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日曜の昼下がりに…
「透はどういうのが好き?」
薄ピンクや淡いブルー、目にも良さそうなグリーンの布地になんだか高貴な雰囲気を纏った紫色の物まで……
「……結構種類があるんだね。デザインやら機能性の高い物まで……凄いなあ……」
女性用の下着売り場に来たのは初めてだった。
まあこんな場所泉が一緒じゃなかったら近寄る事も憚られるだろう。
しかし……
普段泉の洗濯物を干すたびに触れていたので珍しいわけではなかったが改めて見るとやっぱ女性下着は魅惑的だ。
美しいながらも女の子の……泉のおっぱいやらお尻やらを外気やら重力から守る物なので慎重に選びたい。
隣に立つ泉の横顔をこそっと眺める。
泉のイメージからすると薄いブルーや薄いピンクとかそんな感じになるんだけど……それじゃあいつも通りだし泉の持っている下着と被ってしまうので何かつまらない気がする……
かと言って赤やら黒なんかの刺激的な物だと……なんだか脱がせ辛くなりそうな気もする……
種類が豊富過ぎて選べなかったので泉に機能性の良い物を選んでもらい、デザインとカラーをオレが選ぶ事にした。
「あとは透の好きな色と形の選んでいいよ」
少し楽しそうの泉が微笑む。
泉の身体に合いそうな……オレ好みのもの……
迷いに迷って結局真っ白な物と黒い物にした。
どっちも立派に役目を果たしてくれるだろう。
自分で買うと言いはる泉が会計に行く間店の外で待つ。
まだ早い時間だし、この後はこの広いショッピングモールを見て回ろうか?
「透、お会計終わったよっ」
泉が腕に手を絡ませてきたのでそのままゆっくり歩き始める。
「泉まだ見たいところある?時間あるからぶらぶらしようか?」
「うん、次は透の下着見に行こう?」
楽しそうに泉がそんなことを言い出した。
「えっ?オレの!?いいよいいよそんなの、オレはいつも3枚セットの……」
特にこだわりはなかったのでその辺でたまに三枚1000円とか1500円の下着セットを適当に買って済ませていた。
そう言うと泉は唖然としたような顔をした。
「だから透いつも同じような下着着てたんだね。やっぱり今日は私に選ばせて!!」
なぜかいつも以上に熱を持った瞳の泉に引っ張られて売り場に連れて行かれた。
「一枚3000円!?こんなにするの!?いいよオレのパンツなんてどうだって!!こんないいの履いたところで何か変わるわけでもないし、パンツなんかにお金かけるくらいなら泉の下着もう一枚買った方がよっぽど価値があるって!!」
値段に驚いて店を出ようとするとしっかり泉に腕を掴まれてしまった。
「透、私が買うから、ねっ!?真実だってもっと高いの履いてるっていうし、透だって少しくらい自分にお金使ってもいいと思うの……ねっ??」
……真実??
どうして真実の名前が出てくるんだ??
