転移失敗!!此処は何処?僕は誰?

I&Rin

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死の大陸編 青年期

第202話. 時間稼ぎ

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  「な、頼む!何でもお前の言う事を聴くから、どうか助けてくれ!お願いだ!い、命だけは助けてくれ!!」

 「お前は死んだとしても復活できるんだろう」

 「ああ!確かに出来るが、今回復活したばかりだから、次、復活するにはどれだけの時間を要するのか想像も出来ない。ましてや、この短期間で俺の中の魔石も空っ穴からっけつなんだ」
 
 「だから、何だ」

 「なのでハッキリ言って、今の段階では復活出来ないかもしれない!だから、頼む!助けてくれ!」

 「1つ聴かせろ!何故なぜ、お前はエミリーに精神魔法をかけた⁉︎」

 「そ、それはあれだ!あいつが1番、俺に恐怖していたから乗っ取って、少しでも時間を稼ぎたかったからだ」

 「時間稼ぎの為だと⁉︎」

 「ああ、そうだ」

 「何の時間稼ぎだ?」

 「お前達から逃げる為の時間稼ぎだったんだ」

 「まあいい!先にエミリーの魔法を解除しろっ!」

 「わ、分かった!言う事を聴くから、殺さないでくれよ」


 「早く!」

 魔族は小さい声で何やら呟いている

 「解除した」

 「本当だろうな⁉︎」

 僕はエミリーの所に行き、そっと側頭部に手を触れる

 「空震ビブレーション!」

 「んっ!」

 エミリーが目を覚ましたその瞬間、エミリーは僕の首を絞めろうと両手で掴みに来た!

 「ブラッド.エンド!!」

 そして同時に魔族は何かしらの魔法を使い、赤黒い煙のような物が身体から噴き出し包まれていく

 「空震ビブレーション!

 エミリーの意識を刈り取り、再び気を失わせる


 「火葬炎メトリー!!」

 頭にきた僕は躊躇ちゅうちょすることなく魔族に魔法を放ち、赤黒く包み込まれている魔族の更に外側から蒼白い炎で包み込む


 その瞬間、包み込んだ内側で大爆発が起こったが、僕の魔法がその全てを飲み込んだ!
 

 その後、蒼白い炎だけがユラユラと陽炎のように燃え盛り、そこにはもう、何も残されていなかった

 当然、魔族の姿もそこにはなく消えていた。

 

 
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