殿下、頂いたDTはあくまでも治療行為ゆえに!

アマイ

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「あなたは、本当に綺麗だ」

額に、鼻先に、顎に、ちゅっちゅと口付けを落としてゆく。首筋に舌を沿わせると、セリシティアンがビクリと体を震わせた。反応を返されるのが嬉しい。自分に感じてくれていることにこの上ない幸せを感じる。

「セリ、セリ……好きだセリ……」

夢中で乳房を弄って、頂を口に含んでみる。

「はっんん……」

気持ちよさげにセリシティアンが身を捩った。
もっとその甘い声が聞きたい。
セリシティアンの体中至る所を舐め吸いしながら、彼女の善い所をつぶさに探ってゆく。

「あ、アウリスっ!! そ、こは……あああっ……!」

淡い茂みの中から突起を探り当てて、そこをペロリと舌で嬲ると、セリシティアンは一段と甘く喘いだ。感じ過ぎて辛いのか、セリシティアンは身を震わせながらアウリスから逃れようと腰を引く。
だから逃がさないとばかりに腰を掴んで、ぱくりと陰核を口に含んだ。緩急つけて舌で慎重に可愛がると、セリシティアンはぐっと弓形に背を反らせた。突起の下の割れ目が、蜜を零しながらヒクヒクと蠢いている。

「セリ、もしかしてイったのか?」

「は……ん……イく?」

「ええと、ものすごく気持ちよくなること、かな?」

「ああ、すごく気持ち良かった……こんなこと初めて、じゃ……」

「はじ、めて?」

「そう、初めてじゃ。男に身体を触らせるのは」

アウリスの頬にカっと血が上る。
治療の為とはいえ、数々の男達と体を繋げてきただろうことは容易に想像できた。でもセリシティアンは仕事のプロだ。彼女にとってこれは純粋に患者を癒すだけの行為なのだ。
なのに、彼女は己の信念を曲げてまでアウリスに身体を差し出してくれた。

単なる同情かもしれない。
でも、構わない。
彼女の初めての何かに自分がなれたのなら、それが堪らなく嬉しい。

「セリ、ありがとう……」

「気持ちよくなったのは妾の方じゃ。礼を言うなら妾のほうじゃろ?」

微笑みながらセリシティアンが優しく頬を撫でる。
こんなの、好きになるなという方が無理だ。

「挿入てもいいか?」

「うむ、場所は分かるか?」

アウリスは自身を握って泥濘んだ割れ目を上下になぞってみる。グチュグチュと水音を立てながら、つぷっと入り込んだ窪みへグっと身を沈めてみた。

「あふっ……」

合っていたようだ。ホっとしながら絡みつく襞を掻き分けるよう奥を目指す。
最奥に突き当たるとセリシティアンの中がぐっと締まった。

「くっ……全部挿入った」

「ん、奥まで届いておるの」

トロリと甘く笑うセリシティアンに口付けたくて堪らなくなる。でも我慢とアウリスはコツンと額を合わせた。

「セリ、好きだよ。こんな状況で言っても欲に浮かされただけと思うかもしれないけど、僕はやっぱりあなたが好きだ」

「アウリス……んっ!」

困ったように笑う顔を見たくなくて、アウリスは抉る様に奥を突いた。そのまま覆いかぶさるようにセリシティアンの背に腕を回して体をピッタリと重ねる。それだけで身も心も全て得られたような錯覚に陥った。

「セリ、好きだ……好きだよ」

耳元で譫言のように囁く。タンタンとゆっくりと奥を突きながら、今だけは自分のものだと刹那の幸福に浸る。何もかも忘れて、今だけはどうか――

「ああっ……!」

膣内がヒクヒクと蠢いて、一段とアウリスを締め付ける。フルフルと全身を震わせるセリシティアンに無上の喜びを覚えた。こんなにも自分で感じてくれたのだ。
アウリスは愛しい女を善がらせる喜びを初めて知った。

堪らずにアウリスも吐精する。
今まで感じたこともない多幸感に脳髄が痺れる。
この種が芽吹けばいいのにと心の底から思いながら全てを吐き出す。これが治療だということも忘れて。
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