少し不思議に思い泉を見つめる。
「……真実に何か言われたの?」
そう聞くと気まずそうに泉が頷いた。
どうやらこの前真実と出張に行った時にパンツを見られていたらしい。
その時に履いていたパンツがたまたますずしろに爪研ぎをされていたパンツだったらしく、小さな穴が空いていた物だったようだ。
……洗濯物を畳んでいると気まぐれにすずしろが遊びにくる。
乾いたばかりの洗濯物はフワッとしていて気持ちがいい。
すずしろはその洗濯物の山にゴロンと寝転がって畳むのの邪魔をするのが好きなようだった。
好きなことの邪魔をするのは可哀想なので、泉の洗濯物を真っ先に畳みながらしまって、その間はすずしろの好きなようにさせておいているのだが……
生地の感触や爪の立ち具合が好きなのかよくすずしろがオレのパンツの上でゴロゴロしたり爪研ぎする。
出張の時たまたまそのパンツを履いていたのを目ざとく真実に見られていたらしく……
「……真実なんて言ってたの?」
泉はオレから視線を逸らす。
「透にもっとお金かけてやれって……」
小さな声で泉が言った。
……泉に恥ずかしい思いをさせてしまったようだ。
「なんだか……ごめんね。あの時はたまたま……」
そう言うと泉が首を振る。
「それだけが理由じゃないよっ?浅川さんが……真実の下着選んでるって聞いて……少し羨ましくなったの……」
真っ赤な顔をした泉がオレを見上げる。
「その……男の人の下着も色んな種類のがあるんでしょ?浅川さんに教えて貰って調べてみたんだけど……」
泉が携帯電話を弄り、画面を見せてくれた。
画面には色んな男性モデルが色んな種類の下着を着用した画像が写っていた。
……モデルが着用しているとはいえなんだか際どい写真もある。
お尻がほぼほぼ隠れていない男のTバックの画像を泉が見ていたと思うとなんだか複雑な気さえする。
「こんなのとか……どう?」
泉が照れながら一枚の画像を見せてくれた。
これは……ブーメランパンツとかいう……
そういえば真実この前こんなの履いていたなあ……
昔はボクサータイプの下着を真実は着ていたのに趣味が変わったのかと思っていたら、浅川さんの趣味だったのか!!
変に納得した。
泉は更にとんでもないことを言う。
「最初真実も履くの嫌がったらしくて、これ以外は全部処分したって言ってたよ」
……それじゃあ真実はブーメランを履くしか無くなったわけだ。
ものすごく納得した。
「……イヤ?」
遠慮がちに泉が聞いてくる。
別にパンツに特別なこだわりを持っているわけでもないし、イヤでもなんでもない。
履ければそれでいいのだ。
履き心地はいいに越したことはないし、泉もそうして欲しいみたいだし。
……恥ずかしい思いはさせたくないしな
「いいけど泉……ひとつだけ聞かせて??」
「ん?何??」
オレを見つめる泉が首を傾げる。
「このモデルの画像でワルイコトとかしてない??」
どうしてもこれだけは聞いておきたかった。
きょとんと不思議そうな顔をした泉の反応に少しホッとする。
……どうやら大丈夫そうだ。
「なに?どういうこと?」
意味がわからないらしく泉が逆に聞いてくる。
「だってさ、このモデルさんイケメンだしマッチョだし……泉はこういう男がタイプなのかなって……」
新たな心配を胸に抱きながらそう言うと泉はふっと笑った。
「ううん、全然……この画像見ながら透の着ている姿想像して興奮はしたけどって、あっ!?」
再び真っ赤になって下を向いた泉……
……この画像見てオレを想像して……興奮してくれたのね。
そんな泉を見ていたら照れが伝染してしまったようだ。
オレまで顔が赤らんでいくのがわかった。
下を向く泉の肩を優しく抱く。
「これからは外に出る時と泉とエッチする時は泉が選んでくれたの履くよ。すずしろが破いたパンツはすぐ捨てるから……それでいい?」
嬉しそうに泉が頷くのを確認する。
「じゃあどれにしようか?オレよくわからないから泉が選んでよ」
★
泉は数枚のブーメランタイプの下着といつも履いているボクサータイプの下着を選んでくれた。
「やっぱり普段は履き慣れたタイプの方がいいでしょ?私だって突然Tバックって言われたら恥ずかしいし……」
そんなことを言いながら買い物をする。
Tバック……そんな選択肢もあったのか!!
