37 / 39
第一章 黎明を喚ぶもの
第三十六話 『侵攻する威容』
しおりを挟む
「ああ……そうだな。誰かがクリアしてくれるのを待つなんて、俺らしくないよな」
返答は震え、視界はなぜか淡くにじんだ。
目を擦ると、眼前の男の姿は水面の泡のように消えていた。
届いただろうか? アレンの答えは。
この悪辣な箱庭は、転移者同士が争い合うように出来ている。ただ生活を維持していくことさえ、すべての人間が行うのは困難を極める。
こんなデスゲームは一刻も早く終わらなければならない。
「でもやっぱり、思っちまうよ。マグナさんがいてくれれば……仲間になってくれたなら、どれだけ心強かったかって」
涙は止まってくれなかった。
——なんて自分勝手な人なんだ。
思えばマグナはチームの頃から勝手だった。年上のくせに時間もろくに守らず、練習には遅刻するし、冷蔵庫に入れておいたプリンは無断で食べるし、ゲーム中にVCでの報告を怠る悪癖もあった。
だが、マグナの正確無比な狙撃によって何度も窮地を救われた。プレイ面でもプライベート面でも、何度か相談にも乗ってもらった。
頼りになる仲間だった。少なくとも、チームがあった頃は。
——レベルが19になりました。
——レベルが20になりました。
無機質なアナウンスが耳に響く。
マグナのレベルはよほど高かったのか、18から一気に飛び級で20。視界の端では彼が溜め込んだ、一般の転移者からすれば膨大とも呼べるSPが加算される。
そのレベルとSPの変動が、かつて仲間だった男の死を否応なしに意識させ、アレンの目はまた強く潤んだ。
涙は国内大会の優勝までとっておくつもりだったのに。
アレンはなんとなく、現実の、男の体だった頃よりも泣くのを我慢できなくなった気がした。性別が変わったことによる影響で涙もろくなったのかもしれない。
「……?」
無人になった廊下で、ぽろぽろと涙を流す。
そんな中、にじむ視界の中に、赤いものが床に落ちていることに気が付き、アレンはもう一度目をこすって涙を拭う。
そこはちょうどマグナが倒れていた位置。
新たな主を求めるように、赤い狙撃銃がその身を横たえていた。
「これ……は」
ゲームオーバーになった転移者は本来、その場になにも残さない。手に持っていた物も、インベントリの中身もすべて消えてしまう。
だからこれは、マグナが意図して手放しておいたのだと思った。
過酷な道を行こうとするアレンへの、せめてもの餞別として。
肉体やその意志が、ゲームオーバーの闇へ呑まれ、消えてしまったのだとしても。確かに一つ、ここに遺されたものがある。
アレンは手を伸ばし、その深紅の銃床にそっと触れた。
*
いつまでもくよくよはしていられない。マグナとの戦いを終え、アレンはすぐに、階下で<エカルラート>のメンバーを抑えてくれていたミカンの援護に向かわねばならなかった。
マグナの形見とも言えるその銃をインベントリにしまい、廊下を戻る。
涙はもう止まっていた。
「ミカン!」
エントランスの二階から、ホールのどこかにいるであろう姿を探す。
目的の彼女は、すぐに見つかった。
「あっ、アレンさん! よかった……! 無事だったんですねっ」
「……。なにしてんだ?」
手すりから身を乗り出すと、ほぼ真下の壁際で、ミカンはボーナスウェポンの盾を構えていた。さらにユニークスキルである『イージスプロトコル』の障壁を展開している。
部屋の壁に向かって、半球状の大きなバリアを張っているのだ。
もし一人にしたミカンの身になにかあれば、という危惧から急いで戻ってきたアレンだったが、謎の光景に思わず疑問符が頭に浮かぶ。
だが、角度の関係でアレンからはよく見えないのだが、なにかイージスプロトコルのバリアと壁の間から、うめき声のようなものがいくつか聞こえてきた。
「た、助けてくれーッ」
「つぶされる……つぶされる~」
「ぐえっ、あ、脚が……おいっ、押すな! 痛いんだよさっきからっ」
「仕方ないだろ!? どうにもできねえよ、それにこっちだって——うぐぐ」
