優莉 アルバイト中のおしっこ我慢 地獄のような試練

第4章

尿意との戦い

さらに時間が経つにつれて、優莉の膀胱はますます膨らみ、内側から押し上げるような圧迫感がこれまで以上に強く襲ってきた。
朝の習慣であるたっぷりの水と濃いめのコーヒーが、こんなに早く、そして強く身体に響いてくるとは、優莉自身まったく予想していなかった。店長が出て行ってからまだそれほど時間も経っていないはずなのに、膀胱の中ではすでに水とコーヒーが混ざり合い、容赦なく膨張を続けている。

優莉はその異様な感覚に戸惑いながら、カウンターに立つ自分の姿をなんとか保とうとしていた。足をぎゅっと閉じると、膝がわずかに震え始めているのがわかり、太ももに力が入り微かに熱を持つほどだった。

「まだ我慢できる、まだ大丈夫」と、心の中で何度も繰り返し自分に言い聞かせていたが、その言葉はただの自己暗示に過ぎず、身体の反応はそれをあざ笑うかのようにどんどん強まっていた。膀胱の奥でじわじわと熱い波のような感覚が広がり、下腹部に重たくて締め付けるような圧力がどんどん膨張していくのがはっきりと感じられた。

優莉はカウンターの端を両手で軽く握り、身体をまっすぐに保つために意識を集中させた。背筋を伸ばし、肩に力を入れて姿勢を崩さないようにすると同時に、足をぎゅっと閉じたまま太ももをさらに強く寄せあわせた。少しでも膀胱にかかる圧を分散させようと試みたが、その努力はほとんど効果を上げなかった。膝の震えが少しずつ目立つようになってきて、優莉はカウンターの陰でこっそり足を軽く曲げたり伸ばしたりしてみた。右足を少し曲げて重心をずらし、次に左足を伸ばして微妙にバランスを取る——そんな小さな動きを繰り返しながら、なんとかこの膨らむ感覚をやり過ごそうとした。でも、そのたびに下腹部の重さがさらに増していくようで、膀胱が内側からじわじわと膨張する様子が手に取るようにわかった。

朝のたっぷりの水が体内を巡り、コーヒーの利尿作用が追い打ちをかけるように膀胱を満たしていく。優莉は唇を軽く噛み、唇の内側に歯が当たる小さな感触に意識を集中させて、「我慢しなきゃ」と自分を励ました。平常心を保とうと深く息を吸おうとしたが、息を吸い込むたびに膀胱がさらに膨らむような圧迫感が押し寄せ、慌てて浅い呼吸に戻した。

カウンターに立つ優莉は、身体の微妙な動きを隠すようにしながら、店内を見回した。お客さんが棚の間をゆっくり歩いているのが見え、店が空になる気配はない。優莉は両手をカウンターに置いたまま、指先に少し力を入れて気持ちを落ち着かせようとしたが、指先が微かに震えているのに気づいてしまった。膝の震えを抑えようと、足をさらに強く閉じると、今度は太ももの内側が硬く緊張して、熱を持つような感覚が広がった。

「まだ大丈夫だよね…」と心の中で呟きながら、優莉はカウンターの陰でそっと腰を軽く左右に揺らしてみた。身体を動かすことで、膀胱の圧迫感を少しでも和らげられないかと期待したが、その動きもほとんど意味をなさなかった。それどころか、腰を揺らした瞬間、膀胱の奥から一瞬だけ鋭い波が押し寄せ、下腹部全体が締め付けられるような重さが強まった。優莉は慌てて動きを止め、太ももをぎゅっと締めてその感覚を抑え込んだ。額にじんわりと汗が浮かび始め、首筋から背中に冷たいものが伝うのを感じた。頭の中では「我慢、我慢、我慢…」とリズムを取るように繰り返していたが、膀胱の膨張は止まる気配を見せず、優莉をどんどん苦しめてく。

そんな中、ふと時計をちらっと見ると、店長が出て行ってからまだ1時間も経っていないことがわかった。
「こんな短時間でこんなに…？」と、優莉は内心で驚きを隠せなかった。いつもならこんなに早く膀胱が限界を迎えることはないのに、今日は状況が違う。店長の不在、そしてトイレに行けないという現実が、優莉の身体と心に重くのしかかっていた。
膀胱の熱い膨張感と下腹部を締め付けるような重さが、時間とともに増幅していくように感じられ、優莉は「どうしよう…」と小さく呟きながら、なんとかこの状況を乗り切ろうと必死に耐えていた。