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六十五話 茂の焦り
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二日目の海、燦々と太陽照らす海水浴日和な今日、昼食を食べ終えた俺と告美と麗凪の三人は、同じく昼を終えたであろう繭奈と冬夏の二人と再会した。
「あら、龍彦くんじゃない。あなたたちもお昼を食べたのかしら?」
「そうだよ。繭奈たちも?」
そう尋ねると二人とも うんと頷いた。昼食でなにを食べたのかと話をしていると、告美たちが声をかけてきた。
せっかくならこのまま俺は繭奈たちと遊んで構わないとさ。彼女ら曰く、午前中は俺を独占したからとのことだ。
独占というのもよく分からんがなぜか余裕たっぷりである。
当然だが繭奈がその提案を断るわけがなく、告美たちとは一旦別行動になった。昼の間海から上がっていたので、水着姿とはいえそれなりに体が温まっていた。
ほどほどに冷たい海が心地よく、それも大好きな繭奈と一緒ともなれば最高だ。冬夏も交えて三人で、泳いだり身を委ねたりと海を楽しんだ。
そんな楽しい時間を過ごしている俺たちの元に、なんと茂たちがやってきた。今から皆で一緒にアイスを食べる話になったらしく、俺たちを呼びに来てくれたらしい。
時間は三時だ、おやつの時間だ。そう考えたらちょうどよい時間だな。海の家でもかき氷を食べたが、やはり太陽の下で遊んでいればアイスは欠かせないだろう。
どうやら周辺にアイスを売っている店があるようなので、茂たちに連れられてそちらへ向かった。件のお店というのはどうやらキッチンカーらしく、その近くで告美と麗凪が待機していた。
二人は俺たちを見るなり手を振った。
朝ぶりに全員集合したところで、早速注文をした。このお店はカップに入れたアイスに、フルーツを添えるというのがウリらしい。とても美味しそうだ。
それにしても、茂たちが俺たちを呼びに来たのが早くなくて良かった。もしあれが十分ほど早ければ、俺たちのやっていることが見られるところだった。
なにせ、人気のない岩場を見つけた俺たちは、一回だけだからとおっぱじめていたわけだからな。
お猿さんかって話だよまったく。
───────────
やべぇ、冷や汗が止まらねぇ。バレてねぇよな?俺たちが龍彦たちのヤッてるところを目撃したってことは。
朝からそれぞれに別れて遊んでいた俺たちであるが、龍彦を見たのはそのときだ。昼過ぎに白雪と行為に及んでいるところである。
実は、午前中に一度は白雪と笹山コンビと会ったし、午後は春波と山襞コンビと会った。つまり、昼頃に龍彦が春波たちから離れて、白雪たちと一緒にいたことは分かるわけだが、それがまさかあんなことになっていたとはな……
学校では人を寄せ付けない雰囲気がある白雪が、まさか龍彦と付き合っていたときは現実か疑ったもんだ。なにも龍彦に彼女ができないと思っていたわけじゃない、それだけ白雪の身持ちが固いってことだ。
しかも、白雪に負けず劣らず人を寄せ付けない笹山までもが、龍彦とかなり仲が良いのは腰を抜かしそうになるほど驚いたもんだ。
そんな二人と龍彦は、人がいない岩場で行為に及んでいた。俺たちが気付いたことをアイツらは知らないみたいだが、危うく触発されそうになってしまった。
身を隠しながら、興味津々といった様子で俺たちは目が離せなかった。なんならタカネは少し興奮しているみたいだったしな。
とはいえ、いつまでも見ているわけにはいかない。タイミングを見計らってその場から離れて、先ほどの光景を忘れるために歩き回っていると、おそらく龍彦のことが好きであろう二人、春波と山襞と出会った。二人曰く、良いスイーツ屋を見つけたとのことで、せっかくならみんなで食べたいから龍彦たちを探すと言った。
先ほどのことを考えると、もしこの二人が龍彦たちのアレを見たとなれば、きっと大きなショックに見舞われるだろう。というか、さすがに見せていいものとも思えないし、龍彦たちの名誉のためにも俺たちが探しにいこう。
