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第30話 私のナイト
しおりを挟む私達のテーブルに注文していた珈琲が運ばれて来たので、ひろちゃんに先程の事を話し始める
『ひろちゃん!』
「んっ?どした」
『さっき、久しぶりにフラッシュバックが起きた!!』
「えっ!!夢でなく、断片的なやつ?」
『うん!』
「それって事故?」
『ううん!違う!事故とかではなかった!』
「そっか」
『ただはっきりしないのが逆に不安になるんよね』
「覚えてる範囲で教えて」
『うん、今いるようなお店だと思うんだけど店内でひろちゃんと向かい合って何か会話をしていた風だった』
「食事?」
『そこまでは分からなかったけど、多分夜じゃないかな⁉︎時計が10時過ぎ位に観えた』
「何か起きるかどうかも分からんけど、念の為に気をつけて行動せないかんね」
『うん』
「細心の注意をしよう!!」
『ひろちゃん』
「んっ?」
『ありがとっ!!だーい好き』
「当たり前やろ!美里に何かあったら俺は自分を恨むぞ!!」
『ひろちゃんはずっと私のナイトだよ!』
「そんなん言ったら美里は俺の妻だよ!」
『なーん、そのまんまやーん』
「実際にはまだやけど、俺の中では美里は永遠に俺だけの妻やけんね」
『あ・り・が・とっ!ひーろちゃん』
笑笑
『そうそう、それとね来週の金曜日は会社の親睦会があるから、それに参加せないかんようになったんよぉ』
「飲み会かぁ、何処であるの?」
『花蓮って言う豚しゃぶのお店』
「すぐそこじゃん!」
『だね』
「その後の二次会はあるの?」
『んー、あっても行かない』
「じゃあ終わる時間に合わせて待ってるから、それからでも会おうか⁉︎」
『うんっ!!やったぁ!』
それから私達は店を出ていつも通りDVDを返却してから、また面白そうなのを数枚借りて、その後スーパーに立ち寄りいろいろ買い出しをしてからひろちゃん家に向かう
この日は心配していた事も起こらず、その次の日も2人で汗を流しにトレーニングジムがある施設に行ったりテニスコートを借りて、テニスしたりとスポーツを満喫していた
日曜日の夜も気をつけていたので特に10時位の時間になると、私が観た記憶の場所になりそうな所にも行かなかった
過敏に反応していたかも知れないが、その時間帯になりそうなら家から出なかった
こうして無事に私は自分の家に帰り着いた事で、
ホッと安心している自分がいた
これも、何もかもひろちゃんが親身になってくれていたので、そんなひろちゃんから一生離れたくない想いが次から次へと溢れ出てくる
そんな身近な幸せを噛み締め、今日もひろちゃんの事を思いながら、そのまま眠りに就いた
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☆この世界でも季節はありますが、現実世界と似ているところと少し違うところもあります。まりぃべるの世界だと思って楽しんでいただけると幸いです。
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その途中間違えて投稿してしまいました…すぐ取り下げたのですがお気に入り入れてくれた方、ありがとうございます。ずいぶんとお待たせいたしました。
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