私と異国からきた水神さま

かず斉入道

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第19話 入学式が終わり数日経てば(2)

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 そこまでいけば小学校時代からの友達である、幸ちゃんや紗枝ちゃん、芽衣ヤーイーちゃんたち……。

 その他の子達や、今年から先輩になる子達まで男女問わずいると思うから慌てて向かうのだと私が朝早くから物々しく説明をすれば。
 みなさんは「……? ?」と思うかもしれないけれど。
 今の時代西暦2060年の日本は高齢化と少子化が進み、日本人の人口が減少していった。

 だから国は【European Union】こと欧州連合やアメリカ、ロシア等とは違う真逆な政策である移民政策を続行し、色々な国々の労働者へと在留資格【職労ビザ】を発行して、日本の労働力と経済を支え、活性化を図る。

 でも数十年も前から色々な人達に指摘をされてきたEU諸国のような治安悪化がやはり日本でも起こり。特に女性への暴力事件や性犯罪事件は、日本国内で幼い子供から高齢者まで年齢問わず多発している状態で……。

 日本国自体も昭和の敗戦後からの外国人への法の裁きの整備がいまだにできていない状態だから
 もしも女の子、女性が性犯罪に遭い、警察へと頼っていっても法のために警察の方も外国の犯罪者に対して対処ができない状態だから。大きな災難に遭ったと諦めるしかない状態……。

 だから各都道府県の市や町、村の大人達……。自治会……。各国を問わず自衛団を組み、弱い立場の老人や女性、子供達を守ろうと朝早から夜遅くまで、この通りの交通整理や町の中をパトロールしては、少しでも自分達が住み生活している地域をよくしようとボランティア活動をしてくれているのだ。

 だから私もその場所までは全速力で向かう。自分が性犯罪や暴力事件には巻き込まれたくはないから。色々な国々の小学生達がランドセルを嬉しそうに背負い。自分の父親や母親達に連れられて歩き登校をする姿……。

家のお爺ちゃんやお婆ちゃん、お父さんやお母さんの時代にはなかったらしい、父兄同伴の登下校の、川の流れのような歩道の中を私は全速力で駆け抜けていくのだ。

 そして現地へと到着すれば。

「あっ! 幸ちゃん~! 芽衣ヤーイーちゃん~! おはよう~!」

 私は声だけではなく、手を振りながら二人が立ち並び、満面の笑みを浮かべながら手を振ってくれる場所へと慌てて駆け寄っていき、到着すれば。

「紗枝ちゃんは?」と自分の首を傾げた。



 ◇◇◇





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