春波たちにその店の場所を教えてもらい、俺たちは三人を呼びに行くのだった。
「あら、龍彦くんじゃない。あなたたちもお昼を食べたのかしら?」
「そうだよ。繭奈たちも?」
そう尋ねると二人とも うんと頷いた。昼食でなにを食べたのかと話をしていると、告美たちが声をかけてきた。
せっかくならこのまま俺は繭奈たちと遊んで構わないとさ。彼女ら曰く、午前中は俺を独占したからとのことだ。
独占というのもよく分からんがなぜか余裕たっぷりである。
当然だが繭奈がその提案を断るわけがなく、告美たちとは一旦別行動になった。昼の間海から上がっていたので、水着姿とはいえそれなりに体が温まっていた。
ほどほどに冷たい海が心地よく、それも大好きな繭奈と一緒ともなれば最高だ。冬夏も交えて三人で、泳いだり身を委ねたりと海を楽しんだ。
そんな楽しい時間を過ごしている俺たちの元に、なんと茂たちがやってきた。今から皆で一緒にアイスを食べる話になったらしく、俺たちを呼びに来てくれたらしい。
時間は三時だ、おやつの時間だ。そう考えたらちょうどよい時間だな。海の家でもかき氷を食べたが、やはり太陽の下で遊んでいればアイスは欠かせないだろう。
どうやら周辺にアイスを売っている店があるようなので、茂たちに連れられてそちらへ向かった。件のお店というのはどうやらキッチンカーらしく、その近くで告美と麗凪が待機していた。
二人は俺たちを見るなり手を振った。
朝ぶりに全員集合したところで、早速注文をした。このお店はカップに入れたアイスに、フルーツを添えるというのがウリらしい。とても美味しそうだ。
それにしても、茂たちが俺たちを呼びに来たのが早くなくて良かった。もしあれが十分ほど早ければ、俺たちのやっていることが見られるところだった。
なにせ、人気のない岩場を見つけた俺たちは、一回だけだからとおっぱじめていたわけだからな。
お猿さんかって話だよまったく。
───────────
やべぇ、冷や汗が止まらねぇ。バレてねぇよな?俺たちが龍彦たちのヤッてるところを目撃したってことは。
朝からそれぞれに別れて遊んでいた俺たちであるが、龍彦を見たのはそのときだ。昼過ぎに白雪と行為に及んでいるところである。
実は、午前中に一度は白雪と笹山コンビと会ったし、午後は春波と山襞コンビと会った。つまり、昼頃に龍彦が春波たちから離れて、白雪たちと一緒にいたことは分かるわけだが、それがまさかあんなことになっていたとはな……
学校では人を寄せ付けない雰囲気がある白雪が、まさか龍彦と付き合っていたときは現実か疑ったもんだ。なにも龍彦に彼女ができないと思っていたわけじゃない、それだけ白雪の身持ちが固いってことだ。
しかも、白雪に負けず劣らず人を寄せ付けない笹山までもが、龍彦とかなり仲が良いのは腰を抜かしそうになるほど驚いたもんだ。
そんな二人と龍彦は、人がいない岩場で行為に及んでいた。俺たちが気付いたことをアイツらは知らないみたいだが、危うく触発されそうになってしまった。
身を隠しながら、興味津々といった様子で俺たちは目が離せなかった。なんならタカネは少し興奮しているみたいだったしな。
とはいえ、いつまでも見ているわけにはいかない。タイミングを見計らってその場から離れて、先ほどの光景を忘れるために歩き回っていると、おそらく龍彦のことが好きであろう二人、春波と山襞と出会った。二人曰く、良いスイーツ屋を見つけたとのことで、せっかくならみんなで食べたいから龍彦たちを探すと言った。
先ほどのことを考えると、もしこの二人が龍彦たちのアレを見たとなれば、きっと大きなショックに見舞われるだろう。というか、さすがに見せていいものとも思えないし、龍彦たちの名誉のためにも俺たちが探しにいこう。
春波たちにその店の場所を教えてもらい、俺たちは三人を呼びに行くのだった。
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