私と異国からきた水神さま

かず斉入道

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第153話 私の勝手な行動(7)

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 イオナのお兄さんは、私に自分は只のお化けではなく、この地を守っていた水神さま、竜神さまに近い存在で、本物の桃の精霊さまだから。私と彼が毎晩交わっていれば遅かれ早かれ。私は神さまの子を宿すことになるのだと教えてくれたのだ。

 だから私は、その時に驚愕しながら。

『あなたの言っていることはうそー! うそでしょう? あなたのようなお化けにそんなことなどできはしない! うそばかりを言わないでよー!』

 私は桃の精霊さまへと怒声を吐いた。

 でも彼は『クス』と妖艶に薄ら笑いを浮かべ、私へと首を振りながら。

『昔からいるじゃないか? 幼い少女が結婚していない。彼氏もいないのに出産をしてだと祀られ、拝まれる事が世界中の至る所で起きているじゃない……。でも、まあ、最終的には、その娘さんの家族の誰かが少女が寝ている間に強姦したから妊娠をしたのだろう? と言われているけれど。実は違う事もあるんだよ。僕と君との関係みたいにね』

 桃の精霊さまは更に妖艶に微笑みながら私へと恐ろしい事実を教えてくれた。

『えっ! うそ? うそよね、あなた?』

 私はその話を桃の精霊さまへと教えてもらった時に、自分の顔の血が引くほど真っ青な顔で震えながら彼に尋ねました。

『うぅん、何度も君に告げるけれど、嘘偽りではないからね。本当の事さ……。だからさ、君は僕のお嫁さんで、精霊の子供をお腹に宿して出産するのだよ。この地の悪しき霊を押さえ、この地を平穏な地へと戻す為に。君は神に選ばれた新しい日本人を産むための巫女様なのだから。神である僕の意思に逆らい、楯突く事はできないのだよ。僕の可愛いお嫁さん……』



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