タイムスリップしたので、いじめをとめます

第五章(亜豆編)〜姉と妹〜

６−５真夏

「国会議員だと…」「だから、あんなものも持っていたのね。」「新庄、今までのタイムリープに真夏はいたか？」「いいえ」「…やはり違うのか今までと。」「これから、どうする？」「真夏、お前の父さんについてもっと教えてくれ」「ん～私あんまりお父さんと関わってないからな～」「そうなのか…」「なら、亜豆へ直接聞くしかないな」「えっ、でも…」
「幸いこっちには真夏がいる。」「真夏？」「真夏を使って亜豆を呼ぶ」









～亜豆視点～
今日、私の机に上に【真夏はa区裏倉庫に居る。助けたければ、何も持たずに一人で来い】というのが書かれた紙が置かれていた。
何が起こったのかすぐに理解できた。
何日か前から真夏は消えていた。使用人の人たちが必死に探したようだけど、見つからなかった。もしこの紙が本当だったら…
その時は、おそらくこのクラスに私のことを深く知ってる人が居るということだろう。

とりあえずこの場所に行かないと何も始まらない
そう考え私は、指定された場所へ行く

「真夏ー、いるのー？」
「来たか」そこに居たのは、隣の席の月
くんだった。