25 / 103
二十四話 彼女の回想(4/5)
しおりを挟む
愛しの龍彦くんに初めてのハグをした翌日、もっと激しいアピールをこれからしようと考えていたところで、彼が友人と貝崎さんに呼び出されているところを発見した。
またもや盗み聞きをするように、物陰に隠れてソレを見守る。ちょっとドキドキ。
どうやらあの二人とよりを戻して欲しいとのことで、まだ難しいと言った彼に貝崎さんが食い下がった。
その時私は閃いた。ここで私が彼を庇えばきっと仲が進展するに違いないと。
" やめなさい!私の龍彦くんに手を出さないで!"
" まっ繭奈さん……こんな素敵な人だったなんて……付き合ってくれ!"
彼の前に颯爽と現れた私に龍彦くんが手を握ってお付き合いを願ってくる、そんなイメージが私の頭に過ぎった。
よっしゃ勝った!今すぐ行くわよ龍彦くん!
胸中でガッツポーズをした私は助太刀をしようと歩き出した。
貝崎さんたちと話が終わった私はニヤニヤとする口角を抑えられなかった。
別れ際はちょっと強がって 嘘をついてしまったけれど、それでもきっと龍彦くんは私に意識が向いたはず……くふふ♪
そして下校の 時間となり、彼と一緒に帰る誘いをしようと彼の後ろをゆっくりとついていく。
声をかけるならできるだけ人のいない場所の方がいいわね。
『あっあの白雪さ……』
『ごめんなさい』
上機嫌な私に声をかけてくる男の子たちもいたけれど、今はそれどころではないのでとりあえず断っておく。はぁぁドキドキする……
もしバレて蔑まれたりしたらおかしくなってしまうわね、ゴミを見る目で見られたりして……
" うわ……コソコソとつけまわしてストーカーかよ、キモ…… "
うおああぁぁぁっがぁ!龍彦くんの目がァ、目がァァ!そんな目で見ないでぇぇ!
軽蔑するような目で彼に睨まれ、そう吐き捨てられる想像をした私の情緒は静かにとち狂っていた。
しかも先ほど私は彼に冷たくしたばかり、きっと凄いことになるかも……♪
でも妄想はあくまで妄想、イメージの域を出ない以上彼の性格ならそんな事は起きないでしょうね。
脳内龍彦くんを堪能した私は、校門をくぐったあとに龍彦くん本人に声をかけた。一緒に帰るお誘い。そんな唐突な誘いを彼は受け入れてくれた。
ふっ……先ほどまで変態的妄想を続けていた私にとって、そんな穏やかな龍彦くんにやられたりしないわ。ただ浄化されて欲望が剥き出しになるだけ。
そうして二人で帰っていると、彼が私にとある質問をしてきた。私が彼を好きなった理由について。
ちょっとたどたどしかったけれど、きっと私が彼を好きな気持ちを知りたいのね。可愛い♪
ん……?これは良い口実になるんじゃないかしら?デリケートな内容だから、二人きりになれればそのままアレコレに持ち込めるわよね……♪
心の中でいきり立った欲望を振り回し、私はとある提案をした。ついでに彼の手を取りながら。
あぁ……龍彦くんの手、幸せ……でも物足りないわねこれだけじゃ。最低でもハグは欲しい。
だから、二人きりになれる場所……取り敢えず彼の家はどうかと提案してみた。今日ママいるもん。
もしダメならホテルに直行よ。そのお金なんていくらでも出せるわよ。好きな人とどこかに行くなら望んだほうが出すものよね♪
彼の家で楽しむのも良し、ホテルでガッツリ楽しむのも良し!我が作戦に死角……あるわね、もし断られたらアウトだわ。
質問を質問で返してくる彼の肩を掴み、またはぐらかそうとしたり断ろうとする彼にキスをしようと言ってみると承諾してくれた。とても複雑な気持ちだけれど、計画通り……っ!
あまりの喜びにテンションが爆上がりして、ついでに名前で呼んでみた。驚いてはいるけど嫌がらないあたり不快ではないのね。最&高!
そして、今日彼が貝崎さんたちと話していた時に私が言った、あなたの為じゃないという言葉が嘘であると言うこともちゃんと言っておいた。
龍彦くんを助けたかったから、私が間に立ってすこしでも彼の負担を無くしてあげたかったから。
すると彼が急に口元を手で隠したので、何かと聞いてみると、どうやら変な顔をしているとのことで、龍彦くん大好き人間である私としては死ぬほど見たかったので無理やり手をどかそうと彼の手首をガッチリ掴んだ。
ふつうなら力勝負なんて自信はないけれど、欲にまみれた人間の真価が発揮され、その手をなんとかどかすことに成功した。
その時の龍彦くんの表情は成人指定しなければならないほどにセクシーで、一瞬にして私の底知れない欲を満たしてくれた。あ"ぁ"ー幸せぇ!
さすがに恥ずかしかったようですぐにそっぽを向いてしまったけれど、その頬は赤く恥ずかしがっていることが見て取れた。
ごちそうさまでした♪
またもや盗み聞きをするように、物陰に隠れてソレを見守る。ちょっとドキドキ。
どうやらあの二人とよりを戻して欲しいとのことで、まだ難しいと言った彼に貝崎さんが食い下がった。
その時私は閃いた。ここで私が彼を庇えばきっと仲が進展するに違いないと。
" やめなさい!私の龍彦くんに手を出さないで!"
