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㉖地球人、結構すごいな
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「あの男、でかい声で叫び続けているな。ラーラ姫のそっくりさんが、すごい困っているじゃないか。」
しばらく遠くから見ていたコーラルは、ラーラ姫のそっくりさんが、マンションの前で、今にも泣きそうなのを見て、自然と体が動いてしまった。
コーラルは、手を振りながら、2人に近づいて行った。
「お待たせしましたぁ。
あれ?どうしましたか?お約束道りに来ましたよ。
こないだのお礼に日本をご案内していただけるって。
今日でよかったですよね。」
とっさの嘘をついて、2人に近づいて言った。
ラーラ姫のそっくりさんは、鳩が豆鉄砲をくらったような顔をしていた。
男は、驚いた顔をしていた。
嫌がる女の子相手に、さらに追い打ちをかけようとしたお前が悪いんだぞと悪魔力でスキルの威圧をかけた。
あれ?地球人に威圧が通用しない?
そんな訳ないんだが。。。
手っ取りばやく男を追っ払おうと思ったのに意外としぶといなと心の中で思っていた。
久しぶりに使ったから、使用方法を間違えてる?
ラーラ姫のそっくりさんに分からないように威圧をもう一段階上げてみる。
男の顔が、こわばった。
「あんた、何者なんだよ。催眠術でもかけてるのか? この感覚は、なんだよ」
え?地球人て、正直に感想を言う人種なの?威圧かけられて、感想いうやつ初めて見た。
地球人は、スキルを知らないとカメムシのおっさんが言っていたな。
魔法も使えないし。
非力なわりに正直で、怖いものなしなのか。。。
「催眠術?何をおっしゃられているのか分かりません」
とりあえずシラを切ってみる。スキルはないけど催眠術っていうのが、地球にあるのか。。。
「リュウタさん。何を言っているんですか?催眠術なんてかけてないじゃないですか?」
訳が分からないという感じでラーラ姫のそっくりさんは、言った。
「違うよ。この男は、本当に危険だ。その男に付いていったらやばい。俺、こういう勘て、外れたことないもん」
おお。この男、正直者で、直観力にすぐれているな。
たいしたものだ。地球人にしておくのもったいないな。
「危ないのは、リュウタさんの精神状態です。リュウタさんのほうが、よっぽど怖いです。
マンションの前であんなに大声で怒鳴ったりして。私が、何をしたって言うんですか。
私、一人っ子で今まで、あんなふうに怒鳴られたことなんてないんです。怖すぎます。
本当に今日は帰ってください。文句があるなら、マナトさんに言ってください。
ここへは、二度とこないでください。」
ラーラ姫のそっくりさんは、一人っ子なのか。とコーラルは思っていた。
「この男はとにかく危険なんだよ。分かれよ。牧師なんかじゃないに決まっている」
必死にリュウタという男は言った。
この男、本当にすごい観察眼だな。とコーラルは感心せずにいられなかった。
「私は、この先のカメムシ引越センターの本社ビルに住んでいます。
怪しいものではありません。自分の国に帰るのが少し伸びたので、ここに住んでいます」
「え?本社ビル?引っ越しセンターの人ってこと?牧師じゃなくて?」
リュウタは、驚いた顔をしていた。
「私は、牧師です。カメムシ引越センターの会長は、私の親戚なのです。
今回は、旅費も食費も全て、会長が出してくれています。
嘘ではありません。会長本人に聞いてみてください」
カメムシ引越センターは、日本で一番の引っ越しセンターだ。
北海道から沖縄の小さな島まで、引っ越し出来ますというのが、誰でも知っているキャッチフレーズである。
リュウタは、もう何も言い返せなかった。
マナトのスポンサーというのが、カメムシ引越センターだからだった。
CMに採用されているのだ。
「そ、そうだな。悪かったよ。俺も頭を冷やしながら、帰るとするよ。
マナトのことは、自分で確認するから、あんたも誰にも言うなよ。」
「最初から、誰にも言っていません。大ごとにしたくないんです」
リュウタと言う男は、駅に向かって歩いて行った。
「牧師様。また助けていただき本当にありがとうございました」
「歩いていたら、マンションの前で、先ほどの男性が大声で怒鳴っていたので、驚きました。
見たら、あなたがとても困っているように見えました。
余計なお世話だと思いながら、助けに入りました」
「正直言うと、とても怖かったんです。本当に怖かったんです」
「そうだ、私の国のおまじないがあります。手を貸してください」
とまどいながら、ラーラ姫のそっくりさんは、左手を出した。
コーラルは、安眠魔法の呪文を小さくつぶやいた。
「小さい子供に使うおまじないなんですけど、これで、今日は、よく眠れますよ。
怖い思いをしないで、良い夢が見られるっていうおまじないです」
「ありがとうございます。」
不思議そうな顔をして、ニコっと彼女は笑った。
「さぁ、もう暗くなりますし、あなたはお部屋に戻ってください。
私も会長と会長の家族たちと食事会がありますので、戻ります」
彼女は、お辞儀をして、マンションに入って行った。
実は、月の王からの依頼で、娘がどうやって過ごしているのかを念写を通じて見せてほしいという依頼があったのだ。
本物のラーラ姫は、悪魔城で過ごしているが、そんなことは月の王に言えないので、最近のラーラ姫のそっくりさんを盗撮していた矢先の出来事であった。
しばらく遠くから見ていたコーラルは、ラーラ姫のそっくりさんが、マンションの前で、今にも泣きそうなのを見て、自然と体が動いてしまった。
コーラルは、手を振りながら、2人に近づいて行った。
「お待たせしましたぁ。
あれ?どうしましたか?お約束道りに来ましたよ。
こないだのお礼に日本をご案内していただけるって。
今日でよかったですよね。」
とっさの嘘をついて、2人に近づいて言った。
ラーラ姫のそっくりさんは、鳩が豆鉄砲をくらったような顔をしていた。
男は、驚いた顔をしていた。
嫌がる女の子相手に、さらに追い打ちをかけようとしたお前が悪いんだぞと悪魔力でスキルの威圧をかけた。
あれ?地球人に威圧が通用しない?
