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おかしな出来事
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「って、なんでバトルアクション満載の出会いやねん! こんなんしにきたちゃうわ!」
ベタベタの方言でマシュマロは叫びました。
「ええか、ポッキー。ついさっきブリッツが誘拐されたんや! 家ごと!」
家ごと? ポッキーは親友の言葉に疑問を感じました。
「でも、売り地って書いてあったわよ?」
「そうやねん! ええか、落ち着いてよく聞き! 大変なことが起きとるのは明白やろ!? つまりブリッツが誘拐されたんや! 家ごと!」
いや、それ質問の答えになってなくない? と言おうとしたが、確かに大変な事態であるし今は親友の言葉に耳を傾けることにしました。
「それで、誰が我が愛しき彼氏を誘拐したの?」
「ああ。それは、悪名高きあの男……バナナプリンや!」
マシュマロが口に出したのは、金にがめつい嫌な奴、悪魔の金貸し屋の異名を持つ男の名です。
「バ、バナナプリンですって。なぜ、がめつい金貸し屋が私のブリッツを……」
「それは分からへん。分かっとることはブリッツが危険やと言うことだけや」
ブリッツが危険。それはポッキーにとって、ポッキーのチョコが溶けてただの棒になるより大変な事態でした。
「い、いったいどうすれば……」
「落ち着け! ポッキーとブリッツは名の通り、折っても折れない関係やろうが!」
いや、折ったら折れるよ。
上手いこと言ったつもりのマシュマロに、ポッキーは口を出さなかった。
「普通は白馬の王子様が姫を迎えにいくものやが……、姫が白馬の王子様を迎えにいく物語りもアリやろ?」
アリアリのアリだ。ポッキーは親友の言葉を聞いてこぶしを握り締めました。
「私、バナナプリン城までブリッツを迎えに行くわ!」
「行ってこい! 折れないポッキーの力を魅してこい!」
親友の言葉に後押しされて、ポッキーはブリッツを迎えに行く旅に出るのでありました。
ベタベタの方言でマシュマロは叫びました。
「ええか、ポッキー。ついさっきブリッツが誘拐されたんや! 家ごと!」
家ごと? ポッキーは親友の言葉に疑問を感じました。
「でも、売り地って書いてあったわよ?」
「そうやねん! ええか、落ち着いてよく聞き! 大変なことが起きとるのは明白やろ!? つまりブリッツが誘拐されたんや! 家ごと!」
いや、それ質問の答えになってなくない? と言おうとしたが、確かに大変な事態であるし今は親友の言葉に耳を傾けることにしました。
「それで、誰が我が愛しき彼氏を誘拐したの?」
「ああ。それは、悪名高きあの男……バナナプリンや!」
マシュマロが口に出したのは、金にがめつい嫌な奴、悪魔の金貸し屋の異名を持つ男の名です。
「バ、バナナプリンですって。なぜ、がめつい金貸し屋が私のブリッツを……」
「それは分からへん。分かっとることはブリッツが危険やと言うことだけや」
ブリッツが危険。それはポッキーにとって、ポッキーのチョコが溶けてただの棒になるより大変な事態でした。
「い、いったいどうすれば……」
「落ち着け! ポッキーとブリッツは名の通り、折っても折れない関係やろうが!」
いや、折ったら折れるよ。
上手いこと言ったつもりのマシュマロに、ポッキーは口を出さなかった。
「普通は白馬の王子様が姫を迎えにいくものやが……、姫が白馬の王子様を迎えにいく物語りもアリやろ?」
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「私、バナナプリン城までブリッツを迎えに行くわ!」
「行ってこい! 折れないポッキーの力を魅してこい!」
親友の言葉に後押しされて、ポッキーはブリッツを迎えに行く旅に出るのでありました。
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