どうやらそれは、<エカルラート>の構成員たちが挟まれているらしかった。
エントランスホールの壁と、ミカンのバリアの間に。さながらサンドイッチみたく。
「どうですかアレンさんっ、わたし閃いたんです! こうすれば誰も傷つけず無力化できるって……! わ、わたし天才じゃないですか!?」
「ムチャクチャやってんなお前……」
「以前のモンスターにも怯えて縮こまってたわたしじゃできませんでした。これも全部、前に出る勇気のきっかけを与えてくれたアレンさんのおかげです! ありがとうございます、アレンさんっ!」
「ああそう……それはよかった。……ちょっと前に出過ぎな気はするけど……」
——キメラじゃなかったら、精肉加工のプレス機でぺちゃんこにされたお肉みたいになってるんじゃないか。
押しつぶされてぎゅうぎゅうにされた彼らを哀れみ、満面の笑顔を浮かべるミカンにアレンは引きつった笑みしか返せなかった。
ともかく心配は無用だったらしい。アレンは落ち着いて階段を下り、ミカンのそばへ近づく。改めて再会を喜び合うと、『イージスプロトコル』で拘束されたかわいそうな彼らを開放する。
「お前……っ」
「待て。マグナさんはもういない。<エカルラート>もな」
自由になった彼らは疲弊の色を覗かせながらも、アレンたちに警戒する様子を見せた。そんな元<エカルラート>の者たちに、アレンは戦いは終わったのだと諭す。
「指示を出した人間がいないんだ。もう争う意味もない」
「え? マ、マグナ様が……!?」
「そんなはずがない、あの人が負けるもんか! あんなに強いのに——」
「おいっ、でも所属ギルドの表示が……それに通話機能の項目もグレーアウトしてるぞ!?」
「本当だ、これは……ギルドが——<エカルラート>がなくなってる!」
しばらく混乱して言い合いになりかけるも、マグナの死は誰の目にも明らかだ。
システムは嘘をつかない。そのため、彼らも次第に<エカルラート>が終わったことを受け入れざるを得なかった。
もはや抗争の気力もなく、抜け殻のようになってしまった彼らは、<和平の会>のギルドハウスを散り散りに出ていく。居場所を失った元<エカルラート>のメンバーたちがこれからどうするかは、アレンにとっても気がかりではあったが、この先のことは彼ら自身で決めていくしかない。
「しかしまさか、一人で敵を制圧してるとは。本当に成長したな、ミカン。……やり方はアレだが」
「えへへ。アレンさんこそ平気ですか?」
「なんとかな……あ、そうだ。指輪、ありがとな。なんか、壊れちゃったみたいなんだけど……」
「あ……効力を発揮したんですね。気にしないでください。それより、わたしが平気かって聞いたのは体のことじゃなくて、むしろ心の方です。チームメイト、だったんですよね……?」
キメラに外傷などないのだから、そもそも姿が見えた時点で体の心配をする意味はない。
それよりも、かつての仲間をゲームオーバーの死へ追いやったことを気遣うミカンの優しさに、遅れてアレンは思い至った。
「まあ、な。でも……大丈夫だよ。むしろ、マグナさんの暴走を止めたのが俺でよかった。折り合いがついた、っていうか」
「そう、ですか。確かに、なんだか前向きな顔してます。ふふ、アレンさんもちょっぴり、出会った頃と比べると変わった気がしますよ」
初めて会った時なんて本名でアルケーに登録したわたしで大笑いするし、態度もどこか素っ気なかったです、とミカン。
(……誰のせいだと)
仲間なんて要らない。もう作らない。
そう心を閉ざしていたアレンを変えたのはミカンだ。
「ふぁ……流石に今日は疲れた。窓の外も、もう明るくなる直前って感じじゃないか」
「わ、アレンさんのあくびかわいいです」
「うるさい。早く帰りたい……けど、そういえばイベントの方はどうなったんだ?」
「そ、そういえば。もう終わったんでしょうか? だとすればボスモンスターは誰が倒したんでしょう」
「終わったんなら、始まった時みたいにメッセージが送られてくるんじゃ——」
——パォォォォォォオオオオオオオオオオオオオオッッ!!