そんな訳ないんだが。。。
手っ取りばやく男を追っ払おうと思ったのに意外としぶといなと心の中で思っていた。
久しぶりに使ったから、使用方法を間違えてる?
ラーラ姫のそっくりさんに分からないように威圧をもう一段階上げてみる。
男の顔が、こわばった。
「あんた、何者なんだよ。催眠術でもかけてるのか? この感覚は、なんだよ」
え?地球人て、正直に感想を言う人種なの?威圧かけられて、感想いうやつ初めて見た。
地球人は、スキルを知らないとカメムシのおっさんが言っていたな。
魔法も使えないし。
非力なわりに正直で、怖いものなしなのか。。。
「催眠術?何をおっしゃられているのか分かりません」
とりあえずシラを切ってみる。スキルはないけど催眠術っていうのが、地球にあるのか。。。
「リュウタさん。何を言っているんですか?催眠術なんてかけてないじゃないですか?」
訳が分からないという感じでラーラ姫のそっくりさんは、言った。
「違うよ。この男は、本当に危険だ。その男に付いていったらやばい。俺、こういう勘て、外れたことないもん」
おお。この男、正直者で、直観力にすぐれているな。
たいしたものだ。地球人にしておくのもったいないな。
「危ないのは、リュウタさんの精神状態です。リュウタさんのほうが、よっぽど怖いです。
マンションの前であんなに大声で怒鳴ったりして。私が、何をしたって言うんですか。
私、一人っ子で今まで、あんなふうに怒鳴られたことなんてないんです。怖すぎます。
本当に今日は帰ってください。文句があるなら、マナトさんに言ってください。
ここへは、二度とこないでください。」
ラーラ姫のそっくりさんは、一人っ子なのか。とコーラルは思っていた。
「この男はとにかく危険なんだよ。分かれよ。牧師なんかじゃないに決まっている」
必死にリュウタという男は言った。
この男、本当にすごい観察眼だな。とコーラルは感心せずにいられなかった。
「私は、この先のカメムシ引越センターの本社ビルに住んでいます。
怪しいものではありません。自分の国に帰るのが少し伸びたので、ここに住んでいます」
「え?本社ビル?引っ越しセンターの人ってこと?牧師じゃなくて?」
リュウタは、驚いた顔をしていた。
「私は、牧師です。カメムシ引越センターの会長は、私の親戚なのです。
今回は、旅費も食費も全て、会長が出してくれています。
嘘ではありません。会長本人に聞いてみてください」
カメムシ引越センターは、日本で一番の引っ越しセンターだ。
北海道から沖縄の小さな島まで、引っ越し出来ますというのが、誰でも知っているキャッチフレーズである。
リュウタは、もう何も言い返せなかった。
マナトのスポンサーというのが、カメムシ引越センターだからだった。
CMに採用されているのだ。
「そ、そうだな。悪かったよ。俺も頭を冷やしながら、帰るとするよ。
マナトのことは、自分で確認するから、あんたも誰にも言うなよ。」
「最初から、誰にも言っていません。大ごとにしたくないんです」
リュウタと言う男は、駅に向かって歩いて行った。
「牧師様。また助けていただき本当にありがとうございました」
「歩いていたら、マンションの前で、先ほどの男性が大声で怒鳴っていたので、驚きました。
見たら、あなたがとても困っているように見えました。
余計なお世話だと思いながら、助けに入りました」
「正直言うと、とても怖かったんです。本当に怖かったんです」
「そうだ、私の国のおまじないがあります。手を貸してください」
とまどいながら、ラーラ姫のそっくりさんは、左手を出した。
コーラルは、安眠魔法の呪文を小さくつぶやいた。
「小さい子供に使うおまじないなんですけど、これで、今日は、よく眠れますよ。
怖い思いをしないで、良い夢が見られるっていうおまじないです」
「ありがとうございます。」
不思議そうな顔をして、ニコっと彼女は笑った。
「さぁ、もう暗くなりますし、あなたはお部屋に戻ってください。
私も会長と会長の家族たちと食事会がありますので、戻ります」
彼女は、お辞儀をして、マンションに入って行った。
実は、月の王からの依頼で、娘がどうやって過ごしているのかを念写を通じて見せてほしいという依頼があったのだ。
本物のラーラ姫は、悪魔城で過ごしているが、そんなことは月の王に言えないので、最近のラーラ姫のそっくりさんを盗撮していた矢先の出来事であった。
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