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第一世界:世にも不思議な異世界ダンジョン
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《ダンジョン世界:最下層》
ここは地下のダンジョンからモンスターが湧き出る世界。
最下層にいる魔王から送られるモンスターを防ぎとめるべく、多くの冒険者達がダンジョンに潜っていた。
しかし魔王の作りしダンジョンだ、普通のものではない。
ここでは一歩歩けば相手も一歩動き、一度攻撃すれば相手も一度攻撃するというルールがかせられている。
ダンジョンはモンスターの巣窟である。
こちらが一度動いている間に相手の集団も一度動く……圧倒的に不利な条件で戦わされるとんでもない地獄であった。
だが俺は29日間で最下層に到達し、遂に魔王の前に辿り着いた。
「ダンジョンマスターの力を欲する愚か者がまた一人来たか。死ぬ気でようやく奪い取ったこの力、絶対に渡すわけにはいかぬぞ!」
この世界の魔王とはダンジョンの管理人である。
世界中のダンジョンをその手に治め、あらゆる武力と財力を手にした人間である。
倒されれば代替わりとなる為、あちらも必死だ。
しかし、俺には奴に勝つだけ秘策を用意しておいた。
「喰らえ! 【吹き飛ばしの箱】で鍛えに鍛えた盾を投擲!」
「馬鹿め! 我に今更そのような攻撃が効くか!」
そう言って魔王は俺の投げた盾を受け止める。
全てのダンジョンを総べる魔王ということは、あらゆる装備を持っているということだ。
それはつまり、こちらの投擲を無効化する装備も持っているということだ。
「なっ! なんだこれは……勝手に装備しているだと!? しかもこの効果は―――」
俺がこの世界に来て28日かけて鍛えに鍛え続けた究極の盾だ!
このダンジョンで防具は盾しか装備できない。
そして盾には様々な効果が付与でき、その中には特化効果というものがある。
例えば”竜からの攻撃を軽減する”という効果があるが、マイナス効果も一緒に付与することでその効果が増すというものだ。
「な、なんだこのおぞましいものは!? 【-99紙の盾】だと!?」
「それだけじゃない! “竜タイプからのダメージ抵抗100%” “飛行タイプからのダメージ抵抗100%” “火属性ダメージ抵抗100%”! 他にも色々な特化効果が付与されているぞ!」
「そんな馬鹿な! そんな装備が作ればマイナス効果が恐ろしいことに……ま、まさか!?」
「そう、そのまさかだ! その【-99紙の盾】に付与されているマイナス効果を1種類に特化させてある! “人間タイプからのダメージ-99999%”だ!」
ありとあらゆる攻撃への特化効果を付与しただけに、そのマイナス効果は恐ろしいものになっていた!
「フハハハハ! 怖かろう! 俺もこれを作ってるとき、死ぬほど怖かったぞ!」
なにせ所持した瞬間に強制的に装備させて外せなくなる呪い付きだ。
人間タイプのモンスターが出る度に死を覚悟していた。
【吹き飛ばしの箱】の中に入れてなければ多分道中で50回は死んでた。
「さぁお前のターンだ! それを外さなければたった1ダメージすらお前を即死させるものになるぞ!」
「こしゃくな! ならば外せば……クソッ、呪われているのか! ならば【祝福のマジックブック】で呪いを解き、次のターンで外せばいい!」
流石は魔王でありダンジョンマスターだ。
即座に【祝福のマジックブック】で【-99紙の盾】を解呪した。
全てのアイテムを使えるというのは伊達ではない。
だがそれこそが俺の狙いだった!