「……。なんだ?」
「い、今の……? 気のせい、じゃないですよね?」
「ああ、確かに聞こえた。遠くの方から……象の鳴き声? みたいな」
金管楽器の音にも似た、ギルドハウスの壁を震わせるような彼方からの声。
アレンたちは会話を中断し、顔を見合わせる。
「嫌な予感がする。外を確認しよう」
「は、はいっ」
いそいそと外へ出ると、その威容は朝焼けを背負いながら、東の方角で吠えていた。
「パオオオオオオオオオオォォォォォ!!」
「っ、なんて声だ。ここまで響いてくるぞ」
「あ、あれ……モンスター、ですよね」
「転移者に見えるか? きっとあれがボスだ。まだイベントは終わっちゃいなかった……!」
町の向こう。遠景の山と見紛うほどの巨体。
昇りつつある陽の光を背に受け、危険にきらめく黒の毛並み。もはやそれだけで建物一つを超える全長の、鋭くもカールした一対の牙。そしてそれに挟まれた、振り回せば嵐さえ起こしかねないと思えるほど長大な鼻。
ボスモンスター。そしてモデルは明らかに、太古の時代を闊歩する——
「マンモス……なんて。ど、どうしましょうアレンさん。そうだ、平野の人たちが心配です……! すぐに助けに行かないとっ」
「待て! 今から平野に向かっても間に合わない。デカすぎて距離感が掴みづらいが、あれはもう町のそばまで侵攻してる」
「じゃあどうすれば……っ」
返答は震え、視界はなぜか淡くにじんだ。
目を擦ると、眼前の男の姿は水面の泡のように消えていた。
届いただろうか? アレンの答えは。
この悪辣な箱庭は、転移者同士が争い合うように出来ている。ただ生活を維持していくことさえ、すべての人間が行うのは困難を極める。
こんなデスゲームは一刻も早く終わらなければならない。
「でもやっぱり、思っちまうよ。マグナさんがいてくれれば……仲間になってくれたなら、どれだけ心強かったかって」
涙は止まってくれなかった。
——なんて自分勝手な人なんだ。
思えばマグナはチームの頃から勝手だった。年上のくせに時間もろくに守らず、練習には遅刻するし、冷蔵庫に入れておいたプリンは無断で食べるし、ゲーム中にVCでの報告を怠る悪癖もあった。
だが、マグナの正確無比な狙撃によって何度も窮地を救われた。プレイ面でもプライベート面でも、何度か相談にも乗ってもらった。
頼りになる仲間だった。少なくとも、チームがあった頃は。
——レベルが19になりました。
——レベルが20になりました。
無機質なアナウンスが耳に響く。
マグナのレベルはよほど高かったのか、18から一気に飛び級で20。視界の端では彼が溜め込んだ、一般の転移者からすれば膨大とも呼べるSPが加算される。
そのレベルとSPの変動が、かつて仲間だった男の死を否応なしに意識させ、アレンの目はまた強く潤んだ。
涙は国内大会の優勝までとっておくつもりだったのに。
アレンはなんとなく、現実の、男の体だった頃よりも泣くのを我慢できなくなった気がした。性別が変わったことによる影響で涙もろくなったのかもしれない。
「……?」
無人になった廊下で、ぽろぽろと涙を流す。
そんな中、にじむ視界の中に、赤いものが床に落ちていることに気が付き、アレンはもう一度目をこすって涙を拭う。
そこはちょうどマグナが倒れていた位置。
新たな主を求めるように、赤い狙撃銃がその身を横たえていた。
「これ……は」
ゲームオーバーになった転移者は本来、その場になにも残さない。手に持っていた物も、インベントリの中身もすべて消えてしまう。
だからこれは、マグナが意図して手放しておいたのだと思った。
過酷な道を行こうとするアレンへの、せめてもの餞別として。
肉体やその意志が、ゲームオーバーの闇へ呑まれ、消えてしまったのだとしても。確かに一つ、ここに遺されたものがある。
アレンは手を伸ばし、その深紅の銃床にそっと触れた。
*
いつまでもくよくよはしていられない。マグナとの戦いを終え、アレンはすぐに、階下で<エカルラート>のメンバーを抑えてくれていたミカンの援護に向かわねばならなかった。
マグナの形見とも言えるその銃をインベントリにしまい、廊下を戻る。
涙はもう止まっていた。
「ミカン!」
エントランスの二階から、ホールのどこかにいるであろう姿を探す。
目的の彼女は、すぐに見つかった。
「あっ、アレンさん! よかった……! 無事だったんですねっ」
「……。なにしてんだ?」
手すりから身を乗り出すと、ほぼ真下の壁際で、ミカンはボーナスウェポンの盾を構えていた。さらにユニークスキルである『イージスプロトコル』の障壁を展開している。
部屋の壁に向かって、半球状の大きなバリアを張っているのだ。
もし一人にしたミカンの身になにかあれば、という危惧から急いで戻ってきたアレンだったが、謎の光景に思わず疑問符が頭に浮かぶ。
だが、角度の関係でアレンからはよく見えないのだが、なにかイージスプロトコルのバリアと壁の間から、うめき声のようなものがいくつか聞こえてきた。
「た、助けてくれーッ」
「つぶされる……つぶされる~」
「ぐえっ、あ、脚が……おいっ、押すな! 痛いんだよさっきからっ」
「仕方ないだろ!? どうにもできねえよ、それにこっちだって——うぐぐ」
どうやらそれは、<エカルラート>の構成員たちが挟まれているらしかった。
エントランスホールの壁と、ミカンのバリアの間に。さながらサンドイッチみたく。
「どうですかアレンさんっ、わたし閃いたんです! こうすれば誰も傷つけず無力化できるって……! わ、わたし天才じゃないですか!?」
「ムチャクチャやってんなお前……」
「以前のモンスターにも怯えて縮こまってたわたしじゃできませんでした。これも全部、前に出る勇気のきっかけを与えてくれたアレンさんのおかげです! ありがとうございます、アレンさんっ!」
「ああそう……それはよかった。……ちょっと前に出過ぎな気はするけど……」
——キメラじゃなかったら、精肉加工のプレス機でぺちゃんこにされたお肉みたいになってるんじゃないか。
押しつぶされてぎゅうぎゅうにされた彼らを哀れみ、満面の笑顔を浮かべるミカンにアレンは引きつった笑みしか返せなかった。
ともかく心配は無用だったらしい。アレンは落ち着いて階段を下り、ミカンのそばへ近づく。改めて再会を喜び合うと、『イージスプロトコル』で拘束されたかわいそうな彼らを開放する。
「お前……っ」
「待て。マグナさんはもういない。<エカルラート>もな」
自由になった彼らは疲弊の色を覗かせながらも、アレンたちに警戒する様子を見せた。そんな元<エカルラート>の者たちに、アレンは戦いは終わったのだと諭す。
「指示を出した人間がいないんだ。もう争う意味もない」
「え? マ、マグナ様が……!?」
「そんなはずがない、あの人が負けるもんか! あんなに強いのに——」
「おいっ、でも所属ギルドの表示が……それに通話機能の項目もグレーアウトしてるぞ!?」
「本当だ、これは……ギルドが——<エカルラート>がなくなってる!」
しばらく混乱して言い合いになりかけるも、マグナの死は誰の目にも明らかだ。
システムは嘘をつかない。そのため、彼らも次第に<エカルラート>が終わったことを受け入れざるを得なかった。
もはや抗争の気力もなく、抜け殻のようになってしまった彼らは、<和平の会>のギルドハウスを散り散りに出ていく。居場所を失った元<エカルラート>のメンバーたちがこれからどうするかは、アレンにとっても気がかりではあったが、この先のことは彼ら自身で決めていくしかない。
「しかしまさか、一人で敵を制圧してるとは。本当に成長したな、ミカン。……やり方はアレだが」
「えへへ。アレンさんこそ平気ですか?」
「なんとかな……あ、そうだ。指輪、ありがとな。なんか、壊れちゃったみたいなんだけど……」
「あ……効力を発揮したんですね。気にしないでください。それより、わたしが平気かって聞いたのは体のことじゃなくて、むしろ心の方です。チームメイト、だったんですよね……?」
キメラに外傷などないのだから、そもそも姿が見えた時点で体の心配をする意味はない。
それよりも、かつての仲間をゲームオーバーの死へ追いやったことを気遣うミカンの優しさに、遅れてアレンは思い至った。
「まあ、な。でも……大丈夫だよ。むしろ、マグナさんの暴走を止めたのが俺でよかった。折り合いがついた、っていうか」
「そう、ですか。確かに、なんだか前向きな顔してます。ふふ、アレンさんもちょっぴり、出会った頃と比べると変わった気がしますよ」
初めて会った時なんて本名でアルケーに登録したわたしで大笑いするし、態度もどこか素っ気なかったです、とミカン。
(……誰のせいだと)
仲間なんて要らない。もう作らない。
そう心を閉ざしていたアレンを変えたのはミカンだ。
「ふぁ……流石に今日は疲れた。窓の外も、もう明るくなる直前って感じじゃないか」
「わ、アレンさんのあくびかわいいです」
「うるさい。早く帰りたい……けど、そういえばイベントの方はどうなったんだ?」
「そ、そういえば。もう終わったんでしょうか? だとすればボスモンスターは誰が倒したんでしょう」
「終わったんなら、始まった時みたいにメッセージが送られてくるんじゃ——」
——パォォォォォォオオオオオオオオオオオオオオッッ!!