" まっ繭奈さん……こんな素敵な人だったなんて……付き合ってくれ!"
彼の前に颯爽と現れた私に龍彦くんが手を握ってお付き合いを願ってくる、そんなイメージが私の頭に過ぎった。
よっしゃ勝った!今すぐ行くわよ龍彦くん!
胸中でガッツポーズをした私は助太刀をしようと歩き出した。
貝崎さんたちと話が終わった私はニヤニヤとする口角を抑えられなかった。
別れ際はちょっと強がって 嘘をついてしまったけれど、それでもきっと龍彦くんは私に意識が向いたはず……くふふ♪
そして下校の 時間となり、彼と一緒に帰る誘いをしようと彼の後ろをゆっくりとついていく。
声をかけるならできるだけ人のいない場所の方がいいわね。
『あっあの白雪さ……』
『ごめんなさい』
上機嫌な私に声をかけてくる男の子たちもいたけれど、今はそれどころではないのでとりあえず断っておく。はぁぁドキドキする……
もしバレて蔑まれたりしたらおかしくなってしまうわね、ゴミを見る目で見られたりして……
" うわ……コソコソとつけまわしてストーカーかよ、キモ…… "
うおああぁぁぁっがぁ!龍彦くんの目がァ、目がァァ!そんな目で見ないでぇぇ!
軽蔑するような目で彼に睨まれ、そう吐き捨てられる想像をした私の情緒は静かにとち狂っていた。
しかも先ほど私は彼に冷たくしたばかり、きっと凄いことになるかも……♪
でも妄想はあくまで妄想、イメージの域を出ない以上彼の性格ならそんな事は起きないでしょうね。
脳内龍彦くんを堪能した私は、校門をくぐったあとに龍彦くん本人に声をかけた。一緒に帰るお誘い。そんな唐突な誘いを彼は受け入れてくれた。
ふっ……先ほどまで変態的妄想を続けていた私にとって、そんな穏やかな龍彦くんにやられたりしないわ。ただ浄化されて欲望が剥き出しになるだけ。
そうして二人で帰っていると、彼が私にとある質問をしてきた。私が彼を好きなった理由について。
ちょっとたどたどしかったけれど、きっと私が彼を好きな気持ちを知りたいのね。可愛い♪
ん……?これは良い口実になるんじゃないかしら?デリケートな内容だから、二人きりになれればそのままアレコレに持ち込めるわよね……♪
心の中でいきり立った欲望を振り回し、私はとある提案をした。ついでに彼の手を取りながら。
あぁ……龍彦くんの手、幸せ……でも物足りないわねこれだけじゃ。最低でもハグは欲しい。
だから、二人きりになれる場所……取り敢えず彼の家はどうかと提案してみた。今日ママいるもん。
もしダメならホテルに直行よ。そのお金なんていくらでも出せるわよ。好きな人とどこかに行くなら望んだほうが出すものよね♪
彼の家で楽しむのも良し、ホテルでガッツリ楽しむのも良し!我が作戦に死角……あるわね、もし断られたらアウトだわ。
質問を質問で返してくる彼の肩を掴み、またはぐらかそうとしたり断ろうとする彼にキスをしようと言ってみると承諾してくれた。とても複雑な気持ちだけれど、計画通り……っ!
あまりの喜びにテンションが爆上がりして、ついでに名前で呼んでみた。驚いてはいるけど嫌がらないあたり不快ではないのね。最&高!
そして、今日彼が貝崎さんたちと話していた時に私が言った、あなたの為じゃないという言葉が嘘であると言うこともちゃんと言っておいた。
龍彦くんを助けたかったから、私が間に立ってすこしでも彼の負担を無くしてあげたかったから。
すると彼が急に口元を手で隠したので、何かと聞いてみると、どうやら変な顔をしているとのことで、龍彦くん大好き人間である私としては死ぬほど見たかったので無理やり手をどかそうと彼の手首をガッチリ掴んだ。
ふつうなら力勝負なんて自信はないけれど、欲にまみれた人間の真価が発揮され、その手をなんとかどかすことに成功した。
その時の龍彦くんの表情は成人指定しなければならないほどにセクシーで、一瞬にして私の底知れない欲を満たしてくれた。あ"ぁ"ー幸せぇ!
さすがに恥ずかしかったようですぐにそっぽを向いてしまったけれど、その頬は赤く恥ずかしがっていることが見て取れた。
ごちそうさまでした♪
1
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
清掃員と僕の密やかな情状
MisakiNonagase
恋愛
都心のオフィスビルで働く会社員の26歳・高城蓮(たかぎれん)。彼の無機質な日常に唯一の彩りを与えていたのは、夕方から現れる70歳の清掃員・山科和子だった。
青い作業服に身を包み、黙々と床を磨く彼女を、蓮は「気さくなおばあちゃん」だと思っていた。あの日、立ち飲み屋で私服姿の彼女と再会するまでは――。
肉じゃがの甘い湯気、溶けゆく氷の音、そして重ねた肌の温もり。
44歳の年齢差を超え、孤独を分かち合った二人が辿り着いた「愛の形」とは。これは、一人の青年が境界線の向こう側で教わった、残酷なまでに美しい人生の記録。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる