私と異国からきた水神さま

かず斉入道

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第47話 L〇NE交換(4)

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「えぇ~、だって~」

 私はいつものイオナ君の前に立ちはだかる不愛想仮面の私ではなく、年頃の少女らしい乙女チックな甘え声音を何故か無意識に使用しながら。彼が私に対して酷いことばかりをするのと。彼はプレイボーイだから嫌……。私は敬遠しているのだと言えることもできず、モジモジ、ソワソワと落ち着きなくしていると。

「アスワンは美月ちゃんが、イオナが自分に好意を寄せていることに気がついているとばかり思っていたよ」
「ああ、それはうちも思っていた」
「ああ、私も」と。

 アスワンちゃんの言葉に釣られるように紗枝ちゃんと幸ちゃんも私がイオナ君の好意に気がついているとばかり思っていたと、苦笑いを浮かべつつ告げてきた。

「うぅん、私、全く気がつかなかった」

 私は照れ恥かしいので下を向きつつ首を振った。

「ほら、出来たぞ、美月……」

 イオナ君は私のスマートフォンへと、自分のL〇NE登録を澄ませば、威張って手渡してきた。

「ありがとう」

 私は別にイオナ君へとお礼を告げる義理はないのだが。何故か彼にいつもと違う自分自身で素直にお礼を告げた。

「ひゅひゅ」
「熱い、熱いなー!」
「マジで熱いな」
「イオナと神童は、あっ、ちちちだ!」

 そんな私達二人を見れば思春期のクラスメイトの男子達は直ぐにニヤニヤといやらしく笑いながら揶揄してくる。

「「わっ、はははははは」」

 そして嘲笑いの攻撃も私達二人へと加えてくる。


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