私と異国からきた水神さま

かず斉入道

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第120話 計画(8)

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 芽衣ヤーイーちゃんに続き、あの大人しい幸ちゃんもアスワンちゃんの考え方が可笑しいと強硬的な姿勢と、必ず犯人を見つけ殺害するか、自分を襲ってきたら返り討ちにしてやるのだと決意を私達へと告げてきました。

 だから私は幸ちゃんと芽衣ヤーイーちゃんと幼馴染、友人であることを誇りに思うのでした。

「凄い~」、「素晴らしい」

 私は歓喜しながら手をパチパチと叩くほど二人を褒め称えました。

「二人共がんばろうね。紗枝ちゃんの仇を本気でとろうと思うことができるのは。紗枝ちゃんの幼馴染で、小さい頃から一緒に和気藹々と語り、遊んできた私達三人だから」

 と、私はアスワンちゃんに対して当てつけを遠回しに告げてやりました。

 それと凶悪な犯人が、私達と同性代の男の子だと、早々に限定するのも可笑しいと思いました。

 だって今の日本とまだ何とか他国から呼んでもらえている国は、大変な大金持ちだけれど。国民は貧困層に堕ち、飢えているこの国で、同性同士の恋愛も盛んにおこなわれていると私はSNS内のサイトでも見て確認しているから。
 あれほど仲がよかった紗枝ちゃんの復讐を自主的におこなおうとはしない、アスワンちゃんが犯人だと言うこともありえるから。
 私は威嚇も込めてアスワンちゃんが不快に思うように、自分の口の端を吊り上げ冷たく告げた。

「…………」

 だからアスワンちゃんは下を向いた。

 でもこの時の私は幼馴染を失い、闇に覆われ、心が病んで冷たくなっているから。アスワンちゃんが本当に悲しく、切なく、落ち込んでいることに気がついてあげることもできないくらい心が冷めていました。

 だってお父さんが自衛団に参加していると言っても、妙に猟奇殺人の内容に詳しいアスワンちゃんに対して私は犯人候補の一人と認識したからなのでした。






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