「……。なんだ?」
「い、今の……? 気のせい、じゃないですよね?」
「ああ、確かに聞こえた。遠くの方から……象の鳴き声? みたいな」
金管楽器の音にも似た、ギルドハウスの壁を震わせるような彼方からの声。
アレンたちは会話を中断し、顔を見合わせる。
「嫌な予感がする。外を確認しよう」
「は、はいっ」
いそいそと外へ出ると、その威容は朝焼けを背負いながら、東の方角で吠えていた。
「パオオオオオオオオオオォォォォォ!!」
「っ、なんて声だ。ここまで響いてくるぞ」
「あ、あれ……モンスター、ですよね」
「転移者に見えるか? きっとあれがボスだ。まだイベントは終わっちゃいなかった……!」
町の向こう。遠景の山と見紛うほどの巨体。
昇りつつある陽の光を背に受け、危険にきらめく黒の毛並み。もはやそれだけで建物一つを超える全長の、鋭くもカールした一対の牙。そしてそれに挟まれた、振り回せば嵐さえ起こしかねないと思えるほど長大な鼻。
ボスモンスター。そしてモデルは明らかに、太古の時代を闊歩する——
「マンモス……なんて。ど、どうしましょうアレンさん。そうだ、平野の人たちが心配です……! すぐに助けに行かないとっ」
「待て! 今から平野に向かっても間に合わない。デカすぎて距離感が掴みづらいが、あれはもう町のそばまで侵攻してる」
「じゃあどうすれば……っ」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
異世界へ行って帰って来た
バルサック
ファンタジー
ダンジョンの出現した日本で、じいさんの形見となった指輪で異世界へ行ってしまった。
そして帰って来た。2つの世界を往来できる力で様々な体験をする神須勇だった。
再婚相手の連れ子は、僕が恋したレンタル彼女。――完璧な義妹は、深夜の自室で「練習」を強いてくる
まさき
恋愛
「初めまして、お兄さん。これからよろしくお願いしますね」
父の再婚によって現れた義理の妹・水瀬 凛(みなせ りん)。
清楚なワンピースを纏い、非の打ち所がない笑顔で挨拶をする彼女を見て、僕は息が止まるかと思った。
なぜなら彼女は、僕が貯金を叩いて一度だけレンタルし、その圧倒的なプロ意識と可憐さに――本気で恋をしてしまった人気No.1レンタル彼女だったから。
学校では誰もが憧れる高嶺の花。
家では親も感心するほど「理想の妹」を演じる彼女。
しかし、二人きりになった深夜のキッチンで、彼女は冷たい瞳で僕を射抜く。
「……私の仕事のこと、親に言ったらタダじゃおかないから」
秘密を共有したことで始まった、一つ屋根の下の奇妙な生活。
彼女は「さらなるスキルアップ」を名目に、僕の部屋を訪れるようになる。
「ねえ、もっと本気で抱きしめて。……そんなんじゃ、次のデートの練習にならないでしょ?」
これは、仕事(レンタル)か、演技(家族)か、それとも――。
完璧すぎる義妹に翻弄され、理性が溶けていく10日間の物語。
『著者より』
もしこの話が合えば、マイページに他の作品も置いてあります。
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/658724858
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる