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死の大陸編 青年期
第128話. 技のレパートリー
しおりを挟む「忌々しい小僧がぁ!!」
これでようやく銀さんが戦闘モードに入ってくれたので、僕も戦闘に入る前に、自身に身体強化を施して準備する
直後、頭に血がのぼった銀さんが僕に攻撃を仕掛けてきた!
「真紅の雨!!」
上空から広範囲の攻撃で火の雨が降り注ぎ、僕に襲いかかる!
迫り来る攻撃を氷璧を展開して防ぐが、言うだけあってかなり強力な魔法だ
更に銀さんは次の魔法を展開していた!
「氷凍の雨!!」
火の次は氷か!!
氷塊の雨が降り注いできたので、すかさず地属性の岩壁を展開することで銀さんの攻撃を防ぐ
確かに強い!!
銀さんの繰り出す1つ1つの魔法の精度と質が極めて高く強力な攻撃だ
それでも今の僕からすると、いくら強力な銀さんの攻撃であっても、魔法を強化する訳もなく普通に繰り出すレベルで十分に対応できているのは、ハイバリウス君から伝授してもらった光魔法による身体強化で、段違いに強化された事も1つの要因だ
銀さんは自分の攻撃が立て続けで防御された事で何故なんだといった表情をしていたが、その後も銀さんは同じ様な攻撃を立て続けに連発してくる
水や風も使い、どうやら基本的な属性の火水地風の全てを使いこなせている
属性全ての威力は最強クラスで申し分ない!
しかし、どの攻撃魔法も強力ではあるが、この程度であれば今のガイルの方が遥かに強い
当時のガイルだったらギリギリの接戦を強いられる戦いになっていただろう
その結果、ギリギリの僅差でガイルの勝ちと言ったところじゃないだろうか
しかし、その後の僕達との修行でガイルは大幅にレベルアップした事で、今の銀さんと戦えば圧倒的な力の差で勝つのは確かだ!
…………今まで、何度となくガイル君は死にかけていたしね!!
そんな僕達との死闘を繰り返した事で、以前のガイルとはかけ離れて強くなったと僕は思う
それこそ、ガイルの持ち味でもある重力魔法だけで十分に銀さんを打ちのめしてしまうだろう
それにしても銀さんが地魔法を使えたのにはビックリさせられた
あっ!だからか!
地魔法が使えるので、この闘技場を造れたのかぁ!
なんでこんな所に場違いな闘技場があるのか不思議に思ったけど、何故、造ることが出来たのかと言う謎は解けた
でも、造る意図が全く分からないけどね
何故に闘技場を造る必要性があったんだろう
当然、戦う為の闘技場なんだろうけど
僕は1人でこの謎を解明しようとするが、余計に謎が深まるだけだったので、戦い終わった後にでも本人に直接、聞いてみようと思い銀さんとの戦いに専念する
巨大な石に炎を纏わせたりと、すでに隕石が落下してくるレベルの大きさであったり、火と地の属性魔法を融合させた攻撃力のある技を繰り出す
風と砂を重ね合わした竜巻に、火も融合する事で火と風と砂の凄まじい竜巻が出来上がり、多種多様な技のレパートリーを持ち合わせている
………意外と銀さんは魔法を器用に使いこなしているではないか
これだけ技が豊富だと、更に格上の金さんの方も凄く楽しみになってくる
それじゃ、次はスピードと身体の強度の確認だね
まずは小手調べで風槍を1つ放ってみる
すると、小手調べのつもりで放ったんだが、進化した身体強化の事を全く忘れていて、いつもの感覚で飛ばしてしまった結果、超高速で銀さんの身体を貫き貫通してしまった
僕のなんちゃって光魔法により、身体強化の性能が格段に引き上げられているので、今迄とは比較にならない位にバージョンアップされていた
まだまだ慣れない状況での不慮の事故だった
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