行くかぁ!
近くにある木を1本斬り倒し2m程の長さにした大木1本を宙に浮かせ、そこにエルフ3人を跨らせる!
そして、その大木にしがみつくようなジェスチャーをすると3人は恐る恐る大木に抱きつく
……そのまま上空に少しずつ上昇していく
エルフ達は悲鳴を上げてはいるが、ちゃんとしがみついているので大丈夫だと判断して、そのまま一時の空中遊覧船を楽しんでもらいながらエルフの集落に向かった。
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