今更ながらにそれに気づくが、まあいいか。
ゆっくりじっくり色んな物に2人で慣れていこう……
そういえば真実も出張先で着替える時なんだか恥ずかしそうにしていたなあとぼんやりと思い出した。
あまりにも颯爽とズボンを履いていたので見過ごしていたが、後ろ姿から見えた耳が赤かったような……
真実も幸せそうだったなあ……
なんだか胸の底がじんわりと温かくなった。
薄ピンクや淡いブルー、目にも良さそうなグリーンの布地になんだか高貴な雰囲気を纏った紫色の物まで……
「……結構種類があるんだね。デザインやら機能性の高い物まで……凄いなあ……」
女性用の下着売り場に来たのは初めてだった。
まあこんな場所泉が一緒じゃなかったら近寄る事も憚られるだろう。
しかし……
普段泉の洗濯物を干すたびに触れていたので珍しいわけではなかったが改めて見るとやっぱ女性下着は魅惑的だ。
美しいながらも女の子の……泉のおっぱいやらお尻やらを外気やら重力から守る物なので慎重に選びたい。
隣に立つ泉の横顔をこそっと眺める。
泉のイメージからすると薄いブルーや薄いピンクとかそんな感じになるんだけど……それじゃあいつも通りだし泉の持っている下着と被ってしまうので何かつまらない気がする……
かと言って赤やら黒なんかの刺激的な物だと……なんだか脱がせ辛くなりそうな気もする……
種類が豊富過ぎて選べなかったので泉に機能性の良い物を選んでもらい、デザインとカラーをオレが選ぶ事にした。
「あとは透の好きな色と形の選んでいいよ」
少し楽しそうの泉が微笑む。
泉の身体に合いそうな……オレ好みのもの……
迷いに迷って結局真っ白な物と黒い物にした。
どっちも立派に役目を果たしてくれるだろう。
自分で買うと言いはる泉が会計に行く間店の外で待つ。
まだ早い時間だし、この後はこの広いショッピングモールを見て回ろうか?
「透、お会計終わったよっ」
泉が腕に手を絡ませてきたのでそのままゆっくり歩き始める。
「泉まだ見たいところある?時間あるからぶらぶらしようか?」
「うん、次は透の下着見に行こう?」
楽しそうに泉がそんなことを言い出した。
「えっ?オレの!?いいよいいよそんなの、オレはいつも3枚セットの……」
特にこだわりはなかったのでその辺でたまに三枚1000円とか1500円の下着セットを適当に買って済ませていた。
そう言うと泉は唖然としたような顔をした。
「だから透いつも同じような下着着てたんだね。やっぱり今日は私に選ばせて!!」
なぜかいつも以上に熱を持った瞳の泉に引っ張られて売り場に連れて行かれた。
「一枚3000円!?こんなにするの!?いいよオレのパンツなんてどうだって!!こんないいの履いたところで何か変わるわけでもないし、パンツなんかにお金かけるくらいなら泉の下着もう一枚買った方がよっぽど価値があるって!!」
値段に驚いて店を出ようとするとしっかり泉に腕を掴まれてしまった。
「透、私が買うから、ねっ!?真実だってもっと高いの履いてるっていうし、透だって少しくらい自分にお金使ってもいいと思うの……ねっ??」
……真実??
どうして真実の名前が出てくるんだ??
