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「ちょ、あの……!?」
「セリじゃ」
「セリ、そ、その治療とやらは今からなのか?」
「うむ、一刻を争うからのう。早いに越したことはない。体力が落ちてる故、一日一回が限度じゃな。ああ大丈夫、そなたにも妾にも浄化の術はかけておる故」
「そ、そういう問題ではなく……」
混乱を極めるアウリスの痩せた体を、セリシティアンは優しく抱き締めた。
「怖がることはない。痛いことはせぬ故。万事妾に委ねてくれる約束じゃろう?」
柔らかく暖かいセリシティアンの温もりを全身に感じて、アウリスはぽうっと頭に血が上った。初めて感じる女の体、そして甘い香り。思わずアウリスはセリシティアンを抱き締め返していた。
それを治療の受諾と感じたセリシティアンは、再びゆっくりとアウリスの寝衣を脱がせていく。
気付けばアウリスは全裸でベッドに横たわっていた。
身体中をセリシティアンの指先が優しく労わるように撫でてゆく。
羞恥よりも心地よさが勝っていた。
彼女の指先は優しく、触れられるところ全て気持ちが良い。
「あっ……!」
アウリスの体がビクリと跳ねる。セリシティアンの指先が最も敏感な下腹に触れたからだ。
困惑と肉欲とに揺れる瞳で見上げると、セリシティアンは慈しむように微笑んで、アウリスの陰茎をきゅっと握った。
「はっ……セリ……そこ、は……」
「愛いのうアウリス。優しく抱いてやる故、案ずるでない」
そこで快楽に浸りかけたアウリスは、聞き捨てならないと眉根を寄せた。
「それは……男のセリフではないのか?」
「ん? そうかのう? ならばそなたがいずれ愛しい女子と致すとき、そういって安心させてやるとよい」
楽し気に笑うセリシティアンの愛らしさにドキリとする。
そして、自分とそう歳も変わらない見た目でありながら、成熟した女の色香を纏うセリシティアンに、アウリスは吸い込まれるように釘付けになった。
無垢な少女の様なのに、全身から醸し出される淫らな色香はどういうことであろう。手技による快楽も相まって、頭がクラクラする。
「ふ、気持ち良いか? 大分濡れてきたのう」
すっかり固く勃ちあがり、先走りに濡れたそれをセリシティアンは絶妙な力加減で扱く。
「んああ……待っ、て……出……」
込み上げる射精感に腰が砕けそうになっているところで、セリシティアンはお預けとばかりに動きを止めた。
あともう少しのところを……荒い息の元、恨めし気にセリシティアンを見上げる。
「すまぬのう」
セリシティアンは宥めるようにアウリスの頭を撫で、ローブを纏ったまま自身のショーツを抜き取ると、アウリスに跨り再び陰茎を握った。
「出すなら、妾の中に出すのじゃ」
先に暖かく柔らかいぬめりを感じた。
セリシティアンがゆっくり腰を落とすと、アウリスはズブズブとぬめりの奥に飲み込まれていく。進む度にピッタリと襞が絡みつき、扱き上げるような動きに何度も射精感が込み上げる。
「我慢せずともよい。そなたの好きなタイミングで出すのじゃ」
「し、しかし……」
挿入れただけでイったとあっては(元)童貞といえど男の沽券に関わる――そんなアウリスの繊細な男心を正確に汲み取ったセリシティアンは、にっこりと微笑んだ。
「良いのじゃ。これは性交ではなく、あくまでも治療なのだから」
そうして体を倒して、アウリスの背に腕を回して抱き締めた。
「妾の中に、全部出して」
耳元で甘く囁かれ、アウリスは堪らずに射精した。
「ぐっ……はあっ……!!」
何という快感だ。
女の胎に出すという行為がこんなにも気持ちのいいものだったとは。
アウリスはもう死んでも悔いはない、と思うほどの幸福感に包まれていた。同時に少し体が軽くなったようにも感じる。それは久方ぶりの感覚だった。
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