月の国

ホムラ

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107 引っ越しセンターの食堂

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「毎回思うけど、この食堂、うちをパクッてますよね?」

と思いながら、本日の日替わり定食、サバの塩焼きを食べるコーラル。

そう、カメムシ引越センターの食堂は、南の魔法王国の無料で食事ができる場所を模しているのだ。

あそこは、旅人も浮浪者も全員食事が無料で出来る。

ここは、従業員・パート・アルバイト以外は、有料だが、しかし、このステンドグラスといい、この広さ、開放感といいカメムシのおっさんパクリすぎですよね?

初めてここに入った時に、ええ?って思ったもんね。

あの魔女王が、ただただ慈善事業のためだけに建てた訳ではないあの食堂

実のところ、ありとあらゆる人が来るのを想定して、情報収集をするために作られた食堂である。

ここも防犯カメラも沢山あるし、そうですよね?

裏で情報収集をしているよね。

北海道、九州にも似たような食堂があると最近知った。
(そこは、ご当地ものの食事が人気らしい)

悪魔は、何でもかんでも、金につながるように情報を収集しているのだ。

てか、それでいうと最初にこのシステムを考えたあの南の魔女王様も悪魔ってことでいいのかい?

否定はしないよな。

父親10人だもん。

もう、どうなってるのよ。

大人になって最近思うよ。

母さん、あなた、どういう神経なんでしょうか?

内情は、悪魔を超えてる南の魔女王である。
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