少し不思議に思い泉を見つめる。
「……真実に何か言われたの?」
そう聞くと気まずそうに泉が頷いた。
どうやらこの前真実と出張に行った時にパンツを見られていたらしい。
その時に履いていたパンツがたまたますずしろに爪研ぎをされていたパンツだったらしく、小さな穴が空いていた物だったようだ。
……洗濯物を畳んでいると気まぐれにすずしろが遊びにくる。
乾いたばかりの洗濯物はフワッとしていて気持ちがいい。
すずしろはその洗濯物の山にゴロンと寝転がって畳むのの邪魔をするのが好きなようだった。
好きなことの邪魔をするのは可哀想なので、泉の洗濯物を真っ先に畳みながらしまって、その間はすずしろの好きなようにさせておいているのだが……
生地の感触や爪の立ち具合が好きなのかよくすずしろがオレのパンツの上でゴロゴロしたり爪研ぎする。
出張の時たまたまそのパンツを履いていたのを目ざとく真実に見られていたらしく……
「……真実なんて言ってたの?」
泉はオレから視線を逸らす。
「透にもっとお金かけてやれって……」
小さな声で泉が言った。
……泉に恥ずかしい思いをさせてしまったようだ。
「なんだか……ごめんね。あの時はたまたま……」
そう言うと泉が首を振る。
「それだけが理由じゃないよっ?浅川さんが……真実の下着選んでるって聞いて……少し羨ましくなったの……」
真っ赤な顔をした泉がオレを見上げる。
「その……男の人の下着も色んな種類のがあるんでしょ?浅川さんに教えて貰って調べてみたんだけど……」
泉が携帯電話を弄り、画面を見せてくれた。
画面には色んな男性モデルが色んな種類の下着を着用した画像が写っていた。
……モデルが着用しているとはいえなんだか際どい写真もある。
お尻がほぼほぼ隠れていない男のTバックの画像を泉が見ていたと思うとなんだか複雑な気さえする。
「こんなのとか……どう?」
泉が照れながら一枚の画像を見せてくれた。
これは……ブーメランパンツとかいう……
そういえば真実この前こんなの履いていたなあ……
昔はボクサータイプの下着を真実は着ていたのに趣味が変わったのかと思っていたら、浅川さんの趣味だったのか!!
変に納得した。
泉は更にとんでもないことを言う。
「最初真実も履くの嫌がったらしくて、これ以外は全部処分したって言ってたよ」
……それじゃあ真実はブーメランを履くしか無くなったわけだ。
ものすごく納得した。
「……イヤ?」
遠慮がちに泉が聞いてくる。
別にパンツに特別なこだわりを持っているわけでもないし、イヤでもなんでもない。
履ければそれでいいのだ。
履き心地はいいに越したことはないし、泉もそうして欲しいみたいだし。
……恥ずかしい思いはさせたくないしな
「いいけど泉……ひとつだけ聞かせて??」
「ん?何??」
オレを見つめる泉が首を傾げる。
「このモデルの画像でワルイコトとかしてない??」
どうしてもこれだけは聞いておきたかった。
きょとんと不思議そうな顔をした泉の反応に少しホッとする。
……どうやら大丈夫そうだ。
「なに?どういうこと?」
意味がわからないらしく泉が逆に聞いてくる。
「だってさ、このモデルさんイケメンだしマッチョだし……泉はこういう男がタイプなのかなって……」
新たな心配を胸に抱きながらそう言うと泉はふっと笑った。
「ううん、全然……この画像見ながら透の着ている姿想像して興奮はしたけどって、あっ!?」
再び真っ赤になって下を向いた泉……
……この画像見てオレを想像して……興奮してくれたのね。
そんな泉を見ていたら照れが伝染してしまったようだ。
オレまで顔が赤らんでいくのがわかった。
下を向く泉の肩を優しく抱く。
「これからは外に出る時と泉とエッチする時は泉が選んでくれたの履くよ。すずしろが破いたパンツはすぐ捨てるから……それでいい?」
嬉しそうに泉が頷くのを確認する。
「じゃあどれにしようか?オレよくわからないから泉が選んでよ」
★
泉は数枚のブーメランタイプの下着といつも履いているボクサータイプの下着を選んでくれた。
「やっぱり普段は履き慣れたタイプの方がいいでしょ?私だって突然Tバックって言われたら恥ずかしいし……」
そんなことを言いながら買い物をする。
Tバック……そんな選択肢もあったのか!!
今更ながらにそれに気づくが、まあいいか。
ゆっくりじっくり色んな物に2人で慣れていこう……
そういえば真実も出張先で着替える時なんだか恥ずかしそうにしていたなあとぼんやりと思い出した。
あまりにも颯爽とズボンを履いていたので見過ごしていたが、後ろ姿から見えた耳が赤かったような……
真実も幸せそうだったなあ……
なんだか胸の底がじんわりと温かくなった。
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