「かかったな! 特化効果の文字が長すぎて気付かなかったようだが、その盾には”鈍足”の効果がかけられている! つまり―――」
「次に動けるようになるまで2ターンかかるということか!? だがここまで5歩ある! そして投擲は無効化できる! 2ターンでお前になにができる!」
「ここに【木の棒】がある。特殊効果として”フロア全体攻撃”が付与されている」
「………」
「更にお前が1個しか持てない代わりに死んでも復活できる【変わり身の人形】を持っているだろうことも知っている」
「…………待て、話をしよう」
「断る! 死ねえええええええええ!!」
「グワアアアアアアアア!!」
「もういっぱあああああああっつ!!」
「ギィイイイイヤアアアアアア!!」
【木の棒】(制作時間5分)を2振り、それで魔王は滅んだ。
さぁこれで世界に平和が訪れた。
地上に戻ろう。
ここは地下のダンジョンからモンスターが湧き出る世界。
最下層にいる魔王から送られるモンスターを防ぎとめるべく、多くの冒険者達がダンジョンに潜っていた。
しかし魔王の作りしダンジョンだ、普通のものではない。
ここでは一歩歩けば相手も一歩動き、一度攻撃すれば相手も一度攻撃するというルールがかせられている。
ダンジョンはモンスターの巣窟である。
こちらが一度動いている間に相手の集団も一度動く……圧倒的に不利な条件で戦わされるとんでもない地獄であった。
だが俺は29日間で最下層に到達し、遂に魔王の前に辿り着いた。
「ダンジョンマスターの力を欲する愚か者がまた一人来たか。死ぬ気でようやく奪い取ったこの力、絶対に渡すわけにはいかぬぞ!」
この世界の魔王とはダンジョンの管理人である。
世界中のダンジョンをその手に治め、あらゆる武力と財力を手にした人間である。
倒されれば代替わりとなる為、あちらも必死だ。
しかし、俺には奴に勝つだけ秘策を用意しておいた。
「喰らえ! 【吹き飛ばしの箱】で鍛えに鍛えた盾を投擲!」
「馬鹿め! 我に今更そのような攻撃が効くか!」
そう言って魔王は俺の投げた盾を受け止める。
全てのダンジョンを総べる魔王ということは、あらゆる装備を持っているということだ。
それはつまり、こちらの投擲を無効化する装備も持っているということだ。
「なっ! なんだこれは……勝手に装備しているだと!? しかもこの効果は―――」
俺がこの世界に来て28日かけて鍛えに鍛え続けた究極の盾だ!
このダンジョンで防具は盾しか装備できない。
そして盾には様々な効果が付与でき、その中には特化効果というものがある。
例えば”竜からの攻撃を軽減する”という効果があるが、マイナス効果も一緒に付与することでその効果が増すというものだ。
「な、なんだこのおぞましいものは!? 【-99紙の盾】だと!?」
「それだけじゃない! “竜タイプからのダメージ抵抗100%” “飛行タイプからのダメージ抵抗100%” “火属性ダメージ抵抗100%”! 他にも色々な特化効果が付与されているぞ!」
「そんな馬鹿な! そんな装備が作ればマイナス効果が恐ろしいことに……ま、まさか!?」
「そう、そのまさかだ! その【-99紙の盾】に付与されているマイナス効果を1種類に特化させてある! “人間タイプからのダメージ-99999%”だ!」
ありとあらゆる攻撃への特化効果を付与しただけに、そのマイナス効果は恐ろしいものになっていた!
「フハハハハ! 怖かろう! 俺もこれを作ってるとき、死ぬほど怖かったぞ!」
なにせ所持した瞬間に強制的に装備させて外せなくなる呪い付きだ。
人間タイプのモンスターが出る度に死を覚悟していた。
【吹き飛ばしの箱】の中に入れてなければ多分道中で50回は死んでた。
「さぁお前のターンだ! それを外さなければたった1ダメージすらお前を即死させるものになるぞ!」
「こしゃくな! ならば外せば……クソッ、呪われているのか! ならば【祝福のマジックブック】で呪いを解き、次のターンで外せばいい!」
流石は魔王でありダンジョンマスターだ。
即座に【祝福のマジックブック】で【-99紙の盾】を解呪した。
全てのアイテムを使えるというのは伊達ではない。
だがそれこそが俺の狙いだった!
「かかったな! 特化効果の文字が長すぎて気付かなかったようだが、その盾には”鈍足”の効果がかけられている! つまり―――」
「次に動けるようになるまで2ターンかかるということか!? だがここまで5歩ある! そして投擲は無効化できる! 2ターンでお前になにができる!」
「ここに【木の棒】がある。特殊効果として”フロア全体攻撃”が付与されている」
「………」
「更にお前が1個しか持てない代わりに死んでも復活できる【変わり身の人形】を持っているだろうことも知っている」
「…………待て、話をしよう」
「断る! 死ねえええええええええ!!」
「グワアアアアアアアア!!」
「もういっぱあああああああっつ!!」
「ギィイイイイヤアアアアアア!!」
【木の棒】(制作時間5分)を2振り、それで魔王は滅んだ。
さぁこれで世界に平和が訪れた。
地上に戻ろう。
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