私と異国からきた水神さま

かず斉入道

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第102話 幼馴染の死 (6)

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 移動した私達は紗枝ちゃんの御両親や親戚の方だと思われる人達から離れた位置へと座りました。

 紗枝ちゃんのお父さんとお母さんは嗚咽を漏らすのを耐え抜き、笑顔で私達に近くで座らないか? と勧めてくれました。

 でも火葬場の窯の位置からカフェつきの待合室までの移動の最中に、紗枝ちゃんとは幼い頃から言い争いだけでなく、本気の殴り合いや髪の引っ張り合いまでしていた。それでも大変に仲のよかった芽衣ヤーイーが下を向き歩きながら。

「犯人は絶対私が見つけ殺してやる……。殺してやる……。紗枝の仇は必ず私が犯人を見つけ殺してやる……」

 と、誰にも聞こえないぐらいの小声でブツブツと呟きながら歩き。休憩室についても芽衣ヤーイーちゃんの殺害予告の呟きは止まらないから。
 私が紗枝ちゃんのお父さんとお母さんには、にへらと笑いながら。

「私達はここで大丈夫です」

 私以外の紗枝ちゃんの幼馴染、友人達は自分の顔を相変わらず両手で覆い隠しながら嗚咽を漏らすか、下を向き啜り泣きをしているか、犯人に対して呪いと復讐をの言葉を呟いているかのどちらで正常な様子ではないから断りました。

「あら、そうなの?」
「君達の事は小さい頃から知っているから、気を遣わなくていいんだよ」

 紗枝ちゃんのお母さんやお父さんは穏やかに告げてくれたのだけれど。

「私達は本当にここで大丈夫ですから」

 私は再度、下を向く幸ちゃんやアスワンちゃん……。本当に今憎しみに心を奪われ恐ろしい形相をしている芽衣ヤーイーちゃんの代わりに、にへらと笑い言葉を返しましたと説明をすれば。
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